2021.03.02
レンジャーで雪道走行は安全?雪道で役立つ機能や乗り心地を紹介!
こんにちは!グットラックshimaです!
本格的な冬が到来すると、雪道でのトラック運転が心配になりませんか。
雪道は、普段のアスファルト路面より格段に滑りやすくハンドルを取られやすいため、事故に繋がる可能性が高まります。
そのため普通乗用車同様、トラックのタイヤもチェーンを巻いたりスタッドレスタイヤに履き替えたりして、雪道対策をしなくてはなりません。
では、トラックにはタイヤの雪道対策以外に、雪道での安全対策はないのでしょうか。
今回は「トントン、トントン、ヒノノニトン♪」でおなじみの、日野自動車の「レンジャー」の雪道対策について、詳しくお話ししましょう。
目次
雪道走行に関係するレンジャーの標準スペックとは?
今回の主役「レンジャー」は、日野自動車の中核的存在の中型トラックです。
シャーシは消防車などの特殊車両にも採用されています。
エンジンの馬力もあり、エンジンタイプ5タイプとトランスミッションラインアップも豊富なため選択肢が多く、ユーザーの好みや用途に合った一台を探しやすい車種でもあります。
そんな日野自動車「レンジャー」には、雪道で活躍する安全性能や装備が8種類あります。順にご紹介していきましょう。
レンジャー販売車両
PCS(歩行者検知機能付き)
衝突被害軽減ブレーキシステムのことで、レーダーセンサーと画像センサーで先方の先行車などを検知します。
センサーが衝突の可能性があると判断すると、警報音とブレーキ表示によってブレーキ操作を促します。
ドライバーがブレーキを踏むとブレーキアシストが作動し、停車をアシスト。
ブレーキを踏まなかった場合は自動ブレーキが作動し、衝突被害の軽減に役立っています。
スキャニングクルーズⅡ
手元のステアリングスイッチで車速を設定し、一定速度での走行を可能にします。
さらにミリ波レーダーで先行車を検出し、適切な車間距離を自動的に維持。
ドライバーのアクセルやブレーキの操作が減るため、疲労の軽減が期待できます。
車間距離が急激に短くなると警告を発し、衝突の可能性がある場合はPCSを作動させます。
※スキャニングクルーズⅡは、時速約30km/h以下でキャンセルになります。(AT車の場合、時速約50km/h以下でキャンセル)
※道路状況、天候状態によっては作動しない、または作動が遅れる場合があります。詳しくは、取扱説明書をご覧いただくか販売会社までお問い合わせください。
車両ふらつき警報
高速道路などで時速約60km/h以上で走行中、操舵角センサーが不自然なハンドル操作などから、ふらつき具合の増大を検知すると警報を発します。
警報とディスプレイ表示で休息や注意を促し、事故を未然に防ぐシステムです。
また、警報が続いた場合にはPCSが早期に作動します。
※道路状況、車両状態、天候状態によっては作動しない場合があります。
車線逸脱警報
時速60km以上で作動する警報です。
搭載された画像センサーによって前方の車線を検出し、ウィンカー操作を行わずに車線から逸脱する可能性がある場合に警報を発します。
警報とディスプレイ表示で注意を促し、わき見運転やぼんやり運転の防止をします。
警報音は車線逸脱方向のスピーカーから発せられ、注意すべき方向を知らせます。
接触事故などの未然の防止にもつながるでしょう。
※道路状況、車両状態、天候状態によっては作動しない場合があります。
ドライバーモニターⅡ
前方不注意による事故を防止するため、ドライバーの運転姿勢・顔向きやまぶたの開閉状態などをモニターカメラで常時確認し、前方への注意不足を検知すると警報で知らせます。
さらに、より顔を認識しやすい場所にカメラがあるので検知能力が向上。
前方不注意による事故防止に役立ちます。
また、衝突の可能性がある場合は、PCSが早期に作動します。
※条件によっては、ドライバーの運転姿勢・顔向き・まぶたの開閉についてドライバーモニターが正常に判定できず、警報機能が正常に作動しないことがあります。
