2025.09.03
トラックの燃費が悪い?燃費の計算方法や燃費向上のコツを伝授!
こんにちは!グットラックshimaです!
自分のトラックの燃費を意識することがあるでしょうか?
燃費が悪いと感じている方は、一度計算してみると良いかもしれません。
もしかすると、給油のペースが一般的なトラックよりも早いという可能性もありますよ。
今回は、トラックの平均燃費や燃費の計算方法についてお伝えします。
燃費が悪いときの燃費向上のコツや買い替えについてや、燃費の良いトラックに乗るメリットについてもご説明しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
トラックの燃費はどれくらいが目安?
トラックは走行距離が短く、車体が小型になるほど燃費が良い傾向にあります。
また、新車は燃費が良いのですが、年が経過するにつれ燃費は下がっていきます。
メーカーがカタログやホームページで公開している燃費の値は、国土交通省の規定に準じてテストコースを走行した場合の燃費の平均値です。
つまり、トラックの使用条件などにより、メーカー公表の値より燃費は下がりがちであるといえます。
実燃費はカタログ燃費よりも2~3割程度低下することが多いと考えたほうが良いでしょう。
国土交通省のホームページに記載されている自動車燃費(2025年3月時点)によると、令和6年末時点で新車として販売されていた代表的なトラックの燃費幅は、以下が目安です。
- 小型トラック(最大積載量3t未満):10km/L台〜14km/L台
- 中型トラック(最大積載量3t~6.5t未満):5km/L台〜11km/L台
- 大型トラック(最大積載量6.5t以上):3km/L台〜6km/L台
なお、トラックの燃費はエコカー基準をクリアしているものや年式などにより、それぞれ条件が異なります。
年々燃費の基準値が上がるのにつれて毎年燃費は改善されているものの、やはり積載量の多い大型トラックになるにつれて燃費は悪くなる傾向にあります。
自分のトラック、燃費はどのくらいか計算してみよう
自分のトラックがどのくらいの燃費なのか、主に次の3つの方法で判定できます。
1)満タン法
一番わかりやすいのが「満タン法」です。
満タンに給油した状態から、走行距離と給油量(消費ガソリン・軽油量)の比率で割り出します。
計算式は以下の通りです。
走行距離(トリップメーター値)÷給油量=燃費
例えば走行距離をゼロにしてから100km走行し、次の給油時は15L給油で満タンになったとします。
このときの燃費は約6.6km/Lとなります。
ただし、給油装置や給油を行う方によっても誤差があるため、色々な条件で平均値を取るとより正確な燃費が測定できます。
2)一定期間の給油量を管理する方法
1カ月などの期間を決め、一定期間内でどのくらい走行し、そのときの給油量はどのくらいかの平均値を算出します。
ただし、月をまたいでガソリン・軽油が多く持ち越される月が出た場合、誤差が出やすくなるので、給油までのサイクルを調整しつつ管理する必要があります。
3)給油ランプをヒントに計算する方法
給油ランプ点灯→給油→次の給油ランプ点灯までの給油量と走行距離の平均値を割り出します。
例えば、給油ランプ点灯時に50L給油し、そこから次の給油ランプが点灯するまでに500km走れたとすると、500÷50L=10km/Lとなります。
ただし、給油ランプ点灯がしてから給油までのタイミングをある程度統一する必要があり、誤差が出やすい傾向にあります。
トラックの燃費が悪いときは?燃費向上のコツと買い替えのススメ
自分のトラックの燃費の目安を把握したところで、今度はトラックの燃費をどう抑えるかをさまざまな観点から考えてみましょう。
1)運転方法から考える
トラックに無理をかけるとどうしても燃費は悪くなります。
急発進、急加速、過剰なアイドリングなどは燃費を悪くする原因の一つ。
大型トラックのアイドリングでの1時間あたりの燃料消費量は約1.5Lといわれています。
