2026.02.16
アトラスの歴史や年式を詳しく!モデルごとの特徴や変遷を解説
こんにちは!グットラックshimaです!
日産の小型トラック「アトラス」。
いすゞ自動車「エルフ」のOEMである「アトラス」は、さまざまなシーンでの使用に適している上、燃料の動力性能や安全性の高さから人気のトラックです。
1982年に発売された1.5トンクラスのアトラスは5代目が現行モデル、1981年に発売された2〜4トンクラスのアトラスは7代目が現行モデルです。
今回はアトラスの年式について、年式やモデルごとの変遷や、それぞれの外装・内装・装備の特徴などを詳しくご紹介します。
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目次
「アトラス」の特徴や大まかな歴史から知っていこう!
「アトラス」は、日産自動車が販売する小型・中型トラックです。
アトラスの生産体制とメーカーの変遷
アトラスの生産に関わってきたUDトラックスの前身となる「日本デイゼル工業」は、1935年12月にディーゼルエンジンのトラックを製造する企業として創立されました。
長い歴史の中で日産自動車傘下に入り「日産ディーゼル工業株式会社」へ。
その後2007年の資本提携先はスウェーデンのボルボグループの傘下となり、2010年に「UDトラックス株式会社」へ社名変更しました。
しかし、UDトラックスでのアトラスの生産は2011年に終了し、現在は「日産アトラス」として日産ディーラーで販売されています。
いすゞ「エルフ」のOEMモデルとして展開
世界中にファンの多い「アトラス」は、いすゞ自動車「エルフ」のOEMです。
小型トラック「エルフ」に改良を加え、外観のデザイン性や上質感、ガソリンの動力性能や安全性を向上させています。
また、先進技術や運転支援技術の充実も図っており、優れた商業車として好評です。
ヨーロッパや台湾、シンガポールなどでは、「アトラス10」が「キャブスター」という名前で販売されています。
燃費性能と環境性能の高さ
アトラスでは、インジェクター「i-ART(自律噴射精度補償技術)」や、パワフルで低燃費の最先端ディーゼル4JZ1エンジンを採用。
平成28年排出ガス規制へも対応しており、低燃費と環境性能を両立している点も魅力の一つです。
充実した先進安全装備と快適性
「インテリジェントエマージェンシーブレーキ」や、「車間距離警報」「LDW(車線逸脱警報)」などの先進安全装置も充実。
安全運転をサポートしてくれます。
ドライバーが自然な動きで操作できる操作系レイアウト、ゆったりとした車内空間、遮音対策で車内の騒音を低減など、運転時の快適性の追求にも力を入れています。
「アトラス」の年式はモデルによって異なる!それぞれの特徴をご紹介

「アトラス」の年式は、1.5トンクラスが初代〜5代目現行モデル、2〜4トンクラスが初代〜7代目現行モデルとなっており、クラスによって変遷が変わります。
1.5トンクラスの年式の変遷
「アトラス」の1.5トンクラスの年式をそれぞれご紹介します。
初代モデル
1982年に登場した1.5トンの初代「アトラス」(F22型系 1982年〜1992年)のエンジンは、ガソリンエンジンがZ20型・Z16型、ディーゼルエンジンがSD25型・SD23型を採用。
フロントウインドシールドとドアガラスは、日産の2代目「キャラバン」と3代目「ホーミー」と同タイプでした。
1986年にはフロントグリルの造形を変更するマイナーチェンジを行い、ディーゼルエンジンをTD23型、TD27型に変更。
1990年にはガソリンエンジンをNA16型、NA20型に変更しました。
2代目モデル
2代目「アトラス」(F23型系 1992年〜2007年)は、1992年に登場。
エンジンはディーゼルエンジンがTD23型とTD27型、ガソリンエンジンがNA16S型とNA20型を搭載し、計4種をラインナップしました。
1995年のマイナーチェンジでは、ディーゼルエンジンのTD23型をTD25型に変更。
同年、いすゞ自動車に「エルフ100」としてOEM供給をスタートしました。
1999年にはフロントグリルやバンパーの形状といった内外装の変更に加え、搭載ガソリンエンジンをDOHC KA20DE型に変更し、直列4気筒OHVディーゼルのTD27型とQD32型と合わせて3機種となりました。
2004年には全車に運転席SRSエアバッグシステムを標準装備するなど、一部改良を行いました。
3代目モデル
2007年に登場したのが、3代目「アトラス」(F24型系 2007年〜2021年)。
3代目より、1.75〜2トン積みも追加されました。
エンジンは新長期規制対応ディーゼルエンジンのZD30DDTi型と、ガソリンエンジンのQR20DE型を搭載。
