2024年度版
私たちが目指すもの、それは徹底した再生プロセスを通じて
資源を巡らせ、
新たな価値を生み出すこと。
再価値化による資源の無限循環こそが、
私たちの目指す持続可能な社会の姿です。
人とクルマと地球を結んできた私たちのリユース実績、
環境保護への取り組みを数値でご紹介します。
【国内】トラック・建機年間リユース台数
トラック
2,233台
建 機
427台
※2024年度
車両コストの抑制や即戦力確保の面で注目される中古トラック。グットラックshima/シマ商会は、全国8か所の展示場を通じて、そのニーズに応えています。昨年度は2,233台の中古トラックと427台の建設機械を販売し、土木・運送業の現場を支えました。
新車より安価で、すぐに導入できる中古トラックは、予期せぬ増車や繁忙期の対応にも最適です。さらに、長く使うことで廃棄を減らし、環境負荷の軽減にもつながります。
今後も私たちは、中古車両のリユースを通じて、現場の効率化と環境への配慮を両立していきます。
【海外】トラック年間リユース台数
トラック
1,991台
建 機
508台
※2024年度
当社は、海外市場にもリユーストラックを積極的に展開しており、昨年度は1,991台のトラックと508台の建設機械を海外へ送り出しました。各国の法規制に対応し、徹底した点検と品質管理を行うことで、安心して使える車両を輸出販売しています。
環境への配慮は国境を越えて求められる時代。当社のリユース事業は、世界各地での資源循環に貢献し、グローバルな課題解決の一端を担っています。今後も海外のお客様との信頼を築きながら、地球環境にやさしい取り組みを地球規模で広げてまいります。
トラック年間解体台数
2,072台
※2024年度
当社では昨年度、2,072台のトラックを専門工場で解体しました。高水準のリサイクル処理を実現している背景には、最新設備と豊富な知見、無駄のない運営体制があります。
解体の過程では、再利用できる部品を一つひとつ丁寧に取り外し、国内外の需要に応じて再流通。再使用が難しい部品についても、鉄やアルミなどの素材として資源化し、再び社会に還元しています。車両ごとの構造や状態に応じた分解を行うことで、可能な限り資源を無駄にせず活用。解体工程での再資源化率は99%に達しており、循環型社会の実現に向けて大きく貢献しています。
鉄の年間資源化・リサイクル量
9,557t
※2024年度
当社は、トラックや乗用車の解体・処理を通じて、昨年度9,557トンの鉄をリサイクルしました。こうして回収された鉄は、建築資材や製造用の部品など、さまざまな産業で再活用されています。
資源を循環させる取り組みによって、新たな鉄鉱石の採掘を抑え、持続可能な供給体制の構築にもつながっています。また、CO2排出量やエネルギー使用の削減にも効果があり、環境保護の面でも大きな意義があります。
私たちは、使用を終えた車両も資源として責任を持って扱い、限りある資源を未来につなげる取り組みを続けてまいります。
非鉄金属の年間資源化・リサイクル量(アルミなど)
1,110t
※2024年度
昨年度、当社はトラックや乗用車の処理を通じて1,110トンの非鉄金属をリサイクルしました。回収されたアルミニウムや銅は、電子機器や自動車部品の製造に再活用されています。
非鉄金属のリサイクルは、新たな鉱石の採掘や精錬、輸送を抑えることで、環境負荷の軽減に貢献します。特にアルミニウムは、リサイクル時のエネルギー消費が大幅に少なく、経済面でも高い評価を得ています。
当社は、リサイクルを社内で完結できる体制を整えながら、再資源化率の向上と技術の進化に引き続き力を注いでまいります。
トラック・建機・自動車年間買取台数
17,981台
※2024年度
昨年度、当社はトラック・建機・自動車あわせて17,981台を買取りました。この大きな実績は、リユースからリサイクルまでを一社で完結できる体制によって実現しています。
廃車や故障車であっても、専門スタッフが査定時に車両本体の再利用、部品リユース、輸出、資源化といった選択肢の中から最適なルートを迅速に判断。中間マージンが発生しないため、適正かつ高価な買取を可能にしています。
こうした一貫体制により、確実で信頼性の高い廃車処理を行うことができ、環境意識の高い事業者様にも安心してお取引いただいています。
トラック/自動車リサイクル部品年間生産点数
30,146点
※2024年度
自動車のリサイクル部品は、コストの削減だけでなく、故障車の早期復旧や希少部品の供給など、実用的な価値を幅広く提供しています。昨年度、当社は30,146点のトラック・自動車部品を自社生産し、うち約8,000点はトラック部品で、国内最大級の規模を誇ります。
これらの部品は厳しい品質チェックを経て出荷され、多様な業界で活用されています。部品流通は品目数も取引量も多く、
車両の流通を支える重要な役割を担っています。
今後も高品質なリサイクル部品の供給を強化し、事業者様のニーズに応えるとともに、環境への貢献を続けてまいります。
トラック/自動車部品年間販売点数(自社生産分)
28,423点
※2024年度
当社では、リサイクル部品に加えて、自社で生産したリビルト品も取り扱っています。昨年度は28,423点の部品を販売・供給し、修理・メンテナンスの現場で多様なニーズに応えてきました。
創業以来、部品販売に取り組み、設備の拡充を段階的に進めてきた結果、現在では広大な解体工場と保管倉庫を備え、日本有数の供給体制を構築しています。
今後も、安全性を重視した品質を追求しながら、事業者様の選択肢を広げ、コスト面でも貢献できるよう取り組んでまいります。
リビルト部品生産点数
113点
※2024年度
当社では昨年度、113点のリビルト部品を生産しました。部品ごとに異なる状態で入荷されますが、熟練スタッフが手で状態を確認し、細部までチェックを行いながら丁寧に再生処理を行っています。各工程での多重チェックを経て、性能は新品同様にまで回復し、高品質な部品として市場に提供しています。
リビルト部品は、長期使用を可能にすることで廃棄物の削減につながり、環境負荷の低減にも貢献します。また、新品製造に比べて資源とエネルギーの消費が少なく、経済性と環境性の両面で高く評価されています。
板金塗装・架修架装トラック台数
418台
※2024年度
当社では、トラックの板金塗装や架修・架装などのカスタムサービスを通じて、お客様の業務に最適な車両を提供しています。日本最大級のカスタム専用工場を完備し、昨年度は418台のカスタムを実施。充実した設備と熟練スタッフの技術により、細かなご要望にも丁寧に対応しています。
このサービスは単なる修理にとどまらず、トラックの耐久性や作業効率といった機能面の強化にも力を入れています。
用途に合わせた仕様へと仕上げることで、車両の本来の価値を引き出し、安心して長く使える“現場の戦力”としてご活用いただけます。