2022.06.10
トラックの最大安定傾斜角とは?守るべき基準をチェック
こんにちは!グットラックshimaです!
トラックを日常的に運転する方なら知っておきたい、さまざまなトラック用語。
なかでも、安全にトラックを運転するために理解しておきたいのが「最大安定傾斜角」です。
今回は、トラックの最大安定傾斜角とは何かを解説します!
何のために定められていて、どのくらいの角度なのかを詳しくお伝えしますので、トラックを運転される方はぜひ覚えておいてくださいね。
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目次
トラックの最大安定傾斜角とは?
トラックにおける「最大安定傾斜角」とは、「空車時に車両を傾けても倒れない角度」のことを指しています。
言い換えると、空車状態のトラックを傾けた時に、反対側の車輪の全部が地面を離れてしまう瞬間の角度のことです。
一般的なトラックは、左右それぞれ最大安定傾斜角が35度以上であることが定められていますが、すべてのトラックで角度が統一されているわけではありません。
クレーン車のような作業車両や、レントゲン車のような重心が高い車両は、最大安定傾斜角は30度以上である必要があります。
トレーラーの場合は、この最大安定傾斜角度は牽引車(トラクタ)と連結時のものを算出します。
トラックには最大安定傾斜角以外にも規制がある!守るべき点を確認
トラックには、最大安定傾斜角以外にも守るべき規則がいくつかあり、どれも安全に走行するために欠かせないものです。
それぞれ詳しく解説していきますので、トラックを日常的に運転するという方はチェックしておきましょう。
最小回転半径
「最小回転半径」とは、ハンドルを最大限に切った状態で旋回した際、1番外側のタイヤの中心が描く円の半径のことをいいます。
トラックの最小回転半径は12m以下と定められています。
最大積載量
「最大積載量」とは、その名の通り積載することが認められている最大量のことです。
道路運送車両法により定められており、走行の際に必ず守らなければいけません。
この最大積載量を守らないと「過積載」という交通違反と判断され、罰金や罰則が課せられるため気をつけましょう。
過積載を行うとドライバーだけでなく、運送会社や荷主も罰せられます。
最大積載量は、事故を防ぐためにも非常に重要な規則です。
過積載によってハンドル操作ができなくなったり、トラックの横転につながったり、過去には死亡事故も引き起こされています。
重大な事故にもつながりかねないため、最大積載量には特に注意が必要です。
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トラックの最大安定傾斜角は35度以上!交通ルールはきちんと守ろう
トラックの運転者であれば耳にすることもある「最大安定傾斜角」という言葉は、「空車時に車両を傾けても倒れない角度」のことを指しています。
通常のトラックの場合は35度以上、クレーン車やレントゲン車などは30度以上と定められています。
また、最大安定傾斜角以外にも、最小回転半径や最大積載量など、トラックを運転する上で守らなければいけない規則はいくつか存在します。
特に過積載は重大な事故につながる可能性もあるため、きちんと守って運転するようにしましょう。
トラックの購入や今の車両の買取、各種手続きのご相談まで、トラックについて詳しく知りたいという方はぜひグットラックshimaへお気軽にお問い合わせください!!