2020.11.16

トラックのエアサスは寿命が長い!故障のサインや寿命を延ばす方法

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こんにちは!グットラックshimaです!

 

近年、中型トラックや大型トラックに搭載されていることが多くなったエアサス(エアーサスペンション)

サスペンションを使って車高を上げ下げするなど、多彩な機能を持つエアサスですが、イメージは沸くけれど詳しくは知らない…という方も多いのではないでしょうか?

 

トラックの車両重量や積載する積み荷の重量など、トラックの全ての重量を支えるサスペンションの1つとして、エアサスは非常に重要なパーツです。

 

そこで今回は、トラックのエアサスについて機能や寿命について詳しく解説します。

 

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トラックのエアサスは高価だけど高機能で寿命が長い!

安全で快適なトラックの運行を物理的に支える衝撃吸収システム「サスペンション」は、トラックにとって重要なパーツの一つです。

 

トラックに搭載されるサスペンションとして、主に以下の2種類があります。

  • エアーサスペンション(通称:エアサス)〜圧縮エアを充填したベローズと呼ばれるゴム製パーツで衝撃吸収を行う
  • リーフサスペンション(通称:リーフサス)〜金属製の板バネで衝撃吸収を行う

 

シンプルな構造の「リーフサス」はトラックや軽トラに採用されているサスペンション。

 

サスペンションが車体とタイヤを繋ぐフレーム付近に装着されていることが多く、重なった板バネが衝撃を和らげてくれる構造になっています。

しかし機能もシンプルなため、「エアサス」と比較すると衝撃吸収性能に劣ります。

 

「エアサス」はエアを重点にしたゴム製のパーツを使用するため、運転時の衝撃や振動が柔らかく抑えられ、乗り心地が良くなるというメリットがあります。

充填する圧縮エア量の調整することで、車高を上げたり下げたりできるのも、リーフサスとの異なる点です。

 

そして気になる寿命ですが、「リーフサス」は金属製の板バネを使用しているため、融雪剤の影響で腐食したり、長年の使用で金属疲労が発生したりと使用限度があります。

しかし「エアサス」のゴム製ベローズの耐久性は半永久近くにまで引き上げられているため、寿命がとても長いのも特徴といえます。

 

「エアサス」は高性能で理想的なサスペンションシステムですが、ネックなのが導入コストの高さ。

 

「リーフサス」に比べて高価ではありますが、半永久的に使うことが可能です。

高い衝撃吸収性能と車高調整機能という高機能を搭載していることもあり、現在多くのトラックのサスペンションシステムにエアサスが選ばれています。

 

 

寿命の原因となるエアサスの故障の症状とは?修理費用の目安も

修理する道具

膨張・収縮に対しては半永久に近い高い耐久性を実現したエアサス。

 

しかしコンプレッサーや圧縮エアタンク、圧縮エア供給ラインや制御装置・スイッチなど多くのパーツで構成されているため、構成パーツに故障が発生して寿命を迎えてしまうということも。

 

エアサスに起こりやすい故障について、詳しく見ていきましょう。

 

エアサスの寿命の原因となる故障例

例1:エア漏れ

エアサスでよくあるトラブルの一つがエア漏れです。

エア圧のメモリがみるみる減っていくという場合は、エア漏れの可能性が高いといえます。

 

エアサスを自分で修理するには知識が必要ですので、早めに修理工場などで修理してもらいましょう。

 

例2:ベローズの故障

エアサスの要となる「ベローズ」は非常に高い耐久性を持つパーツですが、ゴム製品のため傷が発生すると耐久性が損なわれ、パンクしたタイヤのような状態になってしまいます。

 

穴が空いてしまえば先ほどご紹介した「エア漏れ」で済みますが、傷がついたまま走行していると、エアサスが爆発してしまう場合もあり大変危険です。

 

例3:コンプレッサーやエアタンクの故障

コンプレッサー本体やエアタンクにトラブルが生じて高圧エアが供給されないと、エアサスの機能が停止します。

 

エアサスの修理費用の目安

気になるエアサスの修理費用ですが、故障がエアサスのどの部分で生じているかによって修理費用は大きく異なります。

 

エアドライヤーが原因でエアドライヤー交換を行う場合は、修理費用の目安は4~5万円程度です。

 

しかし主要パーツであるベローズが原因となる故障であれば、ベローズ交換を行った場合は、1カ所10万円前後の修理費用が発生するため、経済的負担は非常に大きいといえるでしょう。

 

 

トラックのエアサスの寿命を延ばす方法!買い替えも検討しよう

自動車の整備

トラックのエアサスは高い耐久性を持つ丈夫なパーツではありますが、高負荷の状態で変形を繰り返すことで、多かれ少なかれ経年劣化が生じます。

 

しかし故障が発生した場合は高額な費用がかかるため、できるだけ寿命を延ばして長期間使用したいですよね。

 

エアサスの寿命を延ばす方法についてご紹介します。

 

①定期的にベローズのメンテナンスをする

トラックのエアサスの寿命を延ばすには、エアサスの主要パーツであるベローズの定期的なコンディション確認が大切です。

傷が付いていないかなどのコンディション確認を行なうことで、ベローズの破裂などのトラブルは回避できます。

定期的なコンディションの確認・メンテナンスを行いましょう!

 

②過積載を行わない

ベローズにかかる負荷を軽減するため過積載を行わないこと、そして大きな変形が生じるような無理な運転を行わないことが、ベローズの寿命を延ばすことに繋がります。

日々気をつけて運転するよう心がけましょう。

 

③消耗品交換

エアサスの構成パーツであるコンプレッサーの付属品には、消耗パーツが存在します。

これらの消耗パーツを定期的な交換を行うことで、エアサス故障の発生率を下げることが期待できますよ。

 

 

長期間使用し経年劣化が進んで老朽化したトラックのエアサスが故障した場合は、修理よりも乗り換えを検討した方が効率的で経済的という場合も!

 

修理ではなく、トラックの買い替えを検討するのもよい選択でしょう。

トラックの購入や買取のご相談はグットラックshimaにぜひお任せください!

リース契約も承っておりますので、お気軽にお問い合わせくださいね。

 

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トラックのエアサスの寿命をなるべく延ばして安全運転を!

トラックに搭載されるサスペンションは、主に

  • エアーサスペンション(通称:エアサス)
  • リーフサスペンション(通称:リーフサス)

の2種類。

 

「エアサス」はエアを重点にしたゴム製のパーツを使用することで、運転時の衝撃や振動が柔らかく押さえられ、乗り心地が良くなります。

また、充填する圧縮エア量の調整することで、車高を上げたり下げたりできるのもエアサスならでは。

 

膨張・収縮に対しては半永久に近い高い耐久性を実現したエアサスですが、経年劣化による下記のような故障が生じる場合があります。

 

  1. エア漏れ
  2. コンプレッサーやエア供給ラインのトラブル
  3. ベローズのトラブル

 

高価なエアサスの寿命をできるだけ延ばすためには、日々のコンディション確認や過積載を行わない、消耗品を交換するなど、日常の中で気をつけることが大切です。

 

長期間使用し経年劣化が進んで老朽化したトラックのエアサスが故障した場合は、修理ではなく、トラックの買い替えを検討するのもよい選択ですよ!

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