2021.01.22
トラックのパワーゲートが動かない!故障の原因や対策、予防法も
こんにちは!グットラックshimaです!
荷物の積み下ろしなどに重宝する、トラックのパワーゲート。
人力では持ち上げるのが困難な重量や個数が多い場合でも、少人数での作業が可能になり、とても便利です。
そんな便利なパワーゲートですが、突然動かなくなり故障してしまうと、作業に支障をきたして困ってしまいますよね。
そこで今回は、トラックのパワーゲートの故障について。
動かないときや不安定な場合の原因や対策などを詳しくご紹介します。
中古パワーゲート部品一覧
目次
トラックのパワーゲートとは?
運送の際の重たい荷物や、荷物の量が多いときだけでなく、福祉の場面や引っ越しなど、さまざまなシーンで大活躍してくれるトラックのパワーゲート。
操作方法も簡単で、ボタン1つで昇降できるシステムは非常に便利です。
トラック業界では耳にすることの多いパワーゲートですが、パワーゲートという呼び名は極東開発工業の商標名。
一般的にはテールゲートリフターやテールゲート昇降装置と呼ばれていますが、今ではパワーゲートという呼称が広く認知されているため、商標名で呼ぶことも多いようです。
トラックのパワーゲートについて、詳しくは「トラックのパワーゲートとは?特徴や種類、注意点などを解説!」もチェックしてくださいね!
トラックのパワーゲートが動かない!症状や原因は?
便利なトラックのパワーゲートですが、突然動かないなど故障してしまうと、作業に支障をきたしてしまいます。
主な故障の症状やその原因について見ていきましょう。
パワーゲート故障時の症状
トラックのパワーゲートが故障した場合、以下のような症状が発生します。
- 動かない
- 昇降しない
- 作業中に途中で停止する
- 勝手に降下する
このようにパワーゲートが正常に機能しなくなった場合や、動きが不安定な場合は故障した可能性が高いです。
そのまま使い続けるとトラックに影響を及ぼすだけではなく、事故に発展してしまう恐れもありますので、気づいた際にはすみやかに使用を中止しましょう。
パワーゲートの故障原因
トラックのパワーゲートにはさまざまな原因が考えられますが、その故障発生の主な原因は経年劣化です。
①オイル漏れ
油圧シリンダーを長年使用すると劣化してオイル漏れが発生し、パワーゲートの故障に繋がります。
②電源スイッチの不具合
トラックのパワーゲートを開閉するための電源スイッチが接触不良を起こすと、開閉自体できなくなってしまいます。
③配線の断線
パワーゲートが動かない場合、油圧モーターの断線が原因の場合も。
断線は気がつかないケースも多いので、パワーゲートが正常に作動しない場合は、配線の状態も確認しましょう。
④油圧モーターのブラシ摩耗
油圧モーター内にはブラシがあります。
このブラシが摩耗してしまうと、モーター内部を傷める原因となり、パワーゲートの故障に繋がります。
トラックのパワーゲートが動かないときの対処法
トラックのパワーゲートが故障して正常に動かなくなってしまった場合は、早急に点検・修理を行いましょう。
部品を購入して自分で修理・交換することも可能ですが、パワーゲートの故障にはさまざまな原因が考えられるうえ構造が複雑ですので、セルフメンテナンスはおすすめしません。
費用は発生してしまいますが整備工場やディーラーなどに相談し、しっかり点検・修理をしてもらいましょう。
軽微な故障は数千円程度で修理できますが、パワーゲートのテーブルや本体の交換など、故障箇所によっては修理費用が高額になる場合もあります。
トラックのパワーゲートの故障を防ぐ方法とは?
トラックのパワーゲートの故障を防ぐためには、定期的な点検が大切です。
車検時に整備工場やディーラーでしっかり点検してもらうのはもちろん、自分でも不具合がないか定期的に確認することが大事。
少しでも不具合を見つけた際には、すぐにプロによる点検・修理を依頼しましょう。
トラックのパワーゲートの一番の故障原因は経年劣化です。
定期的な点検とこまめな部品交換で、大きな故障をすることなく長く使い続けることができますよ。
中古パワーゲート部品一覧
トラックのパワーゲートが動かないときは早急に点検・修理を!
トラックのパワーゲートは、運送の際の重たい荷物や荷物の量が多いときだけでなく、福祉の場面や引っ越しなど、さまざまなシーンで大活躍してくれる便利な装置です。
パワーゲート故障時の症状と原因は主に以下の通りです。
<症状>
- 動かない
- 昇降しない
- 作業中に途中で停止する
- 勝手に降下する
<原因>
- オイル漏れ
- 電源スイッチの不良
- 配線断線
- ブラシ摩擦
パワーゲートの故障を防ぐためには、定期的な点検・修理が大切です。
万が一故障して正常に動かなくなってしまった場合は、早急に整備工場やディーラーですぐ修理してもらいましょう。