2022.01.08

冷蔵冷凍車の霜取りとは?必要な場合や方法、霜が付く原因とは

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こんにちは!グットラックshimaです!

 

冷蔵冷凍車は、生鮮食品などの鮮度を保ちながら運送できる、食卓を支えるうえでなくてはならないトラックです。

 

しかし、冷蔵冷凍車が架装している冷却装置を備えた荷台に霜がついてしまうと、冷気が十分に循環せず、冷えにくくなったり故障したりすることも。

そのため、冷蔵冷凍車は霜取りが非常に重要になるのです。

 

今回は、冷蔵冷凍車の霜取りについて。

霜取りが表示された場合の対処法や手動で行う際の方法のほか、冷蔵冷凍機に霜がついたり冷えにくくなったりする原因もあわせてご紹介します。

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冷蔵冷凍車のDEF(霜取り)ランプが作動したらどうする?

冷蔵冷凍車では、冷却に必要な気化熱が十分に冷却されなかった場合や、頻繁におこなわれるドアの開閉で冷気が液化して荷台や積荷に付着して凍った場合に、霜が発生します。

 

霜ができると、冷却器や通風孔を塞いでしまうことで冷気の循環の妨げになり、冷却機能が低下してしまいます。

 

また、霜がつくと電気代が増加したり、霜が庫内にある荷物を傷つけてしまったりと、さまざまな悪影響を及ぼすことも。

 

この現象を防ぐために、冷蔵冷凍車には自動霜取り機能が搭載されています。

 

冷蔵冷凍車が霜取りが必要だと判断すると、運転席のパネルにあるDEFランプが作動し、自動で霜取りがスタート。

 

霜取りは5〜30分程度で終了します。

この際、庫内の表示温度は上昇しますが、冷蔵冷凍機自体の温度が上昇しているだけですので、安心してくださいね。

 

霜取りを手動で行わなければいけない場合も

冷蔵冷凍車の霜取りは基本的に自動で行われますが、機械が不調なときや古い冷蔵冷凍車の場合は、霜取りを手動で行う必要があります。

 

また、自動で霜取りを行なったのに、庫内がうまく冷却されないと感じた際も、手動で霜取りすることをおすすめします。

 

手動で行う方法としては、まずは手動でDEFスイッチを押して、自動霜取りを作動させてみましょう。

 

それでも霜取りが不十分と感じた場合は、手で霜を取り除く必要があります。

 

霜は非常に固く、庫内にこびりついているので、怪我をしないよう十分に注意してください。

 

中古冷蔵冷凍トラック

 

 

冷蔵冷凍車に霜取りが必要になる原因や冷えにくい原因とは

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冷蔵冷凍車ではドアの開閉時などに温度差が発生するため、どうしても霜が発生していまいます。

さらに、次のことが原因となって霜取りが必要になるケースもあります。

 

予冷が十分でない

冷蔵冷凍車は積荷の温度を下げるわけではないため、積荷の予冷が十分でない場合は温度差が発生して霜がついてしまいます。

 

通風孔を塞いでいる

冷蔵冷凍車は、庫内に冷気が循環することで庫内を冷却させます。

そのため、荷物を積み過ぎるなどして通風孔を塞いでしまうと、冷気の循環を妨げる原因となり、庫内が十分に冷却されずに霜が発生します。

なお、積荷が少な過ぎるときも冷却状態が過剰につづくことから、霜がつく場合があります。

 

冷蔵冷凍車の不具合

ドアパッキンの劣化や破損、冷却ガス不足など、冷蔵冷凍車の故障が原因で庫内の温度が上昇し、霜がついてしまう場合も。

また、冷蔵冷凍車が冷えにくいと感じる場合も、故障が原因の可能性があります。

少しでもおかしいと思ったら、早急に修理を行いましょう。

 

冷蔵冷凍車の故障は、霜がつくだけではなく、さまざまな症状が発生します。

 

冷蔵冷凍車の故障の原因や対応策については、「冷蔵冷凍車が冷えない!故障の原因と対策、トラブルを避けるコツをご紹介」でもご紹介していますので、あわせてチェックしてくださいね。

 

 

冷蔵冷凍車でエラーが表示・頻繫に霜取りが必要になったときは?

チェックリスト

冷蔵冷凍車は霜がつきやすいものではありますが、霜取りの頻度が異常に多かったり、エラーが表示されたりする場合は、冷蔵冷凍車になにかしらの不具合が発生している可能性が高いです。

 

エラーが出ている場合は、エラーコードを取扱説明書などで確認して対応しましょう。

 

ただし、原因によっては自分では対処できない可能性があります。

 

そのときは無理をせず、専門業者に修理を依頼してください。

 

 

冷蔵冷凍車の冷却には霜取りが必須

生鮮食品などの鮮度を保ちながら運送できる冷蔵冷凍車。

 

霜ができると、冷却機能の低下や、電気代の増加、荷物の破損など、さまざまな悪影響を及ぼすことも。

 

この現象を防ぐために、冷蔵冷凍車には自動霜取り機能が搭載されていて、冷蔵冷凍車が霜取りが必要だと判断すると、運転席のパネルにあるDEFランプが作動し、自動で霜取りがスタートします。

 

ただし、自動霜取り機能での霜取りが不十分と感じた場合は、手動で霜を取り除く必要があるので注意しましょう。

 

霜がつきやすい原因として、荷物が十分に冷えていないことや、頻繁なドアの開閉、通風孔の確保ができていない、積み荷の量が少なすぎて過冷却状態になっているといったことが考えられます。

 

霜がつきやすいと感じた場合は、荷物の取り扱い方法や冷蔵冷凍車の使い方を見直すことも大切です。

 

グットラックshimaでは、中古トラックの冷蔵冷凍車を豊富に取り扱っています。

トラックの購入や今の車両の買取、各種手続きのご相談まで、ぜひグットラックshimaへお気軽にお問い合わせください!

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