2025.11.27
トラックの冷蔵・冷凍車の仕組みや選び方、用途を解説!
こんにちは!グットラックshimaです!
トラックが運ぶものは、多種多様。
荷物に合わせて架装を行うケースもあります。
「冷蔵・冷凍トラック」もその一つで、食品や医薬品などの運搬に冷蔵・冷凍トラックは欠かせません。
そこで今回は、冷蔵・冷凍トラックに注目し、その仕組みや選び方などの豆知識、購入時・購入後のポイントについて、詳しく解説します。
冷蔵・冷凍庫の購入を検討している方は、ぜひチェックしてみてください!
中古冷蔵冷凍一覧
目次
冷蔵・冷凍トラックの機能や仕組みとは?
冷蔵・冷凍トラックは、端的に言うと「トラックに冷却装置を備えた荷台を架装したもの」です。
基本的な冷却構造としては、冷蔵トラックと冷凍トラックに違いはなく、冷却度合いの違いにより冷蔵・冷凍トラックが分かれていると考えて良いでしょう。
また、冷却方法には種類があり、それぞれ特徴は異なります。
冷蔵・冷凍トラックの温度帯は2種類
冷蔵・冷凍トラックは、温度(冷却度合い)によって、「中温冷蔵冷凍車」と「低温冷蔵冷凍車」の2種類に分けられます。
「中温冷蔵冷凍車=冷蔵トラック」、「低温冷蔵冷凍車=冷凍トラック」と理解すると良いでしょう。
また、冷蔵・冷凍トラックとは別に「保冷車」と呼ばれるものも存在します。
各種類の特徴と主な用途(業態)は以下のとおりです。
- 中温冷蔵冷凍車(冷蔵トラック):-5℃前後の冷却機能を持つトラックで、食品卸や宅配スーパーでの生鮮食品(肉や魚、野菜など)の運搬に用いられる
- 低温冷蔵冷凍車(冷凍トラック):-25℃前後の冷却機能を持つトラックで、冷凍食品や冷菓などの運搬に用いられる
- 保冷車:冷凍機能はないものの温度を一定に保つことができるトラックで、温度変化に弱いもの(弁当や飲料、医療機器、精密機器など)の運搬に用いられる
運ぶものによって適温は変わるため、用途に応じて選ぶことが大切です。
冷蔵・冷凍トラックの冷却方法は3種類
冷蔵・冷凍トラックは、冷却方法と特徴により以下の3つの種類に分けられます。
- 機械式
- 蓄冷式
- 液体窒素式
各方式のメリット・デメリットを確認していきましょう。
機械式
一般的なクーラーと同様、冷媒を利用して冷気を庫内に送り出す方式です 。
微細な温度調整が必要な品物を運搬する場合や、長距離運搬の場合に適しています。
例として生鮮品の長距離輸送などが挙げられます。
メリット
- 冷凍庫用のエンジン(サブエンジン)を備えている車種もある
- 温度は1℃単位で調整可能
- 長距離に対応可能
デメリット
- エンジンを停止すると冷却も止まる(エンジンが一つの場合)
- 積載量が減る(サブエンジンの場合)
蓄冷式
冷凍板が庫内にあり、その冷気で庫内の食材を冷やす方式で、冷凍板は夜間電力などを使用して走行前にあらかじめ冷凍させておきます。
微細な温度調整が不要な品物を運搬する場合や、短距離を運搬する場合に適しており、例としてお弁当の短距離輸送、宅配スーパーのルート配送などが挙げられます。
メリット
- エンジン停止中も冷却可能
- エンジンに影響しないので経済的
- 積荷が乾燥しにくい
デメリット
- 細かな温度調整ができない
- 冷却時間が限られる(短距離向き)
液体窒素式
液体窒素を使用し冷却する方式で、より冷えた状態で運搬しなければならない場合に向いています。
超低温での管理が必要な品物を運搬する場合や、短距離を運搬する場合に適しており、例として冷凍鮮魚の輸送、冷菓の輸送などが挙げられます 。
メリット
- -40℃程度まで急速に冷凍することが可能
デメリット
- 液体窒素の補充に手間がかかる
- コストが高め
- 積載できる窒素に限りがある(長距離に向かない)
一般的に使われている冷蔵・冷凍トラックの約9割は機械式だといわれています。
どの方式を選ぶかで、温度調整の可否やコスト、対応距離は大きく変わるので、冷蔵・冷凍トラックを選ぶ際にはその点も重視する必要があります。
実際に冷蔵・冷凍トラックを選ぶ時のポイントは?

