2022.01.10
トラックの触媒とは?場所や役割、交換の有無など詳しく!
こんにちは!グットラックshimaです!
トラックなど車両に付いている「触媒」というものをご存知でしょうか?
触媒は「キャタライザー」とも呼ばれる、自動車などについているパーツ。
あまり知られていないかもしれませんが、トラックを安全・快適に使用するためには欠かせません。
そこで今回は、トラックの触媒について。
トラックの触媒とは何かということから、付いている場所や役割、交換の必要性などとともにご紹介します。
目次
トラックの触媒とは?場所や役割からチェック
トラックなど車両に付いている触媒(キャタライザー)。
マフラーにあるパーツで、メインマフラーとエンジンの間に付いています。
触媒とは浄化処理を行う排気システムで、エンジンから排出される排気ガスの中から不純物を除去する役割を持っています。
排気ガスには炭化水素や一酸化炭素、窒素酸化物といった有害な成分を含んでいます。
触媒はそれらの有毒成分を酸化・還元し、無害化するという重要な働きを持っているパーツ。
触媒がないと、有害な成分を含んだ排気ガスを空気中に撒き散らすことになり、環境に悪影響を及ぼします。
なお、触媒に不備があると車検に通らない場合があるため注意しましょう。
トラックの排気ガスを浄化する装置には、「DPF」と呼ばれるディーゼル微粒子捕集フィルターもあります。
詳しくは「トラックのDPFとは?故障の症状や原因、対処法や修理費用を紹介」でご紹介していますので、ぜひチェックしてくださいね。
中古触媒一覧
トラックの触媒は交換は不要?
トラックの触媒はトラックが快適に走行するために欠かせない重要なパーツですが、基本的に交換は不要です。
というのも、触媒はフィルターなどを搭載しているわけではなく
化学反応を起こすことで排気ガスの有毒成分を無害化しているため、経年劣化によって性能が落ちたり、目詰まりを起こして故障したりすることはほぼありません。
そのため、交換はもちろんメンテナンスも不要ですが、エンジンが故障や衝撃を受けた際は、触媒が破損して故障してしまうことがあります。
その際は触媒の交換が必要になりますので、ディーラーや整備工場などに相談しましょう。
グットラックshimaでもさまざまなトラックメーカーの触媒を取り揃えています。
ぜひ在庫をチェックしてくださいね!
トラックの触媒の構造と仕組みも簡単に紹介!
触媒は内部がハニカム構造になっています。
ハチの巣を思い浮かべるとわかりやすいでしょう。
内部にあるいくつもの壁は、パラジウムやプラチナ、ロジウムなどの金属で覆われていて、排気ガスがその壁を通る際に酸化や還元など化学反応を起こして無害化します。
先述の通り、排気ガスに含まれる有毒成分には、主に炭化水素や一酸化炭素、窒素酸化物がありますが、触媒の内部で起きる化学反応によって、次のように無害化します。
- 炭化水素→水、二酸化炭素
- 一酸化炭素→二酸化炭素
- 窒素酸化物→窒素
トラックの触媒とは排気ガスを無害化する重要なパーツ
トラックの「触媒」とは、「キャタライザー」とも呼ばれる、車両についているパーツのこと。
マフラーにあるパーツで、エンジンから排出される排気ガスの中から不純物を除去する排気システムです。
触媒の内部はハニカム構造になっていて、パラジウムやプラチナ、ロジウムなどの金属が、排気ガスに含まれる有毒成分に化学反応を起こして無害化します。
触媒は経年劣化によって性能が落ちたり、目詰まりを起こして故障したりすることはほぼありません。
しかし、エンジンが故障や衝撃を受けた際は、触媒が破損して故障してしまう場合があるため、故障した際は速やかに交換しましょう。
トラックの部品購入や各種手続きのご相談などは、グットラックshimaへお気軽にお問い合わせください!