2021.05.11
トラックのマフラー洗浄の方法やメリット、業者に依頼する費用も
こんにちは!グットラックshimaです!
トラックのマフラーには、排気ガス浄化装置が装着されているのはご存じでしょうか。
トラックを長い間走らせていると、マフラーのフィルターには、ススや燃え残りの灰などが堆積していきます。
それらを除去してくれるのが排気ガス浄化装置なのですが、これが故障してしまうと走行できなくなるばかりか、修理には莫大な費用がかる可能性があります。
今回は、そんなトラックのマフラー洗浄について。
トラックのマフラーの洗浄方法や、業者に依頼する場合の費用などをお伝えしていきますので、ぜひご参考ください。
目次
トラックのマフラーはなぜ洗浄が必要?メリットは?
トラックのマフラーにはメーカーによって呼び方は複数あるのですが、排出ガス浄化装置であるDPR、PM微粒子除去装置であるDPD、ディーゼル微粒子捕集フィルターであるDPFという浄化装置が装着されています。
長い期間走行すると、マフラーのフィルター内(DPF)にススや燃え残りの灰が徐々に蓄積してきます。
正常に作動している場合は問題ないのですが、長い間洗浄を怠っていると汚れがどんどん溜まっていくことに。
蓄積するとインジケーターランプが点滅して警告してくれますが、フィルター(DPF)が完全に目詰まりを起こしてしまうと、交換するしかありません。
それどころか、そのまま対処を怠ると動かなくなってしまうため、定期的な洗浄を行う必要があるのです。
このDPFに関する故障は汚れの蓄積だけでなく、他の原因でも起こり得ます。
DPFが故障するとエンジン停止ができなくなったり燃費も悪化してしまうため、予防策について「トラックのDPFとは?故障の症状や原因、対処法や修理費用を紹介」もぜひ読んでみてくださいね。
マフラーを洗浄することによるメリットは、2つあります。
まず、1つ目は燃費の向上です。
エンジンへの負荷が減少し、燃費の効率が良くなります。
2つ目はメンテナンスを怠ったことでマフラー交換が必要になった場合、高額な費用がかかってしまうため、その費用を節約できること。
トラックが動かなくなるという事態を避け、マフラー交換にならないためにも、洗浄をきちんと行うことはトラックの維持管理に大変重要といえます。
マフラーの中古部品
トラックのマフラーを洗浄する方法
では、トラックのマフラーの洗浄とは、どのように行うのでしょうか。
業者によって多少の違いはあるのですが、基本的な流れをご説明いたしましょう。
まず、マフラーを取り外します。
ボルトで固定されていますので、電動式のインパクトドライバーがあれば個人でも取り外すことは可能です。
次に、マフラーを剥離剤に浸します。
内部に溜まっている炭化物や油脂などを溶かして分解し、取り除くことで新品同様の機能を回復させます。
その後、流水でしっかりと洗い流し、何度も通水することで洗浄具合を確認。
冷水でも大丈夫ですが、可能なら50~60℃の温水を使うと、油分や炭化物をきれいに洗い流すことができます。
最後は乾燥させて、車体に取り付けます。
マフラーは、接合部分が錆びてしまうと交換になってしまいます。
そうならないためには定期的なメンテナンス、目安としては年に1度のマフラー洗浄をオススメします。
トラックのマフラー洗浄を業者に依頼する際の費用は?
トラックのマフラー洗浄を業者に依頼した場合、どのくらいの費用を見積もっておけば良いのか、目安をお伝えします。
一般的には、小型トラックで7万円程度~大型トラックで10万円前後といえるでしょう。
もちろん業者によって値段は変わりますし、マフラーの状態によっても値段は変わってきますので、事前に見積もりをとることは必要です。
比較するために、複数の業者に見積もりを依頼してみることもオススメします。
ちなみにマフラー洗浄を怠って交換をしなければならなくなった場合は、なんと数十万から100万円以上の費用がかかってしまいます!
その事態はなるべく避けるためにも、年に1度のマフラー洗浄と定期的なメンテナンスは怠らないようにしましょう。
トラックのマフラー洗浄は定期的に!
マフラー洗浄はトラックのメンテナンスにおいて、かなり重要なポイントです。
トラックが動かない、マフラー交換という最悪の事態を招かぬよう、日ごろから注意しておきたいですね。
洗浄をすることで燃費の向上、マフラー交換の高額な費用を節約できるというメリットもありますよ。
マフラー洗浄の費用目安は、小型トラックで12万円程度~大型トラックで20万円前後。
年に1度のマフラー洗浄は忘れずに行いましょう!
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