詳しくは取扱説明書をご覧ください。
VSC(車両安定制御システム)
滑りやすい路面やカーブでの事故の抑制に貢献。
カーブでの車線からのはみ出し(ドリフトアウト)や横転、滑りやすい路面でのスリップやスピンなどの抑制に寄与するため、警報音・エンジン出力制御・ブレーキングにより、ドライバーの危険回避操作をサポート。
精神的、肉体的な負担の軽減に貢献します。
※VCSはトヨタ自動車(株)の登録商標です。
※車両の速度がVSCの制御の限界を超えているとき、積荷の積み方が適正でないとき、また道路状況、天候状態などによってはVSCが作動しなかったり、作動してもその効果が十分に得られない場合があります。
詳しくは販売会社にお問い合わせください。
リターダ/ABS
確実で安定した制動により、安全運転をサポート。
長い下り坂などでフットブレーキのサポートに有効な電磁式リターダー、滑りやすい路面でのブレーキング時にタイヤロックを防ぎ、ハンドル操作による危険回避をサポートするABSが、車両の制動をより安定させます。
※ABSは標準装備です。リターダーには、エンジン・トランスミッションによってオプションと標準装備の設定があります。
詳しくは販売会社にお問い合わせください。
以上が、レンジャーに標準装備されている安全性能です。
オプション機能ですが、「ヘッドランプクリーナー」という機能もあります。
ヘッドランプに付着した泥やホコリ、雪を落とすことができるため、夜間や雨・雪でぬかるんだ道路を走行する際などに、良好な視界を確保するのに役立つでしょう。
さらにレンジャーが雪道でも安全運転できる理由
レンジャーは上記で示したように、安全性能の装備が充実しています。
距離認識に強いミリ波レーダーと形状認証に強い画像センサーにより、前方のWチェックが可能となり、予防安全性能が向上。
さまざまな対象や状況の検知精度もより向上し、衝突事故のリスク低減に貢献しています。
特に「車線逸脱警報」「VSC(車両安定制御システム)」「リターダー」の3種類は、雪道で起こりうる、車線逸脱やスリップ、スピン、それによるハンドルロックなどを回避するシステム。
それに加え、PSCというブレーキシステムを標準装備することにより衝突回避も支援できます。
万が一衝突が起こった場合にも、ドライバーへの被害を最小限にするために、衝撃吸収機能付きステアリングや可倒式ステアリングコラム、ドアビームなどの衝突安全性を高める機構を備えている「イージースキャブ」という装備もあります。
また、乗用車との衝突の可能性も考え、乗用車の車体下への潜り込みを防止する「アンダープロテクター」も装備されているため安心です。
注意深い運転と共にトラックの安全性能が装備されることで、走行中の安全性が高まり、ドライバーの精神的サポートにもなってくれるでしょう。
車内は疲れにくい座席シートが採用され、コクピットはさまざまな体格のドライバーが快適に運転できるよう設計されています。
長時間ドライブでも肉体的、精神的に疲れにくくなるよう、色々な操作のしやすさを考えたスイッチボタン配置にもなっています。
レンジャーの安全性能は雪道でも安心!
レンジャーは雪道走行時に安心して運転できるような、以下の7種類の安全性能を備えています。
- PCS(歩行者検知機能付き)
- スキャニングクルーズⅡ
- 車両ふらつき警報
- 車線逸脱警報
- ドライバーモニター
- VSC(車両安定制御システム)
- リターダ/ABS
他にもオプションで装備できる安全性能があります。
万が一衝突してしまっても、ドライバーや相手車両の被害が最小限になるように配慮された性能も装備されていますよ。
雪道は、ちょっとしたミスで大事故へと繋がる恐れのある路面状況です。
注意深く運転しながらも安全性能のサポートを受けながら、快適な雪道ライフを送りましょう。
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