2022.01.26

トラックのアドブルーとは?補充の目安や補充費用も確認!

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こんにちは!グットラックshimaです!

 

ディーゼルエンジン車に採用されている「尿素SCRシステム」に必要な「アドブルー(AdBlue®)」。

 

アドブルーは排出ガスをクリーンにするために欠かせないものですが、定期的な補充が必要なため、手間と費用が発生します。

 

今回は、トラックのアドブルーについてのお話です。

 

トラックのアドブルーとはどんなものかということから、補充しないとどうなるのか、補充の目安や費用などとともにご紹介します。

 

中古アドブルー部品一覧

 

トラックのアドブルーとは?わかりやすく解説!

トラックの「アドブルー(AdBlue®)」とは、トラックやバスなどディーゼルエンジン車で採用されている「尿素SCRシステム」で使用する尿素水の名前で、ドイツ自動車工業会(VDA)の登録標章です。

 

近年、ディーゼルエンジン車から排出される窒素酸化物(NOx)や浮遊粒子状物質(PM)といった、健康に被害を及ぼす物質による大気汚染が深刻な状況にあります。

 

その状況を打破するために、日本では大気汚染につながる物質の排出量が少ない車種の使用を促す「自動車排ガス規制」を制定。

これにより、排出基準を満たしていない車両は新車の新規登録はもちろん、中古車の売買や転売などもできません。

 

そこで、ディーゼル車に搭載されるようになったのが「尿素SCRシステム」です。

 

尿素SCRシステムを搭載することで、ディーゼルエンジンが排出する有害なガスを浄化することができるようになりました。

尿素SCRシステムは、アンモニアの化学反応によって有害物質を無害化する仕組みですが、可燃性のアンモニアは車載することができません。

 

そこで登場したのが、尿素水「アドブルー」です。

 

無色で無臭、無害なアドブルーを、高品位尿素水という形で尿素SCRシステムに採用することで、環境に配慮するだけではなく、安心で安全な走行を叶えました。

 

 

トラックのアドブルーはなくなるとどうなる?補充の目安も確認

アドブルー

トラックのアドブルーは消耗品のため、定期的な補充が必要です。

 

アドブルーがなくなっても一時的に走行することはできますが、アドブルーの残量がない状態で一度でもエンジンが止まってしまうと、エンジンの再始動はできません。

 

アドブルーは走行距離1,000kmあたり、約1L減ります。

車種や走行状況によって異なりますが、高速道路での走行、長時間のアイドリング、積載量が多いトラックなどは、早めの補充が必要となることもあります。

 

アドブルーの残量が少なくなるとセンサーが反応し、メーター内に補充を促す表示が出るようになっています。

 

表示のタイミングで補充をすれば大丈夫ですが、アドブルーの補充目安はエンジンオイルの交換サイクルとほぼ同じなので、エンジンオイルの交換とあわせて、アドブルーも補充するのがおすすめです。

 

万が一アドブルーがなくなってしまった場合でも、ガソリンスタンドや整備工場、カーショップで5〜10分ほどで補充できますので、安心してくださいね。

 

 

トラックのアドブルーの補充費用や保管方法も知っておこう

アドブルー

トラックのアドブルーの補充費用は、ガソリンスタンドや整備工場、カーショップなど場所などによっても異なりますが、1Lあたり約200〜500円が相場です。

 

大型トラック(10t)の場合、アドブルーのタンク容量は約40〜60Lですので、仮に1L400円のアドブルーをタンク容量50Lのトラックに補充すると、約20,000円かかります。

 

また、アドブルーは自分で補充することもできます。

 

アドブルーがなくなったときのために、普段からアドブルーを常備しているドライバーもいるでしょう。

 

しかし、アドブルーの保管には次のような注意が必要です。

 

<アドブルーの保管方法における注意点>

①密閉する

アドブルーに水などが混入すると、性能を十分に発揮できないため、しっかり密閉して保管しましょう。

 

②低い温度の場所に保管しない

アドブルーは外気温が−11度以下になると結晶化してしまいます。

一度結晶化しても温度が上がれば元に戻りますが、低温の場所には保管しないよう注意してください。

 

③高温または直射日光は避ける

アドブルーの有効期限は、保管外気温度によって左右されます。

10度以下なら約3年、25度以下は約2年、30度以下は約1年、35度以下は約6カ月です。

そして、40度を超えると約4カ月と非常に短くなるため、高温の場所には保管しないよう気をつけましょう。

また、外気温が高温ではなくても、直射日光が当たると有効期限は短くなります。

アドブルーは、風通しがよい常温の場所に保管するのがおすすめです。

 

アドブルー無しのトラックを選ぶのも一つの手

アドブルーは補充が必要なため、面倒な手間や費用が発生します。

 

補充や費用の発生を避けたいという方は、アドブルーが付いていないトラックを選んでみてはいかがでしょうか。

 

グットラックshimaでは、アドブルーなしのトラックの在庫を豊富にラインナップ!

気になる方はぜひチェックしてくださいね。

 

中古アドブルー部品一覧

 

 

トラックのアドブルーとは尿素SCRシステムに必要な尿素水のこと

トラックの「アドブルー(AdBlue®)」とは、トラックやバスなどディーゼルエンジン車で採用されている「尿素SCRシステム」で使用する尿素水の名前。

 

無色・無臭・無害な高品位尿素水で、ディーゼルエンジンが排出する有害なガスを浄化する「尿素SCRシステム」になくてはならないものです。

 

トラックのアドブルーは消耗品のため定期的な補充が必要で、1Lあたり約200〜500円が相場。

 

仮に1L400円のアドブルーをタンク容量50Lのトラックに補充すると、約20,000円かかります。

 

アドブルーがなくなったときのために、事前に購入して保管しておくことも可能ですが、保管時は外気温や保管場所などにおいて注意しなくてはいけないことがいくつかあります。

 

アドブルーの補充や手間、費用の発生を避けたいという方は、アドブルーが付いていないトラックを選んでみてはいかがでしょうか。

 

トラックの購入や今の車両の買取、各種手続きのご相談まで、ぜひグットラックshimaへお気軽にお問い合わせください!

 

豊富なラインアップをホームページから簡単に検索できますよ!

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