2022.08.07

キャリアダンプとは?特徴や用途、種類などを詳しく解説!​​

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こんにちは!グットラックshimaです!

 

整地されていない軟弱な地盤でも走行できる、キャリアダンプ。

 

車両がダンプトラックよりも小さく、狭い場所での工事現場で使い勝手が良く活躍します。

 

今回は、そんなキャリアダンプのお話です。

キャリアダンプの特徴や用途について、運転するための資格などもあわせてご紹介します。

キャリアダンプ

 

 

キャリアダンプとは?特徴・用途を解説!

キャリアダンプとは、「クローラーダンプ」「クローラーキャリア」とも呼ばれている不整地運搬車です。

 

土砂を運ぶ作業をする点は通常のダンプと同じですが、走行装置がタイヤではなく、クローラー式(キャタピラー)の形状であったり、運転席が回転するためバックをする必要がないという点が特徴的です。

 

重ダンプトラックのように大きくはなく、土砂を積むため荷台は比較的小さいですが、そのぶん小回りの効く走行ができます。

足場の悪い場所や狭い場所で荷物を運搬する時にも、便利な重機です。

 

クローラー式のため、軟弱地盤で重い土砂などを運ぶ時に普通のタイヤだと沈んでしまいますが、沈まずに安定して走行することができます。

 

河川改修工事、道路工事、宅地造成工事などでの土砂運搬や木材の運搬、さらには土地をきれいに整える整地作業でも活躍します。

川や山だけでなく、ビーチの砂浜での整地作業でもガンガン走ることが可能です。

 

また、キャリアダンプの荷箱には2種類あります。

 

荷箱タイプ:ベッセル

船のような形をした荷箱で、土砂や砕石を運搬でき、ダンプアップした時に高い位置から排土しやすい形状のタイプです。

荷台が180°旋回するので、後ろだけでなく左右方向にも排土することができます。

 

荷箱タイプ:三方開

トラックでよく見かける箱型の荷箱です。

後ろだけでなくサイドの囲いの三方向にアオリが開くので、荷物を積みやすい仕様になっています。

 

作業内容によって使い分けることで作業効率が上がるでしょう。

 

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キャリアダンプを運転するための資格は?

キャリアダンプ

キャリアダンプを公道で運転するには、まず大型特殊自動車免許が必要です。

 

車両ナンバーを登録する必要があるため事前に取得しておきましょう。

 

そのほか、運転をするためには「不整地運搬車運転者」の資格も必要です。

 

この資格を取るためには「不整地運搬車運転特別教育」もしくは「不整地運搬車運転技能講習」を受講する必要があり、キャリアダンプの重さによって受ける講習が異なります。

 

大型特殊自動車免許を既に所持している場合は「不整地運搬車運転特別教育」と「不整地運搬車運転技能講習」の受講を一部省けるため、より短時間で資格を取得できます。

 

では、それぞれの受講内容や所要期間について確認しましょう。

 

最大積載荷重1トン未満のキャリアダンプを走行する場合

最大積載荷重が1トン未満のキャリアダンプを走行する場合には「不整地運搬車運転特別教育」の受講が必要です。

 

修了済みの特別教育や実務経験の有無により所要時間は異なりますが、約2日間程度(35時間)の講習によって修了することができます。

 

最大積載荷重が1トン以上のキャリアダンプを走行する場合

最大積載荷重が1トン以上のキャリアダンプで作業する場合には「不整地運搬車運転技能講習」の受講が必要です。

 

労働安全衛生法に基づき運転技能講習を修了しなければならないことが義務付けられています。

こちらの講習も、修了済みの特別教育や実務経験の有無により所要時間は異なりますが、約2日間程度(35時間)の講習によって修了することができます。

 

また、不整地運搬車運転特別教育では講習のみを受ければ良い一方で、整地運搬車運転技能講習では「技能講習試験」を受ける必要があります。

 

 

キャリアダンプはクローラー式で足場の悪い場所でも大活躍!

キャリアダンプとは「クローラーダンプ」「クローラーキャリア」とも呼ばれている不整地運搬車で、足場の悪い場所でも安定して走行可能です。

 

河川改修工事、道路工事、宅地造成工事などでの土砂運搬や木材の運搬、整地作業で活躍するキャリアダンプ。

運転席が回転し、サイズも大きすぎず小回りが効くため活躍します。

 

キャリアダンプの荷箱は2種類あり、「ベッセル」は土砂を排土しやすい荷箱、「三方開」は荷物を積みやすい荷箱となっています。

用途別に使い分けることで、作業効率は上がるでしょう。

 

キャリアダンプを走行するには「不整地運搬車運転者」の資格を取得する必要があります。

最大積載荷重が1トン未満のキャリアダンプを走行する場合には「不整地運搬車運転特別教育」、1トン以上のキャリアダンプの場合は「不整地運搬車運転技能講習」の受講が必要です。

公道で走行するためには「大型特殊自動車免許」が必要なので、車両ナンバーとともに免許を取得しておきましょう。

 

グットラックshimaでは、中古建機・重機も販売しています。

ぜひお気軽にお問い合わせください!

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