2022.06.13
トラックの最小回転半径とは?車種ごとの数値もチェック
こんにちは!グットラックshimaです!
トラックを日常的に運転する方なら耳にすることが多いさまざまなトラック用語。
安全にトラックを運転するために理解しておきたいトラック用語はたくさんありますが、今回解説するのは「最小回転半径」です。
何のために定められているのかや、トラックの種類・サイズ別で最小回転半径はどう違うかについても詳しく解説します。
トラックを運転される方はぜひ覚えておいてくださいね。
中古トラック一覧
目次
トラックの最小回転半径とは?
「最小回転半径」とは、ハンドルを最大限に切った状態で旋回した際、1番外側のタイヤの中心が描く円の半径のことをいいます。
トラックは12m以下でないと公道を走ることができないことが、道路運送車両法によって定められています。
メーカーは国土交通省からこの数値の認可を受け、各カタログに掲載しています。
最小回転半径は「ホイールベース/Sinタイヤの最大切れ角」で最小回転半径を求めることができ、ホイールベースの大きさに比例します。
最小回転半径が小さいほど、運転していて小回りが利きやすい・曲がりやすいと感じることができるでしょう。
同時に、Uターンや車庫入れのしやすさに関する目安にもなります。
逆にいうと、数値が大きいほど小回りが効かないということになるので、曲がる際に慎重に回旋する必要があります。
そのため、数値が大きいトラックを運転する際には注意しましょう。
ただし最小回転半径の数値は、ハンドルの切り具合やタイヤの劣化具合、路面の状態によっても変わってくるため、あくまでも「目安」といったところです。
トラックのスペックによっても異なるため、次で参考にご紹介しますね。
最小回転半径をトラックの種類やサイズごとにもチェック
最小回転半径は、大型・中型・小型などのトラックのスペックによっても変わります。
例として、代表的なメーカーのトラックからピックアップした一部の最小回転半径をご紹介します。
各メーカーのモデルによって細かく数値は異なるため、購入の際の確認は重要です。
大型トラック
- いすゞ「ギガ」大型ウィング(フルキャブ)2PG-CXG77C-XX-D:11.4
- 三菱ふそう「スーパーグレート」カーゴ(フルキャブ)2PG-FU74HZ:10.0
- 日野自動車「プロフィア」カーゴ(フルキャブ)FN1AYJG-FRABA:11.6
中型トラック
- いすゞ「フォワード」カーゴ(フルキャブ)2RG-FRR90S2:7.2
- 三菱ふそう「ファイター」カーゴ(フルキャブ)2KG-FK65F:7.5
- 日野自動車「レンジャー」カーゴ(ショートキャブ)FC2ALBG-CMBBA:7.5
小型トラック
- いすゞ「エルフ」カーゴ(標準キャブ)NJR88A-EE6LAA-D:4.4
- 三菱ふそう「キャンター」カーゴ(標準ルーフキャブ)2RG-FBA20:4.5
サイズごとに平均の数値はあるものの、数値の幅は広いため、トラックの用途や目的に合わせてチェックしましょう。
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トラックの最小回転半径=曲がりやすさ!購入時の参考に
トラックの「最小回転半径」とは、ハンドルを最大限に切った状態で旋回した際、1番外側のタイヤの中心が描く円の半径のことをいいます。
つまり、最小回転半径が小さいほど、運転時に曲がりやすいと感じることができます。
また、最小回転半径はハンドルの切り具合やタイヤの劣化具合、路面の状態によっても変わり、トラックの大きさやスペックによっても異なります。
運転のしやすさにつながってくるため、トラックを購入する際には最小回転半径をチェックすることをおすすめします。
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