2022.05.15
トレーラーのカプラーとは?役割や種類を確認!
こんにちは!グットラックshimaです!
今や物流業界で欠かせないトレーラーですが、重い荷物を落とさずに安全に牽引するためには「カプラー」という部品が必要不可欠です。
トレーラーのカプラーとは、トラクタとトレーラーを連結する装置のことです。
そこで今回は、トレーラーの「カプラー」について詳しく解説するとともに、その種類とそれぞれの特徴をご紹介します。
トレーラーを日常的に運転するという人は、ぜひチェックしてみてくださいね。
中古部品一覧
目次
トレーラーのカプラーはトラクタとの連結装置!
「カプラー」とは、トレーラーのヘッド部分であるトラクタと、荷台(台車)部分を連結する際に必要な部品です。
トラクタ側に装備されている、V字に切れ込みの入った円盤のような装置をカプラーと呼び、そのカプラーにキングピンと呼ばれるトレーラーの棒を差し込むことで、ヘッド部分と荷台が連結します。
連結時には、固定するために中から「ジョー」と言われるピンが作動する仕組みになっています。
連結するためには、トレーラー目がけてトラクターをバックさせます。
トラクタを少し前進させ、引っかかっている感じがしたら目視で連結を確認します。
きちんと連結できていたらカプラーのロック用レバーを引いてロックすれば、連結は完了です。
エアホースと電源ケーブルをトラクタ側からトレーラーに連結させることも忘れないでくださいね。
トレーラーとトラクタは、カプラーとキングピンのみで連結されていますが、これらの部品はかなりの精度で作られているため途中で外れたり、キングピンが折れたりすることはほとんどありません。
交通事故でトレーラーが橋からぶら下がった状態でも、キングピンは折れないほど丈夫に作られています。
トラクターヘッド・トレーラー一覧
トレーラーのカプラーには種類がある!
トレーラーとトラクタの連結はカプラーとキングピンのみというシンプルな仕組みですが、トラクタ側の「カプラー」には「1軸」と「2軸」の2つの種類があります。
それぞれ特徴が異なりますので、連結部にかかる重さや走行目的にあわせて選ぶことが大切です。
1軸カプラーの特徴
シンプルな「1軸カプラー」は、連結部の前後方向のピッチング制御のみ行うものです。
連結部にかかる荷重が約13〜20トン程度のトレーラーに使用されます。
安定性があることとトラクタへの衝撃を和らげるのに適していて、高速走行に適したカプラーだと言われています。
2軸カプラーの特徴
1軸カプラーとは違い、連結部の前後方向のピッチングと左右のローリングの制御を行えるのが「2軸カプラー」です。
連結部にかかる荷重が約20〜25トン程度のトレーラーに使用されます。
しっかりと整備されていない道路や高重心の荷物を牽引することに適しています。
また、2軸カプラーはローリングの揺れ幅を調整することで、1軸カプラーとしても使用可能です。
中古部品一覧
トレーラーのカプラーは連結部にかかる重さや走行目的にあわせて選ぼう
トレーラーに付属している「カプラー」とは、トラクタ部分と連結するために必要な部品です。
カプラーとは、トラクタ側に装備されているV字に切れ込みの入った円盤のような装置のことで、そこにいトレーラー側のキングピンと呼ばれるピンを差し込むことでヘッド部分と荷台が連結する仕組みとなっています。
カプラーには「1軸カプラー」と「2軸カプラー」の2種類あり、連結部にかかる荷重や走行目的にあわせて選ぶことが大切です。
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