2021.05.26
プロフィアの年式は?モデルごとの特徴や変遷を解説!
こんにちは!グットラックshimaです!
日野のトラックの中でもトップクラスのシェアを誇る大型トラック「プロフィア」は、日野の総力を集結したハイレベルなトラック。
1992年に発売されたプロフィアは、2度のフルモデルチェンジを経て、2017年に現行モデルの3代目を発売しました。
そこで今回は、プロフィアの年式について。
年式ごとの変遷や、それぞれの外装・内装・装備年の特徴などを詳しくご紹介します。
目次
まずは「プロフィア」の特徴や魅力面から!
大型トラックの中でも人気の高い日野の「プロフィア」。
2段過給ターボと世界で初めてインタークーラー2基を搭載した9Lエンジンは、輸送能力を向上しながらも燃料費の削減も実現しています。
また、プロフィアハイブリットモデルも展開しているので、大型トラックの課題でもある環境性能・低燃費に対してよりアプローチできるラインナップとなっています。
また、安全機能にも注目。
国内の大型トラックとしては初めてプリクラッシュセーフティシステム(PCS:歩行者検知機能付衝突回避支援タイプ)と可変配光型LEDランプを標準装備するなど、ドライバーにとって安心な機能が満載です。
1992年に発売されたプロフィアは、2017年にフルモデルチェンジした3代目が現行モデルとなっています。
プロフィアの販売車両
プロフィアの年式は3代目まで!それぞれの特徴をご紹介
プロフィアの初代モデルから3代目の現行モデルまで、装備の特徴や変遷について見ていきましょう。
初代モデルについて
スーパードルフィンをモデルチェンジとして登場した初代モデル。
スーパードルフィンプロフィア(1992年〜2003年)という名称で、1992年5月に発売しました。
初代プロフィアの特徴は、ヘッドライトとヘッドライトの間3つの穴が並んだフロントグリルと、標準装備したエンジンワンキー操作。
また、初代プロフィアから日野の新しいロゴがつけられるようになりました。
初めてのマイナーチェンジは1994年。
平成6年排出ガス規制の適合や、フロントグリルの変更などが行われました。
1998年のマイナーチェンジでは、バンパーにフォグランプが付き、ディスチャージヘッドランプの設定や運転席エアバッグ、ABSが全車で標準装備に。
2000年のマイナーチェンジでは、平成11年排出ガス規制に適合し、フロントリッドのグリルが2段になりました。
初代モデルでは合計3回のマイナーチェンジが行われています。
2代目モデルについて
2003年に発売された2代目プロフィア(2003年~2017年)から、名称が正式に「プロフィア」となりました。
アクセルとブレーキペダルがオルガン式から吊り下げ式に変更され、全車に直6インタークーラー付ターボを搭載。
また、運転席シートは標準シート、エアサスシート、ドイツISRINGHUSEN社の高機能シートの3種類から選ぶことが可能となりました。
2010年には平成21年(ポスト新長期)排出ガス規制に適合。
また、DPRと尿素SCRシステムを組み合わせたクリーンディーゼルシステム「AIR LOOP」を導入するなど、環境を考慮したモデルとなっています。
そして、現在では欠かせない追突被害軽減ブレーキシステムや車両ふらつき警報、VSC(横滑り防止装置)、運転席側アンダーミラーなど、安全装備が全車標準装備となりました。
2014年にはエンジン制御を改良し、さらに慣性走行機能「E-COAST(イーコースト)」をProshift12搭載車で追加。
これらにより、平成27年度燃費基準値+5%達成を実現しました。
3代目現行モデルについて
3代目プロフィア(2017年〜現在)は、2017年にフルモデルチェンジを行なった現行モデルです。
代表車種「FS1AWHJ-GRABA」のスペックはこちら。
<FS1AWHJ-GRABA(プロフィアカーゴ フルキャブ)のスペック>
- 最大積載量:15.4t
- 車両総重量:24.84t
- 車両寸法:全長11,990mm×全幅2,490mm×全高3,115mm
- 荷台内寸法:長さ9,600mm×幅2,390mm×高さ580mm
- 床面地上高:1,320mm
プロフィアでは、カーゴ、トラクター、ダンプ・ミキサーと汎用性の高い3種のタイプをラインナップしています。
現行モデルの特徴は、ダウンサイジングされた9Lエンジンにより実現した「低燃費」や「安定走行」。
大量の輸送物を積載しても最大トルクまで快適に引き上げることで、安定走行が可能となりました。
2019年には新型の「プロフィアハイブリット」が加わり、大型トラックの課題でもある環境性能・低燃費に対してよりアプローチできるように。
なお、この「プロフィアハイブリット」は、2017年10月に日野自動車で策定された「日野環境チャレンジ2050」における取り組みに沿った新型車両です。
また、プロフィアは安全性能も優れ、国内の大型トラックとしては初めて自動ブレーキ「プリクラッシュセーフティシステム(PCS:歩行者検知機能付衝突回避支援タイプ)」を標準装備しています。
PCSは距離認識に強いミリ波レーダーと形状認識に強い画像センサーで、前方車両や障害物、歩行者を検知し、警報およびディスプレイ表示が作動する仕組み。
衝突の可能性が高いと判断した場合は、自動ブレーキが発動して衝突回避・被害軽減を行います。
年式が異なるプロフィアを比べて、最適な一台を
大型トラックの中でも人気の高い日野の「プロフィア」。
2段過給ターボと世界で初めてインタークーラー2基を搭載した9Lエンジンは、輸送能力を向上しながらも燃料費の削減も実現しています。
1992年に初代モデルが発売され、2017年にフルモデルチェンジした3代目が現行モデルです。
幾度もフルモデルチェンジとマイナーチェンジを行い、機能性の向上はもちろん、環境、安全に配慮した充実の機能を搭載してきたプロフィア。
年式によって特徴が異なるので、中古トラックを購入する際は年式もしっかり確認しましょう!
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