2021.09.30

クレーンが有名な古河ユニックのトラックの特徴とは?

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こんにちは!グットラックshimaです!

 

トラックのクレーン架装で有名な「古河ユニック」。

同様に名の知られたタダノのと並んで、クレーントラック市場を支えています。

 

今回は会社の特徴を含めて、具体的にどのような種類のトラックがあるのも詳しくご紹介します。

 

古河ユニックのクレーン車

 

 

クレーンが代表的な「古河ユニック」のトラックの特徴とは

クレーンで有名な「古河ユニック」。

創立は1946年、共栄開発株式会社としてスタートしました。

1954年、機械式トラッククレーン「MC-5」を開発。

1957年、油圧式ホイールクレーン「KD-50」を開発。

その後の1961年、国産初の油圧式トラック架装用クレーン「UNIC100」の開発に至りました。

それ以来、半世紀以上にわたりユーザーニーズに応える新技術を開発し続けています。

多くのユーザーに支持され、今や業界のトップブランドです。

 

1970年には社名を株式会社ユニックに変更し、1987年には古河鉱業(現:古河機械金属)の傘下に。

1989年に現社名である「古河ユニック株式会社」へ社名変更しました。

 

現在は、積載型トラッククレーンのほか、キャリアと呼ばれる車両運搬車も製造販売しています。
詳しくは後ほどご紹介しますね!

 

中古古河ユニック

 

 

「古河ユニック」が製造しているトラッククレーンの特徴をご紹介!

古河ユニックのトラッククレーン

古河ユニックが得意としている「トラッククレーン」。

まずはトラッククレーンとはどんなトラックかという基本から、古河ユニックの代表的な車種までご紹介します!

 

トラッククレーンとは

トラッククレーンの正式名称は「積載型トラッククレーン」。

クレーンを架装したトラックのことです。

実は、「クレーン車」とも呼ばれますが、「ユニック車」という呼称もあります。

 

先にご紹介した1961年開発の「UNIC100」は、日本初の車載クレーン。

日本のトラック輸送に大きな影響を与え「トラック搭載型クレーンの代名詞」と形容されました。

それから半世紀以上経ち、現在はトラッククレーンを古河ユニックの登録商標の「ユニック」を取って「ユニック車」と呼ぶほど、社名のユニックが世間に浸透しています。

 

ユニック車について詳しくは「ユニック車とは?種類や必要な資格も解説!クレーン車とは違う?」でご紹介しています。

合わせてご覧ください。

 

トラッククレーンは、ブーム(法律的にはジブと表記)と呼ばれるクレーンの竿の部分を伸び縮みさせることができます。

ブームの稼働方法は、油圧シリンダーで伸縮するタイプと接続でピンをつないで長さを変えるタイプの2タイプです。

 

架装のクレーンには吊るす荷物の重量制限の分類が決まっていて、それによってクレーン操作に必要な移動式クレーン運転免許証が異なります。

 

また、公道を走行するためには、別に車両総重量と最大積載量に応じたトラック運転手免許が必要です。

 

古河ユニックのトラッククレーンをご紹介!

登録商標「ユニック」が有名な古河ユニックのトラッククレーン。

製造販売している5種類のトラッククレーンをご紹介します。

 

①ユニッククレーン

古河ユニッククレーンの代表と言える「ユニッククレーン」。

全方位作業が可能なタイプ、軽快なフットワークで高機能を搭載したタイプ、オート操作で快適作業が可能なタイプまで、トラックのサイズや幅広い現場に合わせた豊富なラインアップが魅力です。

 

②ユニックパル

人間の腕のように自在な動きが可能な「ユニックパル」。

一般用から林業用、スクラップ業・再廃処理業用まであります。

耐久性に優れ、現場に合わせてスピーディーで効率的な作業が叶います。

 

③グラップルローダ

「グラップルローダUFシリーズ」は、日本の林業の現場に合わせて設計された国産品です。

広い作業範囲と俊敏な操作性が特徴で、耐久性・安全性にも優れたトップレベルのパワーを持つグラップルです。

 

④ミニ・クローラクレーン

不整地から狭い屋内まで、現場を選ばず作業可能な「ミニ・クローラクレーン」。

標準装備された過負荷を防止する装置、展開パターン豊富なアウトリガ、アウトリガ張出状態の自動検知機能など、便利な機能も満載です。

動力源は、ガソリンやディーゼル、また電動との併用タイプまで豊富に取り揃えています。

 

⑤オーシャンクレーン

万全の防錆対策による耐久性と一段と進化したクレーン性能が特徴の「オーシャンクレーン」。

吊り荷を手元まで引き寄せられ、クラス最高の起伏角度で効率的に積荷が行える1台です。

多彩な機能も搭載し、快適な海上作業をサポートします。

用途に合わせた多彩なクレーンで、作業効率がアップしそうですね。

 

 

グットラックshimaでも古河ユニックのクレーン車を取り扱っています。
ぜひ参考にチェックしてみてくださいね!

 

 

「古河ユニック」が製造しているトラックのキャリアの特徴もご紹介!

古河ユニックのトラックのキャリア

古河ユニックでは、トラックの「キャリア」も製造販売しています。

 

「キャリア」は世間一般でキャリアカーやカーキャリアと呼ばれているトラックです。

車両を運搬するためのトラックで、車載専用車や車輛運搬車、車両積載車(積車)とも呼ばれます。

積載するのは、主に自動車や建設車両です。

 

キャリアカーと呼ぶものには積載する際に条件があり、車両を載せた後に車両用の固定設備で固定できることが必要です。

 

キャリアカーは基本的に準中型車(5t限定含む)以上に分類されています(2017年3月以降)。

従って、普通免許では運転できないので注意しましょう。

 

古河ユニックの「キャリア」をご紹介!

古河ユニックが製造販売している「キャリア」は以下の3タイプがあります。

 

①ユニックキャリア(車載専用型)

安全性と操作性の高い「車載専用型ユニックキャリア」。

小型・中型トラック架装用があり、1台積み型、2台積み型、クレーン付型など、豊富なラインアップです。

 

②ユニックキャリア(一般型)

豊富なラインナップと充実した機能を持つ「一般堅ユニックキャリア」。

小型・中型トラック架装用があり、フルフラットな荷台、ロング&ワイドなストレート荷台、開閉式横アオリ・全面縞鋼板張り・短尺型リヤゲートを装備した荷台など、幅広く揃えています。

農機具や小型建機、乗用車などさまざまな積荷に対応可能です。

 

③ユニックハイキャリア(重機運搬型)

「ユニックハイキャリア」はハイパワーを兼ね備えながら、高い安全性も保証。

4~5.5t車級、7~GVW25t車級の対象車があり、荷台傾斜角度は約8~12°となっています(車種によって異なる)。

標準装備のラジコンで、より効率的な重機輸送を実現できます。

 

 

古河ユニックのトラックの特徴を知って、最適な一台を選ぼう!

搭載型トラッククレーンの代名詞である「ユニック」を開発した古河ユニック。

半世紀以上ものあいだ、トラッククレーンの性能向上に寄与してきました。

 

現在は、5種類の積載型トラッククレーン(ユニック車)と、3タイプのキャリアを製造販売しています。

 

多彩なラインアップと、高い安全性や操作性を兼ね備えた古河ユニックのトラックで、仕事の作業効率がアップするでしょう。

積載型トラッククレーンのトップブランドを、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

 

グットラックshimaでも古河ユニックのクレーン車を取り扱っています。

ぜひ参考にチェックしてみてくださいね!

 

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