2020.12.07

トラックのエアコン、故障で多いのは?原因や対処法を詳しく!

facebook

twitter

line

こんにちは!グットラックshimaです!

 

トラックドライバーにとってなくてはならないエアコン。

エアコンが故障してしまうと、長距離走行するドライバーにとっては死活問題です。

 

そこで今回はトラックのエアコンについてのお話。

エアコンの故障する原因やその対象方法について、詳しくご紹介します。

トラックのエアコン

 

 

トラックのエアコンの故障で多いのは?まずは原因を知ろう

トラックのエアコンでは、暖房が故障した場合と冷房が故障した場合のどちらかによっても原因が異なります。

 

共通する原因もあるので、あわせて確認していきましょう。

 

暖房が故障した場合の原因

もっとも考えられる原因は、エンジンに取り付けられている温度調節機「サーモスタット」の故障です。

暖房をつけても全く暖まらないときや、暖房が効きすぎている場合は、サーモスタットが故障している可能性が高いでしょう。

 

そのほかには、エアコンガスの漏れや不足が原因になるケースもあります。

 

 

冷房が故障した場合の原因

冷房は、エアコン内部にあるコンプレッサー内の圧縮ガスが冷やされて液体化し、さらに気体に戻ることで冷たい空気が出る仕組みになっています。

 

冷房が故障した際にもっとも考えられる原因は、この「コンプレッサー」の故障です。

 

エアコンのスイッチを入れてもコンプレッサーの作動音がない場合は、コンプレッサーが故障して動いていない可能性が高いでしょう。

 

そのほかには、冷却水の不足により冷房が機能しないケースもあります。

 

 

冷暖房どちらの故障でも共通する原因

トラックのエアコンには、ほこりや花粉などの侵入を防ぐフィルターが設置されています。

 

このフィルターが汚れていたりつまったりしている場合は、エアコンの効きが悪くなってしまいます。

 

エアコンフィルターを見て汚れがひどい場合は、フィルターがエアコン不具合の原因である可能性が高いです。

まずはフィルターの清掃を行って様子を見てみましょう。

 

また、エアコンスイッチを入れたときに異音がする場合はファンモーターの故障か、コンプレッサーオイルが減っている場合が多いです。

 

エアコンの中古部品

 

 

トラックのエアコン故障、原因や症状ごとの対処法も覚えておこう

ガソリンスタンドの給油ノズル

トラックのエアコンが不具合を起こした場合、原因によっては自分で対処することも可能です。

 

原因や症状ごとに、どこでどのように対処するべきかご紹介していきます。

 

エアコンガスの漏れや不足の場合

エアコンガス漏れ・不足が故障の原因と思われる場合は、ガソリンスタンドで応急処置が可能です。

内部にある古いエアコンガス抜きとエアコンガスの補充をセットで行ってくれますので、長距離運送などですぐに整備工場などへ行けない場合は利用しましょう。

 

 

コンプレッサーやファンモーターが疑われる場合

エアコンスイッチを入れたときに異音がする・コンプレッサーの作動音がない場合、エアコンガスが十分なのに不具合がある場合は、コンプレッサーかファンモーターの不具合のことが多いです。

コンプレッサーやファンモーターの故障は判別しにくいため、修理工場で見てもらうことをおすすめします。

 

 

冷却水が不足している場合

冷却水不足により暖房が不具合を起こしているときも、ガソリンスタンドで処置が可能です。

給油時に無料で冷却水の点検をしてくれますので、その際に冷却水不足と判断された場合は補充してもらいましょう。

 

 

冷却水が十分なのに不具合がある、サーモスタットが疑われる場合

全く暖まらない・暖房が効きすぎている場合のほか、冷却水が十分に入っているのに不具合がある場合は、サーモスタットの故障の場合が多いです。

サーモスタットの故障が疑われる場合はオーバーヒートを起こす可能性があるため、できる限り早めに修理に出しましょう。

 

 

エアコンフィルターが汚れている場合

トラックのエアコンフィルターは一年に一度の交換が推奨されています。

このフィルターは自分で交換可能ですので、カー用品店やディーラーなどでエアコンフィルターを購入し、交換しましょう。

 

 

トラックでエアコンが故障したらプロに依頼が安心!修理費用の目安は?

車のエンジンルームと自動車整備士

トラックのエアコン故障は、特にコンプレッサーやサーモスタットなどが原因の場合は、自分で修理するのが難しいです。

 

トラックのエアコン故障にはさまざまな原因が考えられますので、まずはディーラーや整備工場などプロに点検・修理してしまうのが安心ですよ。

 

費用は場所や対処法によって異なります。

 

■コンプレッサー故障の場合
コンプレッサーの交換費用は、5万円〜と高額です

 

■エアコンガス不足の場合
エアコンガスの補充は5,000~10,000円程度かかります。

 

■エアコンガスの漏れの場合
最低でも2〜5万円程度と、エアコンガスが漏れている場所にもよって異なります。

 

 

トラックのエアコンの故障の原因はさまざま。まずはプロに相談を

トラックドライバーにとってなくてなはならいエアコン。

トラックのエアコンでは、暖房が故障した場合と冷房が故障した場合のどちらかによっても原因が異なります。

 

自分で対処や応急処置を行うことも可能ですが、トラックのエアコンはつくりが複雑なため、さまざまな故障の原因が考えられます。

 

原因や対処法が不安な場合は、すぐにディーラーや整備工場などへ行き、プロに点検・修理を依頼しましょう!

トラック中古部品

facebook

twitter

line

閉じる