2020.09.01

トラックの日常点検の項目は?流れや手順、記録方法も確認!

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こんにちは!シマ商会です!

 

法律でも義務付けられている、トラックドライバーによるトラックの日常点検。

トラックを良好な状態で長く使い続けるためには、日常的な点検が非常に大切です。

 

しかし、もし日常点検を怠れば、車両故障ばかりではなく、それを引き金とした事故の発生や火災による車両や積荷の焼失を招いてしまうことも。

 

そこで今回はトラックの日常点検における項目について、詳しくご紹介します!

 

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トラックの日常点検の点検項目

 

多くの人や物を運搬するトラックやバス、タクシーなどの自動車は、公共性が高く、その社会的影響の大きさから日常的な点検が法律(道路運送車両法第47条の2)で義務付けられています。

 

点検といっても基本的なパーツをチェックしていくだけで、問題がなければ数分で完了しますので、日頃から習慣づけて行っていきましょう!

 

日常点検の点検項目は次の通りです。

 

①ブレーキの点検

 

  • ブレーキペダルの踏みしろ・効き具合
  • ブレーキの液量
  • エアブレーキの空気圧力計の上がり具合
  • 排気音の正常
  • 駐車ブレーキ・レバーの引きしろ

以上について、必ず毎回確認しましょう。

 

②タイヤの点検

 

  • ディスク・ホイールの取付状態
  • タイヤの空気圧
  • 亀裂・損傷
  • 異常摩耗
  • 溝の深さ

以上について、必ず毎回確認しましょう。

 

③バッテリーの液量

 

バッテリーの液量が不足していると電気が貯まらなくなり、エンジンが掛からなくなったり、最悪爆発したりすることも。

 

液量が適当であるかどうか、最低でも1カ月に1回は点検しましょう

 

④原動機の点検

 

  • 冷却水の量
  • ファン・ベルトの張り具合、損傷
  • エンジン・オイルの量

以上について、定期的に確認しましょう。

 

⑤灯火装置・方向指示器の点検

 

  • 点灯または点滅具合
  • 汚れ・損傷

以上について、必ず毎回確認しましょう。

 

⑥ウィンドウォッシャーの液量・噴射状態

 

ウィンドウォッシャーの液量・噴射状況は減っていても気付きにくいので、定期的に確認しましょう。

液量が足りない場合は、用途に応じてウインドウォッシャー液を補充します。

さらに、噴射状況が正常出ない場合、噴射口の水詰まりや、ノズルの位置調整を行います。

 

⑦ワイパーの拭き取り状態

 

きちんと拭き取れるかどうかを定期的に確認しましょう。

拭き取りが悪くなったら、 交換する時期といわれています。

ワイパーゴムが劣化したり、裂けたりしている場合もゴムを交換しましょう。

また、ワイパーブレードも錆びたりして劣化したりしていきますので、時期をみて交換してくださいね。

 

⑧エア・タンク内の擬水

 

トラックの下に潜り込んでエアタンクのコックレバーを引き、噴射に異常がないかを定期的に確認しましょう。

 

以上のトラックの日常点検整備の点検項目は、国土交通省の公式サイト内で公開されているので、必要に応じてダウンロードして利用してみてくださいね。

 

 

トラックは日常点検だけでなく定期点検も大切!

先ほどご紹介した日常点検のほかに、国内で登録されて運行されている自動車は定期点検整備も義務付けられています。

 

日常点検整備は常日頃から行う簡単な点検であるのに対し、定期点検整備は一定間隔ごとに行う、少し大がかりな点検整備です。

 

普通自動車の自家用車両の場合は法定点検と呼ばれる12カ月点検が義務付けられていますが、貨物車両の場合は毎年の車検とは別に「3カ月点検」「6カ月点検」の実施が義務付けられています。

 

車種や用途によって定期点検整備を行うべき時期や点検項目数が異なりますので、以下の表を参考にしてくださいね。

 

国土交通省の自動車の点検整備

※参照:国土交通省の自動車の点検整備

 

 

「点検整備記録簿」に定期点検の記録を記入する必要も!

 

行った定期点検の記録がないと第三者が確認することができないため、定期点検を実施して点検整備を行った記録は「点検整備記録簿」に記帳して保管します。

 

なお、「点検整備記録簿」は自動車に備えつけることになっており、一定期間保存することが求められています。

 

「点検整備記録簿」があることで、過去の点検整備の記録を確認することができるほか、消耗部品の交換時期を判断することも可能になりますよ。

 

中古トラック一覧

 

 

日頃からトラックの日常点検を習慣づけましょう

 

トラックを良好な状態で長く使い続けるためには、日常的な点検が非常に大切です。

 

主な点検項目は、

  1. ブレーキの点検
  2. タイヤの点検
  3. バッテリーの液量
  4. 原動機の点検
  5. 灯火装置・方向指示器の点検
  6. ウィンドウォッシャーの液量・噴射状態
  7. ワイパーの拭き取り状態
  8. エア・タンク内の擬水

の8点です。

 

日常点検のほかに、国内で登録され運行されている自動車は定期点検整備も義務付けられています。

トラックの車検はほぼ毎年必要となるうえ上に費用もかかるため、維持費としてもとても耳の痛い話ですよね。

 

もし定期点検前にトラックの購入や今の車両の買取を検討されるのなら、ぜひシマ商会へお気軽にお問い合わせください!

安心・信用・満足をお客様にお届けするため、スタッフ一同、心よりお待ち申し上げております。

 

トラック中古部品

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