2020.02.03
トラックの維持費はどのくらい?トラックの種類別に解説します!
こんにちは!グットラックshimaです!
トラックを所持するために忘れてはいけないのが「維持費」のこと。
車両を運転してもしなくても、所持するだけでかかる費用もあれば、運転の頻度に合わせて合計額が大きく変動する費用もあります。
今回はそんな「トラックの維持費」にまつわるお話です。
費用全体を把握して、節約できるポイントを探してみましょう。
目次
トラックの維持費として考えるべき費用は何?
トラックを維持していくための費用は大きく分けて「税金」「固定費」「変動費」に分類されます。
トラック維持のための税金
- 動車税
- 動車重量税
トラック維持のための固定費
- 賠責保険料
- 車検代
- 任意保険(加入する保険による)
- 駐車場代(別途用意する場合)
トラック維持のための変動費
- 燃料代
- タイヤやオイルなどの消耗部品代
- その他修理費
税金と固定費は所持するだけでも必要になるので、維持費を抑えたい場合は変動費を最小限におさえながら節税・固定費の削減ができないか工夫することが大切です。
中古トラック一覧
トラックの維持費は乗用車に比べ自動車税、自動車重量税などの税金の負担が大きい
トラックの維持費のうちまず挙げられるのが「税金」です。
一般的に、車両を維持するためにかかる税金は「自動車税」と「自動車重量税」があります。
その他、給油時に発生する「ガソリン税」や様々な維持費に加算される「消費税」もありますので、この分も考慮する必要があります。
ここでは特に「自動車税」と「自動車重量税」に注目してみましょう。
自動車税
自動車税は自動車を保有している人に課税されます。
車両のサイズや用途により税額が設定されています(※営自格差を設けることが基本となっており、営業用の方が優遇されています)。
また、次の表は標準税率となりますので、車両の条件によって減税もしくは重課されます。
※税額は定期的に見直しがかけられます。以下は2019年までのものとなっています。
※参考:東京都主税局ホームページ
自動車重量税
自動車重量税は国税で「自動車検査証の交付等を受ける者及び車両番号の指定を受ける者が納税義務者」とあります。
つまり、新車登録時もしくは車検時に納税を行う必要があります。
初回登録以降は車検の費用と共に納税しますので、車両のサイズなどによっては大きな負担となるかもしれませんね。
こちらも営業用と自家用、検査までのタイミングにより課税率が定められています。
また、エコカー減税の対象となりますので、新規で購入する場合は、エコカーの導入を検討することがオススメです。
トラック(車両総重量8トン未満)の自動車重量税(標準税率)
※8t以上の場合はエコカーかどうか、かつ、初回登録からどのくらい期間が経過しているかといった条件で細かく金額が決まっています。
こちらは国土交通省ホームページもご覧ください。
税金以外でかかるトラックの維持費とは?節約できる?
冒頭でも少し触れましたが、税金以外には「固定費」と「変動費」として確保しておかなければならない費用が存在します。
トラック維持のための固定費として挙げられる「自賠責保険料」や「車検代」は1年もしくは2年の車検時にかかりますので、毎月費用が発生するわけではありません。
とはいえ、車両をいつでも使えるようにするには、その支払いが義務付けられているので、普段から用意しておいた方が良いでしょう。
月々かかる「任意保険」は、車両の使用頻度や万が一の際にどのくらいの保障が必要かによって保険料に差が出ますが、無加入は避けたいもの。
最低限、対人保障が手厚いものへの加入を検討しましょう。
使用者限定や使用頻度指定をすると、比較的費用を抑えやすくなります。
駐車場代や車庫の維持費は駐車スペースを別途用意する場合(自宅/事業所敷地内に駐車場が確保できない場合など)に費用が発生します。
こちらも車両を保持している間かかる費用なので、お得な条件で車両を駐車できる場所を確保することが一番の節約となります。
一方、変動費としては「燃料代」「タイヤなどの消耗部品代」「その他修理費」があります。
営業用(事業用)トラックに給油する場合、法人カードや特定のガソリンスタンドとの法人契約などでその費用を抑えられます。
備品については、早め早めに交換・修理の可能性があると準備しておくと、お得なセール時に購入できたりと費用を抑えやすくなります。
トラックの維持費、特に固定費はどう抑える?
トラック維持費のうち、変動費はそれぞれの条件によって大きく異なりますが、その分節約方法もイメージしやすいでしょう。
固定費は一度この額、と決まったらなかなか変わらない費用となりますので、車両の導入時にどのくらいの費用が掛かるか試算したうえで導入する車両を決定することが大事です。
エコカー減税/先進安全自動車税制の対象車を買う
令和2年度(平成32年度)もエコカー減税の税率こそは変わりますが、制度は引き続き維持されることが決まっています。
また、車両の条件によっては今までよりも減税率が高いものもあります。
単純に節税の面だけでなく、長い目で見ると車両の修理費やガソリンなども抑えられる可能性が高まるので、新車を購入するなら対象車種を選ぶのがオススメです。
クラスダウン・クラスアップを検討する
同じ形状で同サイズのトラックでも積載量は様々。税金は最大積載量や車両重量に応じて課税額が決まります。また消耗部品や維持費なども変わってきます。
今の仕事で本当にその積載量が必要なのか、また仕事内容によっては小型車両で2回行う作業を中型にクラスアップすることで1回で済んでしまうこともあります。
ご自身の用途に一番適した積載量・サイズを見直してみましょう。
トラックの維持費、詳細を知れば節約も可能!
トラックには様々な維持費がかかりますが、どんなときにどのくらいの費用が掛かるか理解すれば、節約だって可能になります。
まずは固定費としてどんな費用がいつどのくらいかかるかを試算することが大切。
その上で節税のポイントを抑えた車両を導入し、変動費も抑えつつ快適な利用をすることがオススメです。
トラックの買取や購入についてはグットラックshimaへおまかせください!
リース契約も承っておりますので、お気軽にお問い合わせくださいね。