トランスミッションは5速AT、5速MT、6速MT、6速AMT(機械式AT)が設定され、これは最大積載量やエンジンの種類によって設定が異なります。
3代目モデルでは、OEM供給の動きも盛んになり、「アトラス」の姉妹車が登場しました。
2007年には、OEM車のいすゞ「エルフ100」のガソリンエンジン車と、日産ディーゼル「コンドル」の1〜2トン車がフルモデルチェンジ。
2009年には中国で鄭州日産汽車が「NT400キャブスター」として発売を開始し、2013年には三菱ふそうトラック・バスへ「キャンターガッツ」としてOEM供給を開始しました。
2013年にパーキングアシストシステム「アラウンドビューモニター」をトラック用に進化させた「マルチビューモニターシステム」を、世界で初めて搭載。
荷台の上面4カ所にカメラを配置することで、車両周囲の様子を運転室内上部のハイマウントモニターで確認できるという画期的なシステムで、左折時の巻き込み事故防止など、安全面のサポート機能が向上しました。
2019年には4代目「アトラス」の発売に伴い、3代目「アトラス」はガソリン車のみとなったことで「アトラスガソリン」へと改名。
これを機に三菱ふそうへのOEM供給が終了し、2020年12月には販売を終了しています。
4代目モデル
4代目「アトラス」(F25型系 2019年〜2024年)は、2019年にフルモデルチェンジを行なったモデルで、「アトラス ディーゼル」として発売されました。
約6年ぶりにいすゞによるOEM供給が再開された現行モデルは、いすゞの6代目エルフの1.5トン積モデルの供給を受けるモデル。
エンジンは最先端ディーゼル4JZ1-TCS型を採用しました。
インジェクター「i-ART(自律噴射精度補償技術)」や、尿素SCRで構成された排出ガス後処理装置の採用と合わせ、世界的に非常に厳しいといわれている平成28年排出ガス規制(ポスト・ポスト新長期規制)に全車適応。
さらに、燃費性能も向上されたことで「平成27年度燃費基準+10%」を達成しました。
トランスミッションは、2速発進の採用で発進時の荷崩れを低減する先進の「シーケンシャルマニュアルトランスミッション」を搭載。
さらに、衝突の危険性が高まると警報と緊急ブレーキで衝突を回避する「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」や、追突事故防止をサポートする「車間距離警報」、発進時のアクセルとブレーキの踏み間違えを防止する「踏み間違い衝突防止アシスト」など、安全性も強化された車両です。
5代目モデル(現行)
5代目「アトラス」(F26型系 2024年~)は、2024年に登場しました。
種類は、平ボディの標準キャブ、標準ボディのみの設定で、シングルキャブ・フルフラットロー、シングルキャブ・フラットロー、ダブルキャブ・フラットローの3タイプです。
エンジンは4代目と同様に4JZ1-TCS型を採用し、パワフルかつ低燃費を実現。
積載状態や道路勾配を判別し、自動で省燃費制御する「ECONOモード」や自動的にアイドリングストップしてくれる機能など、燃費だけではなく環境にも配慮できるサポート機能があります。
先進安全装備としては、4代目の「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」や「車間距離警報」などに加え、警報音と警告で接触事故を予防できる「LDW(車線逸脱警報)」を搭載。
さらに、停車後の再発進時の出遅れを警報音やディスプレイ表示で知らせてくれる「先行車発進お知らせ機能」などもあり、安全運転をさらにサポートしてくれます。
なお、「アトラス」の燃費や維持費が気になる方は「アトラスの燃費や維持費を詳しく!内訳や総額、節約の方法も」を参考にしてみてください。
2〜4トンクラスの年式の変遷
次に、「アトラス」の2~4トンクラスの年式をそれぞれご紹介します。
初代モデル
1981年に登場した2〜4トンクラスの初代「アトラス」(H40型系 1981年〜1992年)。
日産「キャブオール」と「クリッパー」の後継車種として発売されました。
幾度ものマイナーチェンジを行い、1986年にはフロントグリルの造形を変更。
1988年にはフロントグリルのカラーを車体色に変更し、さらに1990年にはガソリンエンジンをNA20型に。
ED35型エンジン車も追加しました。
その際には全車パワーステアリング・サイレントパックを標準装備や、ワイドキャブ車に電動格納ミラーを助手席側に追加するなど、オプション設定等の改良も行いました。
2代目モデル
1991年に登場した2代目「アトラス」(H41型系 1991年〜1995年)のキャッチコピーは「この国を運びたい」。
エンジンはFD46、FD42、BD30のディーゼルエンジン3機種を搭載しました。
