2022.01.24

低温冷蔵冷凍車とは?その構造や冷却の仕組み、メリットなどを解説!

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こんにちは!グットラックshimaです!

 

トラックに冷却装置を備える低温冷蔵冷凍車。

冷凍食品や生鮮食品など、一定の温度を保った状態で目的地まで輸送が可能な低温冷蔵冷凍車は、日本の食を支える上でなくてはならないトラックです。

 

今回は低温冷蔵冷凍車について。

特徴や冷却の仕組みといった構造をはじめ、使うメリットや注意点などを、詳しくご紹介します。

低温冷蔵冷凍車

 

 

グットラックshimaの低温冷蔵冷凍車のラインナップを紹介!

厳格な品質チェックや入念な整備を施した、中古車や未使用車のトラックを豊富に取り揃える「グットラックshima」。

トラックのほかにも、建機やバスなどのさまざまな車両を取り扱っております。

 

また、販売だけではなく、買取からリサイクルまでをトータルで行なっておりますので、トラックの関するお悩みがあればお気軽にご相談ください!

 

グットラックshimaでは、さまざまな低温の冷蔵冷凍車を取り揃えています。

ぜひ在庫をチェックしてください!

 

低温冷蔵冷凍車の販売車両

 

低温冷蔵冷凍車の構造とは?中温車との違いも確認!

低温冷蔵冷凍車

日本の食を支える上でかかせない冷蔵冷凍車。

 

冷蔵冷凍車はバンやウイングの形状のトラックに、冷却装置を備えた断熱仕様の荷台を架装したもの。

 

荷台の内側にはアルミパネルやFRPパネルを使用したり、ステンレス素材の床、冷気を逃さないようドアカーテンが取り付けられていたりと、さまざまな工夫が施されています。

 

さらに温度調整機能も併せ持つため、生鮮食材や冷凍食品など低温での輸送が必要な荷物も、目的地まで鮮度を保ったまま輸送することができます。

 

トラックに冷却装置を備えた冷蔵冷凍車には、「低温車」と「中温車」の2種類があり、それぞれ冷却温度が異なります。

 

低温冷蔵冷凍車

約−25度まで冷却が可能。

冷凍食品やアイスクリームなど、冷凍状態での運送が必要な食材に適しています。

また、傷みやすい鮮魚なども鮮度を保った状態で運送できるため、漁業でも活躍しているトラックです。

 

中温冷蔵冷凍車

約−5度まで冷却が可能。

魚や肉など生鮮食材のほか、弁当や精密機器、植物などの運送に適しています。

 

このように、低温冷蔵冷凍車は約−25度という低温状態で荷物を運送できるため、徹底した温度管理が必要な荷物も、安心して運ぶことができるというメリットがありますよ。

 

また、温度調整が可能なので、温度を上げて中温冷蔵冷凍車のように使用したり、冷却機能を使わず通常にトラックのように使ったりと、さまざまなシーンで使用できる点も嬉しいポイントです。

 

 

低温冷蔵冷凍車の冷却方法や使用の注意点も詳しく解説

低温冷蔵冷凍車

低温冷蔵冷凍車は、それぞれ冷却方法が違うため使用目的に合わせて選ぶのがおすすめです。

3つの冷却方法の特徴と、低温冷蔵冷凍車の注意点について解説します。

 

低温冷蔵冷凍車の冷却方法

低温冷蔵冷凍車の冷却方法には、主に「機械式」「蓄冷式」「液体窒素式」という3つの方法があります。

 

それぞれの特徴を見ていきましょう。

 

機械式

現在ある低温冷蔵冷凍車のほとんどが、機械式を採用しています。

機械式は一般的なクーラーと同様の原理。

 

まず、冷媒で圧縮することで高温・高圧にしたガスをコンプレッサーで送り、そのガスを外気で冷却し、コンデンサーで冷媒液に変えます。

 

さらに、エバポレーターで冷媒液を気化させて空気を冷却し、ターボファンでボディ内に冷気を循環させます。

 

庫内の温度管理は、コントローラーを使い適した温度に設定することが可能ですよ。

 

なお、冷却はエンジンの動力を利用して行いますが、トラックのエンジンを使用する車種と、冷却機能の動力をキープするために冷凍庫用のエンジンを兼ね備えている車種があります。

 

蓄冷式

凍結した冷凍板が庫内にあり、その冷気で庫内を冷やす方法です。

 

蓄冷式はエンジンを使用して冷却するのではなく、あらかじめ冷凍させている冷凍板を使用するため、エンジンが影響を受けないというメリットがあります。

 

ただし、冷凍版が庫内を冷却できるのは8時間程度です。

 

停車中も冷却機能を維持できるというメリットがありますが、冷却時間に限界があるので長距離輸送には適していません。

 

液体窒素式

その名の通り、液体窒素を使用して庫内を冷却する方法です。

 

液体窒素は−196度と非常に低温なため、庫内の温度を−40度程度まで冷やすことができます。

 

そのため、傷みやすい鮮魚や精肉など、より冷えた状態で運搬しなければならない場合に向いているでしょう。

 

低温冷蔵冷凍車使用時の注意点

低温冷蔵冷凍車を使用する際は、荷物の低温状態を保つために、いくつかの注意点があります。

 

①事前に予冷する

低温冷蔵冷凍車を使用する前に、あらかじめ冷却を行い、庫内の温度をしっかり下げましょう。

②隙間をあけて荷物を積む

荷物を積み込む際は、ぎゅうぎゅうに詰め込むのではなく、ある程度隙間をあけて積みます。

 

そうすることで、冷気が隙間を通って循環し、庫内をしっかり冷却することができますよ。

 

③ドレンホースのメンテナンス

冷却機能を保つために重要なドレンホースは、定期的に水洗いを行い、衛生状態を保ちます。

 

また、ドレンホースの破損は冷却機能を低下させるため、破損がないかしっかり確認しましょう。

 

 

低温冷蔵冷凍車は冷却状態で荷物を運べる便利なトラック

冷凍食品の鮮度を保った状態で目的地まで運ぶ低温冷蔵冷凍車は、日本の食を支える上でなくてはならないトラックです。

 

トラックに冷却装置を備えた冷蔵冷凍車には、約−25度まで冷却が可能な「低温車」と、約−5度まで冷却が可能な「中温車」の2種類があります。

 

より低い温度での運送が可能な低温冷蔵冷凍車は、冷凍食品やアイスクリームなど、冷凍状態での運送が必要な食材に適しています。

 

また、温度調整が可能なので、温度を上げて中温冷蔵冷凍車のように使用したり、冷却機能を使わず通常にトラックのように使ったりと、さまざまなシーンで使用できる点も嬉しいポイント。

 

低温冷蔵冷凍車の冷却方法には、主に「機械式」「蓄冷式」「液体窒素式」という特徴が異なる3つの方法があるので、使用目的に合わせて選ぶのがおすすめです。

 

トラックの購入や今の車両の買取、各種手続きのご相談まで、ぜひグットラックshimaへお気軽にお問い合わせください!

豊富なラインアップをホームページから簡単に検索できますよ!

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