2020.02.14
トラックの燃費が悪い?燃費の計算方法と燃費向上のコツを伝授!
こんにちは!グットラックshimaです!
突然ですが、ご自身のトラックの燃費って、普段から意識して運転してますか?
大体このくらいで給油が必要という感覚的なモノはそれぞれあっても、その給油のペース、実は他のトラックより早かったりしているのかも…?
今回は「燃費の計算方法と燃費向上のコツ」についてご紹介します。
目次
トラックの平均燃費はどれくらい?
トラックの燃費はエコカー基準をクリアしているものや年式などにより、それぞれ条件が異なります。
国土交通省が公開している「自動車燃費一覧(平成31年3月)」をヒントにすると、平均燃費の目安を知ることができますよ。
トラックのサイズ | トラックの燃費目安 |
小型トラック(最大積載量3t未満) | 10~12km/L |
中型トラック(最大積載量3t~6.5t未満) | 7~9km/L |
大型トラック(最大積載量6.5t以上) | 4~5km/L |
この数値は毎年公開され、年度ごとに新型登録された車両の平均値となりますので、登録済みの旧式は加味されておりません。
年々燃費の基準値が上がるのにつれて毎年燃費は改善されているものの、やはり積載量の多い大型トラックになるにつれて燃費は悪くなる傾向にあります。
なお、平成31年以前に登録された車両をお持ちで、トラックご自身の車両の年式などがわかる場合は国土交通省のホームページから探してみてくださいね。
中古トラック一覧
自分のトラック、燃費はどのくらいか計算してみよう
メーカーがカタログやホームページで公開している燃費の値は、国土交通省の規定に準じてテストコースを走行した場合の燃費の平均値です。
つまり、トラックの使用条件などにより、メーカー公表の値より燃費が下がりがちであるといえます。
ご自身のトラックがどのくらいの燃費なのか、主に次の3つの方法で判定できます。
1)満タン法
一番わかりやすいのが「満タン法」です。
満タンに給油した状態から、走行距離と給油量(消費ガソリン・軽油量)の比率で割り出します。
走行距離(トリップメーター値)÷給油量=燃費
たとえば走行距離をゼロにしてから100km走行し、次の給油時は15L給油で満タンになったしたとします。
この時の燃費は約6.6km/Lといえます。
一回で燃費はこれ、と決めずに、色々な条件で平均値を取るとより正確な燃費が測定できます。
2)一定期間の給油量を管理
たとえば1か月などの期間を決め、一定期間内でどのくらい走行し、その時の給油量はどのくらいかを平均します。
ただ、月をまたいでガソリン・軽油が多く持ち越される月が出た場合、誤差が出やすくなるので、給油までのサイクルを調整しつつ管理する必要があります。
3)給油ランプをヒントに計算
ランプ点灯⇒給油⇒次のランプ点灯までの給油量と走行距離の平均値を割り出します。
たとえばランプ点灯時に50L給油、そこから次のランプが点灯するまでに500km走れたとすると、500÷50L=10km/Lとなります。
ただし、これもランプ点灯してから給油までのタイミングをある程度統一する必要があり、一般的にランプ点灯≠即走行不能とならないため、誤差が出やすい傾向にあります。
トラックの燃費を向上させる方法にはどんなものがある?
自分のトラックの燃費の目安を把握したところで、今度はトラックの燃費をどう抑えるか、3つの観点から考えてみましょう。
1)運転方法から考える
トラックに無理をかけるとどうしても燃費は悪くなります。
「急発進」「急加速」「過剰なアイドリング」などは燃費を悪くする原因の一つ。
もちろんトラックにやさしいだけでなく、環境にも周りの走行車にもやさしい運転ともいえるので、無理のない運転を心掛けたいものですよね。
2)積載量から考える
運転方法はやさしくても、重積載が続くとトラックに無理がかかります。
また、意外と見逃しがちなのが、満タン給油や同乗者の数。
同乗者を削ることは難しくとも、こまめな給油や荷物を減らすなど工夫次第で削減できます。
3)トラックのメンテナンスから考える
トラックのメンテナンスは、燃費の面からもこまめに行うのがポイント。
タイヤの空気圧が足りなくなってくると燃費に影響がでますし、事故の元にもなります。
安全面からも、こまめなメンテナンスは不可欠ですよね。
ぜひ、法定点検以外にもメンテナンスを行い、定期的にキレイに磨いてあげて下さいね。
トラックの燃費の相場を押さえて、無理のない運転を
トラックはそれぞれ重量により燃費の傾向が違います。
普通車と比較すると用途も色々ありますので一概には言えませんが、大体の目安として燃費を把握していると、ご自身の運転スタイルを見直すきっかけにもつながります。
ぜひ一度ご自身のトラックの平均値を確認し、メーカー公表値とかけ離れている場合はご自身のトラックとの付き合い方が最適か、考えてみてくださいね。
もし修理をしても燃費が伸びない!という場合はトラックの購入、買取を視野に入れてみると良いかもしれません。
トラックの買取や購入についてはグットラックshimaへおまかせください!
リース契約も承っておりますので、お気軽にお問い合わせくださいね。