アイドリングを控えるだけでも燃料を節約できるため、停車時はなるべくエンジンを止めることをおすすめします。
もちろんトラックに優しいだけでなく、環境にも周りの走行車にも優しい運転ともいえるので、無理のない運転を心掛けたいものですよね。
2)積載量から考える
運転方法が優しくても、重積載が続くとトラックに無理がかかります。
また、意外と見逃しがちなのが、満タン給油や同乗者の数。
同乗者を削ることが難しい場合は、こまめな給油や荷物を減らすなど工夫次第で削減できます。
荷物をついつい積載量いっぱいに乗せてしまいがちですが、燃費を意識するなら積載量は8割程度に留めておくのが燃費を向上させるコツです。
3)トラックのメンテナンスから考える
トラックのメンテナンスは、燃費の面からもこまめに行うのがポイント。
タイヤの空気圧が足りなくなってくると燃費に影響がでますし、事故の元にもなります。
また、エンジンオイルやパーツの状態も燃費に大きく関わってきます。
メンテナンスを怠ると、不具合が起きたままの状態でトラックを走行させることになりかねません。
不具合が起きていると燃費が悪くなり、すぐに給油が必要になることも。
安全面からも、こまめなメンテナンスは不可欠です。
ぜひ、法定点検以外にもメンテナンスを行い、定期的にキレイに磨いてあげてくださいね。
4)燃費性能の良いトラックへの買い替えを考える
今のトラックが燃費が悪いと感じているなら、燃費の良いトラックに買い替えるのもおすすめです。
コストがかかるからといって、燃費の悪いトラックに乗り続けていると、燃料費や修理代などの出費がかさんでしまい、かえって経済的な負担になることもあるでしょう。
新車は高くて手が出ないという場合は、中古でも燃費性能の良い高年式トラックもあります。
中古トラックで燃費の良い車両を選ぶ際には、走行距離に注目してみてください。
走行距離が長いほど燃費が悪くなるため、走行距離が短いものを選ぶと良いでしょう。
走行距離については「中古トラックの走行距離と寿命の関係は?買い替えの目安も」のコラムも参考になります。
リースで乗り換えるという方法も一つ
コスト面や納車までの時間を考えるとなかなか踏み出せないという方は、リースですぐに乗り換えてしまうというのも一つの方法です。
リースなら、コストを抑えられる上に、納車も早いためスピーディな乗り換えもできます。
グットラックshimaなら、燃費の良い中古トラックが豊富で、幅広いラインナップから気に入ったトラックがすぐに見つけられます。
販売だけでなく、トラックリースも行っていますので、ぜひ検討してみてくださいね!
燃費の良いトラックに乗るメリット
燃費の良いトラックに乗り換えるメリットとしては、まずコスト面が挙げられます。
先ほども少し触れましたが、燃費が悪いトラックに乗り続けているとガソリンがすぐになくなってしまい、給油の回数が多くなってしまいます。
燃費の良いトラックに乗り換えることで、ガソリン代が削減でき、結果的にコストがかからなくなりますよ。
また、燃費が良いと地球環境にも優しいというメリットも。
燃費が悪いトラックを使用し続けていると、排気ガスや二酸化炭素の排出がより多くなってしまいます。
燃費の良いトラックに乗ることにより、大気汚染や地球温暖化を防ぐことに貢献ができます。
トラックの燃費の目安を把握して無理のない運転を
トラックはそれぞれ重量により燃費の傾向が違います。
走行距離が短く、車体が小型になるほど燃費が良い傾向にあります。
満タン法や一定期間の給油量を管理する方法、給油ランプをヒントに計算する方法など、トラックの燃費を計算する方法もありますので、どのくらいか計算してみてはいかがでしょうか。
トラックの燃費が悪いときは、運転方法、積載量、メンテナンスの面から抑える方法を考えてみましょう。
燃費性能の良いトラックへ乗り換えるというのもおすすめです。
燃費の良いトラックに乗るのは、コスト面や環境面などにもメリットがあります。
トラックの購入や買取を検討中ならグットラックshimaへおまかせください!
リース契約も承っておりますので、お気軽にお問い合わせくださいね。
