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2015.01.28

日清紡ブレーキ、米で非スチール材ベース銅フリーブレーキパッド

 日清紡ブレーキ(西原孝治社長、東京都中央区)は、スチール繊維を含まない摩擦材(NAO材=ノンアスベストオーガニック材)をベースとした銅使用規制対応のブレーキパッドを開発し、今年末から米国で量産を始める。同社がNAO材ベースの銅フリーブレーキパッドを生産するのは今回が初めて。銅含有量は0・5%未満で、米カリフォルニア州の2025年規制に対応する。米国自動車メーカー向けに、月1万台弱を生産する。同州では21年から段階的に摩擦材の銅使用規制が導入される。米国でニーズの高いNAO材ベースで規制に対応することで、将来的な需要増が見込まれる銅フリー摩擦材の受注拡大に結びつける。

 同州では環境負荷低減を目的に、摩擦材の銅使用規制が導入される。21年以降には銅含有量5%以上、25年以降は同0・5%以上の摩擦材の販売や新車装着が禁止される。銅使用に関する規制は米国の他州に導入されるほか、欧州などに広がる可能性もあり、摩擦材メーカーでは銅使用を抑制したブレーキパッドの開発に注力している。
 同社では、11年に買収したルクセンブルクのTMDフリクショングループが銅含有量を0・5%以下に抑えたブレーキパッドを開発。昨年から欧州自動車メーカーに納入を始めた。同製品は巡航速度が高い欧州で主流となっているロースチール(LS)材を用いている。他社でもLS材を用いて銅規制に対応しているケースは少なくない。
 NAO材は、ブレーキ鳴きやダストが少ないといった利点がある半面、LS材に比べて制動性能が確保しにくい。このため日本や米国など、巡航速度120キロメートル以下の市場で一般的に使われている。さらに銅は、低温時の摩擦係数の確保や高温高速時の摩擦係数の低下抑制などに高い効果を発揮するため、銅フリーでの性能確保は「NAO材の方が難しい」(西原社長)という。同社ではLS材に続きNAO材でも銅フリー化を実現するなど幅広いニーズに対応できる体制を整えることで、摩擦材市場でのシェア拡大につなげる狙いだ。





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