1993年のマイナーチェンジでは、標準キャビンハイルーフ仕様とセミロングホイールベース車を追加し、ウレタン製ハンドルを全車標準装備化しました。
さらに、新たに過流室式ディーゼルエンジンのED35型を追加しています。
3代目モデル
1995年にいすゞ「エルフ」のOEM供給を受けて登場したのが、3代目「アトラス」(H42型系 1995年〜2007年)。
3代目では幾度ものマイナーチェンジを行いました。
1999年にはフロントグリルのメッキ化とシート生地の変更、平成10年排出ガス規制適合し、さらにターボエンジンの排気量をアップ。
2002年にはCI変更などフロントグリル意匠を変更したほか、一部のエンジンで平成15年排出ガス規制に対応しました。
また、灯火器具類の保安基準変更に対応するため、2004年にフロントまわりのデザインを大幅に変更。
その際、2トン系車種にはクラッチペダルのないMTを標準装備しました。
2005年にはCNG車をマイナーチェンジし、4.6Lエンジンを搭載しています。
4代目モデル
新長期規制に対応した4代目「アトラス」(H43型系 2007年〜2012年)が、2007年に登場しました。
これは3代目「アトラス」に続き、いすゞ「エルフ」のOEM供給を受けて発売したモデルです。
2011年にディーゼルエンジン車はダウンサイジングを図り、5.2Lエンジンを廃止して4JJ1型3.0Lエンジンに統一。
これにより、ほぼすべてのタイプが「平成27年度燃費基準」を達成し、さらに平成22年基準排出ガス規制も適合。
環境性能が向上し、高い燃費性能を実現しました。
また、フロントアンダープロテクターや大型後部反射器を採用し、安全規制の強化にも対応しました。
5代目モデル
2012年に5代目「アトラス」(H44型系 2012年〜2021年)を、車種名を「NT450アトラス」と変更して発売。
5代目のベース車両は三菱ふそうトラック・バス製の8代目「キャンター」に変更しました。
2020年にOEM元である「キャンター」がマイナーチェンジしたため、2021年1月に販売終了しました。
6代目モデル
6代目アトラス(F25型系 2021年〜2024年)は2021年4月にフルモデルチェンジを行なったモデル。
2019年に発売した1.5トンクラスの4代目「アトラス」が車種名を「アトラス ディーゼル」に変更したことから、「アトラス2トンクラス」としてフルモデルチェンジを行いました。
最先端ディーゼルエンジン4JZ1-TCS型を搭載し、さらにインジェクター「i-ART(自律噴射精度補償技術)」や尿素SCRで構成された排出ガス後処理装置を採用。
これらにより、世界的に難しい平成28年排出ガス規制(ポスト・ポスト新長期規制)に全車適応し、さらに燃費性能も向上されたことで「平成27年度燃費基準+10%」を達成しました。
2021年11月の各種安全装置の装着義務化に向けて、小型トラック事故抑制につながる「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」「VDC(ビークルダイナミクスコントロール)」「車線逸脱警報」を全車に標準採用。
また、一部のモデルでは、交差点右左折時における事故抑制に向け、交差点警報を採用し、先進安全装備の拡充を図るなど、ドライバーが安心して運転できる安全装備が充実しています。
2023年にF26型へのフルモデルチェンジのため一旦販売を終了していますが、2024年に4WD車の一部を仕様変更し、販売が再開されています。
7代目モデル(現行)
7代目「アトラス」(F26型系 2023年~)は、2023年に登場した現行モデル。
エンジンは、6代目と同様の3.0 Lディーゼルエンジンの4JZ1-TCS型を搭載。
トランスミッションは、デュアルクラッチ式AMT(DCT)で、AT限定運転免許にも対応の9速DCTです。
運転しやすい上に、優れた燃費と動力性能を両立しています。
また、交通事故を防ぐための先進安全装置も大幅拡充。
ふらつき運転や車線逸脱による事故の抑制に貢献する「レーンキープアシスト(LKA)」や、停止・発進まで含めた全車速域に対応する「全車速車間クルーズ(FACC)」など、多数のサポートがあります。
発売当初はシングルキャブの2WDのみでしたが、2024年にはダブルキャブを含めた車両の追加が行われ、シングルキャブのバリエーションも追加されています。
なお、「アトラス」の年式とともに、さまざまな安全性能もご紹介しましたが、「アトラス」で雪道を走行することがあるという方は、安全に運転できるか不安もあるかと思います。
そんな方は「アトラスで雪道走行は安全?雪道で役立つ機能や乗り心地を紹介!」もぜひ参考にしてみてくださいね。
「アトラス」を中古で購入するメリット
アトラスを中古で購入することには、多くのメリットがあります!
