2021.03.10
トラックのファンベルトとは?損傷の症状や原因、対処法も
こんにちは!グットラックshimaです!
トラックのエンジンルーム内で動力伝達という重要な働きをするファンベルト。
ファンベルトが切れたり損傷したりすると、トラックは深刻なトラブルに陥ってしまう恐れがあります。
そこで今回はトラックのファンベルトについて、損傷の症状や原因、対処法などもあわせてご紹介します。
目次
トラックのファンベルトとは?
トラックのファンベルトとは、エンジンを冷やすラジエーターのファンを回すために、エンジンからラジエーターに力を伝えるゴム製のベルトのことです。
トラックには、他にもオルタネーターやパワーステアリング、エアコンなどを動かすためのベルトもあります。
それぞれ個々の名称がありますが、これらのベルトのことも総称してファンベルトと呼び、トラックには必要不可欠な部品です。
そのため「ファンベルトが損傷」となると、電気の供給が止まってエンジンが停止するなど、走行中の事故に繋がる可能性もあり危険です。
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トラックのファンベルトの寿命や損傷の症状、対処法を知っておこう
「ファンベルトの損傷」が危険というお話をしましたが、どのような症状があれば不具合に気づけるのでしょうか。
また、ファンベルトの寿命を知っておくと損傷前に交換時期がわかって安心です。
ファンベルトの寿命や損傷が起きた際の症状、対処法についてご紹介していきます。
ファンベルトの寿命と損傷の原因・症状
まず、ファンベルトの寿命はおおよそ5年、または走行距離5万キロといわれています。
不具合が起きてくる前に、適切な時期に交換するよう心がけましょう。
トラックのファンベルトはゴム製のため、経年劣化でゴムが劣化してしまいます。
ベルトに亀裂や割れがある、ゴムが緩んできて張力が落ちてきたなと感じたら交換の目安。
最悪の場合切れてしまう場合もあるため危険です。
また、トラックからキュルキュルという擦れているような音がする場合も、ファンベルトが損傷している可能性が高いでしょう。
ファンベルトの損傷の対処法
ファンベルトが少し伸びてきたなと思ったら、まずはファンベルトの張りを調整してみましょう。
調整すれば張力が一時的に戻りますが、すぐに緩む可能性があるため、張りが保てない場合はファンベルトが新品でない限り交換します。
また、ファンベルトが切れてしまった場合はエンジンへの電気が供給されなくなり、オーバーヒートになる可能性があります。
ファンベルトが切れた際や大きな亀裂を見つけたら、すぐにディーラーや整備工場で交換してもらいましょう。
費用は交換場所や車種によっても異なるため、見積もりを依頼すると良いでしょう。
トラックのファンベルトは定期的な交換が必須
エンジンを冷やすラジエーターのファンを回すために、エンジンからラジエーターに力を伝えるゴム製のファンベルト。
ファンベルトが損傷するとエンジンが停止するなど、走行中の事故に繋がる可能性もあり危険です。
ファンベルトの寿命はおおよそ、5年または走行距離5万キロといわれています。
ベルトはゴムなので、劣化が進み伸びてきたなと思ったら、まずはファンベルトの張りを調整しましょう。
伸びがひどかったり、切れてしまった場合は交換が必要です。
トラックの急な故障につながらないよう、ファンベルトは定期的に点検・交換をしましょう。