2021.05.24
デュトロの年式は?モデルごとの特徴や変遷を解説!
こんにちは!グットラックshimaです!
「ヒノノニトン♪」のCMでご存知の方も多い日野自動車「デュトロ」は、「スマートで走りやすく仕事ができる車」をコンセプトにした小型トラック。
普段乗用自動車を中心に乗る方も安心して運転できるよう、AT車やAMT車の充実など乗用自動車と同様の機能が搭載されている「デュトロ」は、多くのドライバーから支持されています。
1999年に発売されたデュトロは、2011年にフルモデルチェンジして現行モデルの2代目を発売しました。
そこで今回は、デュトロの年式について。
年式ごとの変遷や、それぞれの外装・内装・装備年の特徴などを詳しくご紹介します。
中古デュトロトラック一覧
目次
まずは「デュトロ」の特徴や魅力面から!
小型トラックの中でも人気の高い日野の「デュトロ」。
デュトロは、ディーゼルエンジンとハイブリットディーゼルエンジンの2タイプのエンジンがあります。
小型トラックユーザーの中には、普段は乗用自動車が中心な方も多いことから、AT車やAMT車の充実など乗用自動車と同様の機能が搭載されているのも特徴です。
また、PCSや低速衝突被害軽減機能、前進誤発進抑制機能など、快適な運転を叶えるさまざまな安全機能を備えています。
1999年に発売されたデュトロは、2011年にフルモデルチェンジした2代目が現行モデルとなっています。
デュトロの年式は2代目まで!それぞれの特徴やスペックをご紹介
デュトロの初代モデルと2代目現行モデルについて、装備の特徴や変遷について見ていきましょう。
初代モデルについて
初代デュトロ(1999年〜2011年)は、当時市場ニーズが高まっていた積載量2トンの小型トラックとして、1999年にトヨタと共同で開発しました。
初代デュトロは1トン級の設定がなく、2トン級のみをラインナップ。
また、他社メーカーよりひと足早く、運転席のエアバッグが標準装備されました。
2002年に初のマイナーチェンジを行い、ターンシグナルランプをミラーステー下からヘッドランプないに移設するなど、フロントデザインを変更。
翌2003年には、小型トラックとして世界で初めてハイブリッド車が登場しました。
これは大型バスに採用していたHIMRシステムをベースにパラレル・ハイブリッド方式を採用したもので、小型トラックとして画期的な一台でした。
2006年には2度目のマイナーチェンジを行い、4,000ccのN04Cエンジンの搭載や新長期排出ガス規制値比NOx・PM10%低減、HINOブランド意匠のグリルへの変更など、大幅に改良。
また、ATトランスミッションが6速となり、トルクコンバーター式ステップATを装備する2トントラックとしては最多段数となりました。
2代目現行モデルについて
2代目デュトロ(2011年〜現在)は、2011年にフルモデルチェンジを行なった現行モデルです。
代表車種「XZC675M-TQMMX」のスペックはこちら。
<XZC675M-TQMMX(ディーゼル車/シングルキャブ4WD/標準長)のスペック>
- 床面高:全低床
- 最大積載量:2.0t
- 荷台内寸法:3,115mm×1,615mm×380mm
- 床面地上高:875mm
- エンジン出力:110kW
グレードは、必要な装備をすべて標準装備した「スタンダード」、高級感&高機能が満載の「ハイグレード」、コストパフォーマンスを追求した「ベーシック」の3種類です。
現行モデルでは、エンジンは高圧コモンレール式燃料噴射システムやDPRを刷新。
5種類のディーゼルエンジンにより、燃費向上や排出ガスのクリーン化が実現しました。
現行モデルでは、ディーゼル車のほかにガソリンとLPG、専用ディーゼルエンジンを組み合わせたハイブリット車をラインナップ。
ハイブリット車は、ハイブリッド専用エンジンとHVモーターの間にクラッチを設置することで、エネルギーを効率的に利用。
平成27年度燃費基準+15%の13.6km/Lを達成し、低燃費を実現しました。
また、ディーゼル車は総排気量4,009Lの直列4気筒・ターボインタークーラーのエンジンを搭載。
日野のクリーンディーゼルシステム「AIR LOOP」を採用した排出ガス処理装置を搭載し、平成22年排出ガス規制に適合しています。
そして、雨や雪で滑りやすい路面などで横滑りが発生したとき、ブレーキとエンジン出力を自動的にコントロールして車両のスリップやスピンなどを抑制する「VSC(ヴィークル・スタビリテイ・コントロール)」を世界で初めて小型トラックに採用するなど、安全面も向上しました。
ほかにも、車線からの逸脱を検知して警告する「車線逸脱警報」や、発進・加速時の車両安定性をサポートする「TRC(トラクションコントロール)」も標準装備し、ドライバーがより安心して快適に運転できるように。
内装は膝前部分や株の形状を工夫して中央席の足元スペースを拡大し、より快適な乗り心地を実現。
乗降ステップの大型化やドア開口部の拡大など、空間や乗降性も向上したデュトロは、2011年にグッドデザイン賞を受賞しています。
2012年、初マイナーチェンジからの変遷
2012年に最初のマイナーチェンジを行い、N04C-UQ型エンジン車を含め全ての車型が低排出ガス車に。
また、最大積載量が4トン以上の車型は「平成27年度燃費基準」を達成しました。
2013年のマイナーチェンジでは、電動パーキングブレーキを高所作業車などに搭載し、軽い力で制動が可能に。
その後ほぼ毎年改良を行い、2015年にはVSCが全車標準装備に、2016年には全車ヘッドランプのマルチリフレクター化や2トン小型トラックでは初となる追突被害軽減ブレーキシステム(歩行者検知機能付)を採用しました。
2017年にはほぼ全ての車両に追突被害軽減ブレーキシステム(歩行者検知機能付)とレーンディパーチャーアラートを標準装備し、2019年には環境性能は全車平成28年排出ガス規制に対応するなど、マイナーチェンジによって機能の充実を図っています。
中古デュトロトラック一覧
年式が異なるデュトロを比べて最適な一台を!
多くのドライバーから支持されている日野の小型トラック「デュトロ」。
小型トラックユーザーの中には、普段は乗用自動車が中心な方も多いことから、AT車やAMT車の充実など乗用自動車と同様の機能が搭載されているのも特徴です。
1999年に発売されたデュトロは、2011年にフルモデルチェンジした2代目が現行モデルとなっています。
デュトロは幾度もマイナーチェンジを行い、機能性の向上はもちろん、環境、安全に配慮した充実の機能を搭載してきました。
デュトロは年式によって特徴が異なるので、中古トラックを購入する際は年式もしっかり確認しましょう!
グットラックshimaでも「デュトロ」の中古トラックをお取り扱いしています。
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