グットラックshimaで中古トラックを購入するメリットもあわせてご紹介します。
アトラスを中古で購入する3つのメリット
アトラスを中古で購入するメリットを見ていきましょう。
価格を抑えて購入できる
中古で「アトラス」を購入するメリットの一つとして、リーズナブルな価格が挙げられます。
元々トラックは高価ですが、中古なら新車の「アトラス」よりもかなり抑えた価格で購入が可能。
予算に合わせた車両を選ぶことができますよ。
また、新車の場合は車両本体の価格に加え、オプションや架装の価格が加算されることもあるため、想定よりも高額になるということも。
しかし、中古車なら、すでにオプションが加えられていたり、架装が行われているトラックを入手できることもあるため、価格を抑えつつ希望に合ったトラックが見つかる可能性が高まります。
納期が早い
「アトラス」を含めたトラックは、受注生産品であるため、新車は納期が長くなりがちです。
中古トラックならすぐに使用することができるトラックを販売しているため、短期間で納車されます。
すぐに「アトラス」を購入し使用したいという方にも、中古トラックがおすすめですよ。
生産終了した年式モデルを購入できる
生産が終了した年式モデルの「アトラス」は、新車で購入することはできません。
しかし、中古なら、在庫さえあれば生産終了した年式モデルの「アトラス」を手に入れることができます。
「1つ前の年式が良かった」「この年式のアトラスに乗りたい」という希望がある方も、中古で探してみると良いでしょう。
グットラックshimaで中古トラックを購入するメリット
「アトラス」などのトラックを中古で購入するなら、グットラックshimaがおすすめです!
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入庫時には厳格なチェックと入念な整備を常に行なっているため、品質の面でも安心です。
さらに、自社でトラックの買取を行なっていることから、中間マージンが発生せず、価格を抑えられる点も強みです。
保証制度も充実しているので、購入後も安心してご使用いただけます。
なお、今乗っている「アトラス」を手放したいという方は、買取相場が気になると思います。
「アトラスの買取相場とは?高く買取してもらうコツも紹介」でご紹介していますので、ぜひご覧ください。
中古アトラストラック一覧
年式が異なる「アトラス」を比べて、最適な一台を
日産の小型・中型トラック「アトラス」。
いすゞ自動車「エルフ」のOEMである「アトラス」は、さまざまなシーンでの使用に適しているうえ、燃料の動力性能や安全性の高さから人気のトラックです。
インジェクター「i-ART(自律噴射精度補償技術)」や、パワフルで低燃費の最先端ディーゼル4JZ1エンジンを採用し、卓越した燃費性能を誇るアトラス。
平成28年排出ガス規制にも対応しており、低燃費と環境性能を両立している点も魅力の一つです。
1982年に発売された1.5トンクラスのアトラスは5代目が現行モデル、1981年に発売された2〜4トンクラスのアトラスは7代目が現行モデルです。
幾度もフルモデルチェンジを行い、機能性の向上はもちろん、環境や安全に配慮した充実の機能を搭載してきました。
「アトラス」を中古で購入するメリットとしては、価格を抑えて購入でき、納期が早く、生産終了した年式モデルでも購入できるという点が挙げられます。
「アトラス」などの、中古トラックの購入・買取ならグットラックshimaにお任せを!
豊富な在庫を取り揃えてお待ちしております。

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