2020.06.15
トラックに泥除けは必要なの?メリットや種類、交換手順をご紹介!
こんにちは!シマ商会です!
トラックで走行中、泥除けを意識することはあるでしょうか。
もしかしたら雨の後のぬかるんだ泥道を走行した後、車体を見てみて「あっ!」と思った方もいるかもしれませんね。
特にトラックの場合はタイヤが大きく、周囲に泥や小石などを跳ね上げる可能性が高くなります。
泥除けの装着は必要か、どんなメリットがあるのか気になりますよね。
今回は泥除けの必要性や種類、交換方法まで詳しく解説します!
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目次
トラックに泥除けは必要?3つのメリットをご紹介
泥除けは、別名マッドガードとも呼ばれる、タイヤの前輪や後輪のフェンダーにつける部品です。
泥除けのメリットは主に3つあります。
- 路面に落ちている泥や小石、タールなどの汚れや傷から車体を守れる
- 反射板の役割を果たして、後続車と車間距離をとれる
- トラックのアクセサリーとして、自分好みに装飾できる
このようにメリットはたくさんあり、車体を保護して快適に走行するためには必要なアイテムといえるでしょう。
ではそれぞれのメリットについて、さらに詳しくご紹介していきます!
汚れや傷から車体を守る役割
路面には細かい小石や雨水、泥やアスファルトのタールなど、さまざまなものが落ちています。
タイヤで跳ね返させると、車体を傷つけたり汚すことになり、傷はサビの原因にもなります。
汚れが少なければ洗車も楽に済むので、メリットは大きいです。
泥除けを装着すると自身のトラックを守ることはもちろん、周囲を走行する車も守ることになります。
マナーという意味でも、泥除けの装着はおすすめです。
ステンレス製は反射板として車間距離を保つ役割
泥除けの種類には後述でご紹介するように、さまざまな素材があります。
なかでもステンレス製の泥除けは、後続車のライトを反射して眩しく光るのが特徴。
反射板としての役割を果たします。
後続車に車間を開けさせる効果があり、安全走行のサポートにもなるでしょう。
自分好みにカスタマイズも可能!アクセサリー的役割
泥除けには黒っぽく地味なものが多い印象かもしれませんが、カラフルな泥除けもあります。
トラックに個性を出したいなら自分好みの泥除けをつけてみるのはいかがでしょうか。
毎日乗るトラックが自分好みになっていると、仕事のやる気がアップして仕事もはかどりますよ!
トラックに必要な泥除けは素材別に3種類ある!
トラックの泥除けは、素材などによっていろいろな種類のものが販売されています。
ここでは、素材別にトラックの泥除けの種類をご紹介しましょう。
素材①ゴム
ゴム製の泥除けは泥除けの中でも最もメジャーな種類です。
以下のようなメリットが多い素材でもあります。
- 耐久性が高く、劣化しづらい
- 弾力性が強く、泥除けについたものが落ちやすい
- 他の素材に比べて安価
- 適度に重さがあるので、めくれにくく安定して装着できる
ゴム製の泥除けの価格は、1枚3千円程度から8千円程度が相場です。
加工もしやすいため、オーダーメイドする際に他の素材よりも安く製作してもらえます。
オーダーメイドで作りたい場合は、1枚8千円から1万程度かかります。
素材②EVA樹脂
EVAとは、エチレンビニールアセテートコポリマーの略。
エチレンと酢酸ビニルの共重合体です。
以下のようなメリットがあります。
- 透明性が高ので、ツヤのある美しい仕上がりになる
- 耐久性が高く、劣化しづらい
- 低温に強く、冷やされても強度が保てる
- 印刷することが可能なので、宣伝やアクセサリなどのプラス要素が期待できる
EVA樹脂製の泥除けの価格は、1枚2千円程度から9千円程度が相場です。
オーダーメイドで印刷する場合でも、2枚1万円以内でできるところもあります。
印刷内容次第で、宣伝やアクセサリー的な役割をプラスできるでしょう。
カラーミシンでステッチを入れて、個性的な仕上がりにしてくれるところもあります。
素材③ステンレス
ステンレス素材の泥除けは、ゴム製やEVA製とは違ったメリットがあります。
- サビにくいので長持ちする
- 光を反射するので反射板の役割を果たし、後続車との車間距離を保ちやすい
- ゴムより軽いので、燃費に影響を与えにくい
ステンレス製の泥除けの価格は、1枚4千円程度から3万円程度が相場です。
価格に幅があるので、自分の用途や予算に合ったものが選べるでしょう。
トラックの泥除けを交換する方法は?
トラックの泥除けを交換したい場合、取りつけてくれる業者もありますが、自分でつけることができれば節約になりますね。
ここでは、泥除けの交換方法を手順に沿って説明!
まず第一に、泥除けは「幅+2cm以上」にならなければ車検に通るため、その点だけ注意しましょう。
以下の4つの手順で挑戦してみてくださいね。
手順①「泥除け用巻き込み防止プレート」の有無を確認
リヤフェンダーに直接泥除けを取り付けると、バックの際にタイヤに泥除けを巻き込む恐れがあるので大変危険です。
必ず「泥除け用巻き込み防止プレート」が付いているか確認してから作業に移りましょう。
もし現在リヤフェンダーに直接泥除けが付いている状態なら、いったん泥除けを取り外し、巻き込み防止プレートをリヤフェンダーに取り付けるところからスタートします。
手順②トラックに付いている泥除けを取り外す
トラックの既存の泥除けを取り外します。
この後、新しい泥除けの取り付け位置を確認するために使用します。
手順③新しい泥除けに取りつけ位置の印をつけ、穴を開ける
取り外した泥除けを新しい泥除けに重ねて取り付け位置に印をつけ、その印の部分に穴を開けます。
泥除けの素材や厚さにもよりますが、手動で穴を開けるのは困難な場合が多いので、電動ドライバーを準備しておきましょう。
穴を開けることができれば何でもいいので、ドライバーやカッター、釘なども準備しておくと安心です。
ケガに気をつけて穴を開けましょう。
手順④新しい泥除けの穴と巻き込み防止プレートの穴を合わせて装着
新しい泥除けに穴が開けられたら、巻き込み防止プレートの穴に合わせ、ボルトやナットで固定しましょう。
ゆるまないようにしっかりと締めたら完成です。
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トラックに必要な泥除けのメリットは3つ!用途に合うものを見つけて
トラックの泥除けは「路面に落ちている泥や小石、タールなどの汚れや傷から車体を守れる」「反射板の役割を果たして、後続車と車間距離をとれる」「トラックのアクセサリーとして自分好みに装飾できる」などのメリットがあります。
車体を保護してきれいに快適に走行するためにも、必要なアイテムといえるでしょう。
便利な泥除けの主な素材は「ゴム」「EVA樹脂」「ステンレス」です。
それぞれの特徴を参考に、自分好みにカスタマイズするのもいいでしょう。
泥除けの交換方法も意外と簡単で、道具さえ揃えてしまえば交換できます。
ご紹介した手順に沿って、ぜひ挑戦してみてくださいね。
トラックに泥除けがないのとあるのでは、走行中の安全性にも差が出ます。
用途や予算に合わせて選べるので、自分に合ったものを選んで装着することをおすすめします!