2021.08.15
タイタンの年式は?モデルごとの特徴や変遷を解説!
こんにちは!グットラックshimaです!
マツダが販売する小型・中型トラック「タイタン」。
1971年の販売開始以来、根強い人気を集め続けているロングセラーのトラックです。
タイタンは初代〜4代目までは自社生産、5代目と2007年に発売した現行モデルはOEM供給となっています。
今回は、そんなタイタンの年式について。
年式ごとの変遷や、それぞれの外装・内装・装備年の特徴などを詳しくご紹介します。
目次
まずはタイタンの特徴や魅力面から!
多くのドライバーから人気を博しているマツダの小型・中型トラック「タイタン」。
タイタンは、どの車種も環境基準に適合したディーゼル式のトラックです。
主要モデルでは、新アイドリングストップ&スタートシステム「ecostop(エコストップ)」を標準装備。
平成27年度の国土交通省が定めている燃費基準+10%を達成し、環境問題に貢献した車両となっています。
「タイタン」は最大積載量が1.55tと1.75〜4.6tの2つのタイプがあります。
それぞれの代表車種のスペックを見ていきましょう。
<2RG-LHR88A(標準キャビン/フルワイドロー・ダブルタイヤ/2WD)のスペック>
- ・最大積載量:1.55t
- ・寸法:全長4,685mm×全幅1,695mm×全高1,965mm
- ・荷台内寸法:全長3,120mm×全幅1,620mm×全高380mm
- ・床面地上高:855mm
<2RG-LPR88YN(ワイドキャビン/フルワイドロー・ダブルタイヤ/ロングボディ/幅広)のスペック>
- ・最大積載量:4.6t
- ・寸法:全長6,145mm×全幅2,180mm×全高2,355mm
- ・荷台内寸法:全長4,355mm×全幅2,070mm×全高380mm
- ・床面地上高:995mm
タイタンは1971年に発売した初代〜4代目までは自社生産していましたが、2004年に発売した5代目と2007年に発売した6代目の現行モデルは、いすゞ自動車から「エルフ」のOEM供給を受けています。
タイタン販売車両
自社生産モデルのタイタンの年式は4代目まで!それぞれの特徴をご紹介
タイタンの初代モデルから4代目は自社生産モデルです。
装備の特徴や変遷について見ていきましょう。
初代モデルについて
1971年にマツダのEシリーズの後継として発売した初代タイタン(1971年~1980年)。
エンジンはVA型直列4気筒1,985ccガソリンとXA型直列4気筒2,522ccディーゼルを搭載しました。
1973年のマイナーチェンジでは、クラッチ踏力軽減や2系統ブレーキ、助手席シートベルトとヘッドレストを採用するなど、保安基準対策と使いやすさは向上。
また、1976年に発売した「タイタン3700」は、イギリス・パーキンス社と共同開発したXC型直列4気筒3,663ccディーゼルエンジンを搭載。
低回転域での高性能を発揮し、さらにパワーステアリングが標準装備となりました。
2代目モデルについて
2代目モデル(1980年~1989年)は1980年に発売。
2代目モデルではディーゼルエンジン搭載車両のみに。
エンジンは2,500ccと3,000cc直列4気筒のHA型と4,000cc直列6気筒を搭載し、さらに副変速機(2ウェイシフト)が採用されました。
1984年のマイナーチェンジでは、昭和58年排出ガス規制適合となりました。
3代目モデルについて
1989年に発売した3代目モデル(1989年~2000年)には、全車にパワーステアルングを装備。
また、4速ATとクラス初となるエアサスペンションが設定されました。
これまでの車名ロゴ「Titan」から、すべて大文字の「TITAN」に変更しました。
1997年のマイナーチェンジでは装備の充実が図られ、フォグランプの全車標準装備や、カスタム仕様車に撥水ドアミラーとドアガラスを装備。
さらに、ダンプ全車の荷台にはクラス初となる耐候性鋼板を採用することで、耐久性の向上を図りました。
4代目モデルについて
2000年5月に発売した4代目モデル(2000年~2004年)には、4ナンバーハイルーフ車と箱バン専用シャシーを新たに設定。
2000年10月には積載量1t級の「タイタンダッシュ」(2000年〜2010年)を追加しました。
同年11月に4.0Lディーゼル車のエンジンをベースにCNG仕様に変更した「CNG車」が追。
2004年に5代目へ移行するとともに、いすゞ自動車「エルフ」のOEM供給となりました。
OEMモデルのタイタンは年式が5代目から!特徴や変遷をご紹介
タイタンの5代目モデルから6代目の現行モデルは、OEMモデルです。
2004年より、タイタンはいすゞが生産する小型トラック「エルフ」のOEM供給へ移行しました。
装備の特徴や変遷について見ていきましょう。
5代目モデルについて
2004年に発売した5代目モデル(2004年~2007年)から、長年にわたりエンジン供給による協力関係を築いていた、いすゞのOEM供給を受けています。
ディーゼルエンジンは4.8L、4.8Lターボ、3.1Lの3種類となり、4代目モデルから販売していたCNG車に加えて「LPG車」も設定。
さらに、4WD車やダブルキャブ車が追加されるなどラインナップが豊富となりました。
また、クラッチペダルレスのMT「スムーサーE」を採用してAT限定免許でも運転できるようになったり、4.8Lディーゼル車ではアイドリングストップ機能やABS、ASRといった安全装置を標準装備したりと、ドライバーの快適な運転をサポートする機能が充実しました。
6代目現行モデルについて
6代目タイタン(2007年〜現在)は、2007年にフルモデルチェンジを行なった現行モデルです。
主要モデルでは、新アイドリングストップ&スタートシステム「ecostop(エコストップ)」を標準装備しています。
メモリとセンサーを持つインジェクターが採用され、主要コンポーネントが一新された、フルリニューアルした最先端ディーゼル4JZ1エンジンを搭載。
尿素SCRの採用と合わせ、トップレベルの燃費性能を誇ります。
平成28年排出ガス規制もクリアし、燃費と環境への対応の両立を実現しています。
また、タイタンの大きな魅力の一つは、居住性の心地よさ。
ゆったり広々としたキャビンは、仕事のストレスを大きく軽減してくれます。
さらに、ドライバーの自然な手の動きに見事にフィットするレイアウトの操作系は、視覚的にも機能的にも操作しやすく、日常業務を快適に支えます。
そして、安全装備が充実しているというのもポイント。
衝突の危険性が高まると警報および緊急ブレーキで衝突回避や被害軽減に貢献する「プリクラッシュブレーキ」や、発進時のアクセル/ブレーキ踏み間違え事故防止に貢献する「誤発進抑制機能」など、ゆとりある運転を実現するために欠かせない先進の安全機能を搭載しています。
グレードは、装備が充実した「デラックス」、最上級グレードの「カスタム」、経済性と機能性のバランスがとれた「スタンダード」の3種類です。
タイタンは年式による特徴を知って、最適な一台を選ぼう
マツダが販売する小型・中型トラック「タイタン」。
1971年の販売開始以来、根強い人気を集め続けているロングセラーのトラックです。
主要モデルでは、新アイドリングストップ&スタートシステム「ecostop(エコストップ)」を標準装備。
平成27年度の国土交通省が定めている燃費基準+10%を達成し、環境問題に貢献した車両です。
タイタンは初代〜4代目までは自社生産、5代目と2007年に発売した現行モデルはOEM供給となっています。
タイタンは年式によって特徴が異なるので、中古トラックを購入する際は年式もしっかり確認しましょう!
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