2020.10.23
トラックのパワーステアリングって?詳しい機能や故障対策を解説!
こんにちは!グットラックshimaです!
トラックのパワーステアリングをご存知でしょうか?
パワーステアリングはトラックの重いハンドル操作を軽々としてくれる機械で、運転するにあたり、なくてはならない存在です。
今回はトラックのパワーステアリングについて、機能や特徴、扱う際の注意点なども詳しくご紹介します。
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目次
トラックのパワーステアリングにはどんな機能が?種類もご紹介!
トラックの「パワーステアリング」は通称「パワステ」ともいわれ、ドライバーが軽い力でも楽にハンドル操作ができるようアシストしてくれる機械のこと。
パワーステアリングが主流となる以前は、自動車が停止状態でハンドルを切ろうとするとハンドルが重く、相当なパワーが必要でした。
しかし、このアシスト機能があることでトラックなど総重量の多い自動車も軽い力でハンドルをまわすことができ、効率がよくストレスのない運転を可能にしました。
パワーステアリングには「油圧式」と「電動式」の2種類があります。
油圧式
トラックでは油圧式が主流となっています。
油圧式は、エンジンの出力で油圧ポンプを作動させ、ハンドルを切る際に油圧をステアリングギアに内蔵されたパワーシリンダに送るという仕組み。
この仕組みにより、タイヤの向きを変える力をアシストします。
電動式
油圧式に比べて歴史が新しい電動式。
電動式は「電動パワーステアリング(EPS)」とも呼ばれています。
電動式はモーターなど電気の力を使ってハンドル操作をアシストします。
パワーアシストを備付ける場所によって電動式は「コラム式」「ピリオン式」「ラック式」に分けられます。
トラックのパワーステアリングが故障したときの症状や対策も知ろう
トラックの運転中にハンドルが重たくなったと感じたら、それはパワーステアリングの故障が原因かもしれません。
パワーステアリングに不具合がある場合、症状によって故障箇所が異なります。
あくまでも参考としてなので、以下の症状がある場合はすぐにディーラーや整備工場などで見てもらいましょう。
「ジーッ」と異音がする・ハンドルが重い場合
「ジーッ」という異音がしたりトラックのハンドルが重くなったりした場合は、パワーステアリングポンプの劣化が原因かもしれません。
このような場合はパワーステアリングポンプを交換すれば、不具合は解消されます。
「キュルキュル」「キーキー」と異音がする場合
「キュルキュル」や「キーキー」という異音がした場合は、パワーステアリングポンプを回すためのゴム製ベルトの損傷が原因かもしれません。
ベルトが劣化または損傷している場合は、交換することで不具合は解消されます。
ハンドルの操作性が低下した場合
油圧式の場合、パワーステアリングフルードと呼ばれるオイルを使用しています。
ハンドルが重くなるだけでなく正確なハンドル操作が出来なかったりと、操作性が低下した場合は、パワステオイルが漏れている可能性があります。
オイル漏れは、ポンプやホース、継ぎ目、オイルシール、Oリング、パッキンなどの破損や劣化によって発生します。
ディーラーや整備場で破損している箇所を確認してもらい、修理や交換をしましょう。
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トラックのパワーステアリングでハンドル操作も楽々!
トラックの「パワーステアリング」は通称「パワステ」ともいわれ、ドライバーが軽い力でも楽にハンドル操作ができるようアシストしてくれる機械。
パワーステアリングには「油圧式」と「電動式」の2種類があり、トラックでは油圧式が主流となっています。
トラックの運転中にハンドルが重たくなったり異音が聞こえたりしたら、それはパワーステアリングの故障が原因かもしれません。
故障にはさまざまな原因が考えられますので、すぐにディーラーや整備工場などへ行き、点検・修理を依頼しましょう!