2021.02.02

トラックの雪道対策に必要なものは?準備や安全運転のコツも解説!

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こんにちは!グットラックshimaです!

 

積雪や凍結した雪道は、通常の感覚で運転するのは非常に危険です。

トラックの運転に慣れていても、冬場の雪道を安全に走行するためには、トラックにそれなりの対策をする必要があります。

 

そこで今回は、トラックの雪道対策について。

雪道の危険性やトラックを運転するうえで準備するもの、安全運転のコツなどを詳しくご紹介します。

 

中古トラック一覧

 

トラックの雪道対策はなぜ必要?雪が降った際に予測できる危険

トラックの雪道運転は、どんなに運転に慣れている方でもコントロールが難しく、さまざまな走行リスクがあるため注意が必要です。

雪道を走るときや、雪が積もることでの危険はさまざまです。

特に以下の4つの点に気をつけましょう。

 

危険1:スリップ・スピン

積雪やアイスバーン状態の路面では、摩擦係数が低いためトラックのタイヤが路面にグリップ力を保つことが困難になり、滑りやすくなります。

 

そのため、雪道での急なアクセル・ブレーキはスリップやスピンを引き起こしやすくなります。

 

危険2:ハンドル操作やブレーキ操作が困難

雪道では摩擦係数が非常に小さくなるため、トラックのハンドルが取られて操作が困難になる場合があります。

また、雪道やアイスバーンの路面では、乾いた路面に比べてトラックの止まりにくくなります。

特に下り坂では一層ブレーキ操作が難しくなるため、停車位置の手前からブレーキ操作をするなど、慎重かつ注意が必要です。

 

危険3:スタック

スタックとはタイヤが空転して車両が動かせなくなること。

雪道ではアクセルを急に踏み込んだりすることで、積雪路面とタイヤの間に摩擦ななくなってしまい、トラックのスタックに繋がります。

 

危険4:積もった雪の落下被害

トラックは乗用車より面積があるため、雪が積もりやすいです。

キャビンや荷室に降り積もった雪は制動時に急に滑り落ちて視界をふさぐ危険や、走行中の落下で周辺の車に迷惑をかける危険性も。

始動前に雪下ろしをしておくと安心でしょう。

 

 

トラックの雪道対策は基本準備が大事!

スタッドレスタイヤ

 

安全なトラック運行が難しい雪道やアイスバーンを走行する際は、事前にしっかりと準備することが大切です。

 

スタッドレスタイヤの装着

雪道や凍結路をノーマルタイヤで走行することは非常に危険です。

雪や氷など摩擦が少ない路面でも、スタッドレスタイヤなら路面をしっかりと捉えて、安全に走行することができます。

 

タイヤチェーンの装着

降雪地帯ではない場合、ノーマルタイヤにタイヤチェーンを装着すれば安全に走行することが可能です。

トラックの場合、タイヤチェーンを駆動輪(後輪・ダブルタイヤの外側)に装着します。

装着時は、チェーンの緩みやフックへのかけ忘れ、チェーンの損傷などがないか、しっかりチェックして装着しましょう。

チェーンの種類は金属チェーンタイプ、ウレタン&ゴムチェーンタイプ、布製カバータイプがありますが、安全な運行を確保することができれば種類は特に問いません。

なお、スタッドレスタイヤを装着している場合でも「チェーン規制」がある場合は走行できないため、常にチェーンを積んでおくことをおすすめします。

 

雪かき道具の準備

屋根のない場所にトラックを停車していて大雪が降った場合、トラックの荷台や屋根には多くの雪が積もった状態になります。

雪を乗せたまま走行すると、ブレーキをかけた際にフロントガラスに雪が落ち、視界が遮られることがあり大変危険です。

必ず雪下ろしをしてから走行しましょう。

 

そのためには、スコップや軍手、長靴など雪かき道具を準備しておくことが大切です。

また、解氷スプレーがあるとガラスが凍ったときに便利ですよ。

 

燃料の補充

冬場は突然大雪に見舞われる恐れがあり、予期せぬ場所で立ち往生する可能性があります。

いざというときのために、燃料は常に満タンにしておくことを意識しましょう。

 

 

トラックが冬道で特に注意が必要な場所は?

雪道トンネル

積雪や凍結など冬はトラックの運転に注意が必要ですが、さらに気をつけなければならない場所もあります。

 

トンネルの出入口

トンネルの出入口は、山からの吹きさらしの風の影響で凍結しやすいスポットです。

出入口では一層トラックのスピードを緩めて走行しましょう。

 

坂道

凍結した下り坂では一度スリップしてしまうとハンドルが効かず、止まれないことも。

ゆるやかな坂道でも危険ですので、ブレーキを上手に使ってゆっくりと慎重に下りましょう。

 

峠道

山間部など峠道は日陰が多いため凍結しやすい場所です。

また、急カーブが多いため市街地よりも滑りやすくなっていますので、ゆっくりと走行することが大切です。

 

橋の上

橋の上は遮るものがなく風にさらされているため、非常に凍りやすくなっています。

特に冷え込みの厳しい朝晩は、橋の上を走行する際にスピードを落として渡りましょう。

 

 

 

トラックの雪道対策、安全運転のポイントは?

POINT

 

雪道はスリップしやすいため、急ブレーキや急発進、急ハンドルなど“急”がつく運転操作はトラブルに繋がります。

加速も減速、カーブを曲がる際もゆるやかに操作し、余裕と持った運転を心がけましょう。

 

自分が気をつけていても周りの車がスリップして事故が起きる恐れもあります。

特に積雪や凍結路面を走行する際は、車間距離を空けて運転することが大切です。

靴底に付着した雪や氷でペダル操作が上手くいかないといったトラブルもあるため、トラックに乗り込む前に雪を落とすことも忘れず行いましょう。

また、雪道走行中はフロントガラスの視界を確保するため、ウォッシャー液とワイパーを用いることが多くなります。

その場合、駐車が長くなるケースは注意が必要です。

しばらくエンジンを停止して温度が低下しすぎるとウォッシャー液が凍ってしまい、視界が悪くなってしまうことも。

始動前にしっかり作動するか、視界は確保できそうか確認することも安全運転につながります。

 

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トラックの雪道対策をしっかり行い安全運転を!

トラックの雪道運転は、どんなに運転に慣れている方でもコントロールが難しく、以下のような走行リスクがあります。

  • スリップ・スピン
  • ハンドル操作、ブレーキ操作が困難
  • スタック
  • 積もった雪の落下被害

トラックを雪道や凍結した道路でも安全に走行するためには、スタッドレスタイヤやタイヤチェーンの装着、雪かき道具の準備、燃料の補充といった事前準備が大切です。

 

雪道を運転する際は、 “急”がつく運転操作を避け、安全運転を心がけてくださいね。

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