冷蔵トラック・冷凍トラックを選ぶときは、「主な運搬物が何なのか」はもちろん、導入予算やランニングコストも含めて総合的に判断する必要があります。
以下の点をチェックすれば、失敗なく選ぶことができるでしょう。
容量は十分か
荷室の容量は、やはり重要なポイントです。
容量を見誤ると、一日に何度も輸送する必要が出たり、無駄な燃料代や人件費がかかったりする可能性があります。
移動距離と庫内温度のバランスは適切か
主な移動距離と運搬物がわかれば、適切な庫内温度を割り出せます。
キンキンに冷やす必要がないのに、冷蔵/冷凍切り替えができる車両を高額で購入するのは損。
適切な庫内温度を保てる架装を選ぶのが重要です。
メインエンジンとサブエンジンのどちらで保冷するのか
機械式冷却トラックの場合、その動力をメインエンジンから取るのか、サブエンジンを搭載しているものを選ぶのかも一つのポイントになります。
サブエンジンを搭載しているものは安定して冷やせる半面、当然のことながら燃料代は上がります。
ただし、距離や車載量によっては、サブエンジン搭載車種の方が相対的に見てオトクな場合もあるので、想定される平均運搬量をあらかじめ決めておき、細かく試算してみるとよいでしょう。
メーカー・年式・仕様は希望どおりか
メーカーや年式、仕様についてもしっかり確認しておくことが大切です。
トラックは、メーカーや年式によって特徴が異なります。
また、税制上の区分や最大積載量、燃費などは購入後のコストに大きく影響するため、事前にチェックしておきましょう。
さらに、温度帯や冷却方法はもちろん、スタンバイ装置やキーストン、ジョロダーレールなどといった装置の有無や庫内の素材も、冷蔵・冷凍車を選ぶ際に注目すべきポイントです。
車両の状態に問題はないか
中古の冷蔵・冷凍トラックを購入する場合には、車両の状態をよく確認するようにしましょう。
- 荷室はしっかり密閉されているか
- 冷媒漏れはないか
- においが気にならないか
- 荷室のパネルが腐食していないか
- オイル漏れはないか
このように、あらゆる面から状態を見て、今後の使用に問題はないか確かめる必要があります。
試運転や温度テストで問題はないか
可能であれば、試運転や荷室の温度テストも実施しましょう。
実際に運転することでその車両の扱いやすさを、また温度テストを行うことで温度管理の性能を把握することができます。
冷蔵・冷凍トラックのコストとメンテナンスのポイント
冷蔵・冷凍トラックの導入にあたっては、必要なコストやメンテナンスについても理解しておくことが大切です。
冷蔵・冷凍トラックのコスト
冷蔵・冷凍トラックは、ほとんどの場合、通常のトラックよりも燃料費が高くなります。
冷却装置を稼働させる分、燃料を多く消費するためです(機械式の場合)。
また、装置や荷室により車体自体が重くなることも、その原因の一つでしょう。
さらに、冷蔵・冷凍トラックの冷却装置は、精密機器です。
故障の内容によっては、修理代が高額になることも考えられます。
冷蔵・冷凍トラックの購入にあたっては、ランニングコストは高くなる可能性が高いということを理解しておきましょう。
冷蔵・冷凍トラックのメンテナンス
冷蔵・冷凍トラックのランニングコストを抑えるためには、日頃からこまめにメンテナンスを行い、大きな故障を避けることが重要です。
冷蔵・冷凍トラックでよくある故障
冷蔵・冷凍トラックでは、主に以下の故障があります。
- 冷却装置の故障(冷媒漏れ、コンプレッサーやエバポレーターの不具合など)
- 冷蔵・冷凍庫の故障(密閉性の低下、荷室パネルの腐食など)
- 電気系統の故障(センサーやコントロールボックスの不具合、配線の問題など)
- 車両自体の故障(バッテリー上がり、エンジンやブレーキの不具合、オイル漏れなど)
冷却装置や冷蔵・冷凍庫、電気系統の故障は、積荷の品質に直結します。
また、機械式の場合では、エンジンが故障により止まってしまうことで、冷却装置が働かなくなることもあるでしょう。
故障により低温を保てなくなると、積荷が商品として売れなくなってしまうおそれもあります。
このようなリスクを避けるためには、日々のメンテナンスによって故障を予防する必要があります。
冷蔵・冷凍トラックの故障はメンテナンスで予防
冷蔵・冷凍トラックの日常的なメンテナンスにあたっては、以下の点を必ず確認するようにしましょう。
- 冷媒量と漏れの有無のチェック
- 冷却装置(エバポレーターやフィルター)の清掃
- 冷蔵・冷凍庫のパッキンやコーキング、壁面のチェック・補修
- コンプレッサーベルトのチェック・交換
- ドレンホースの清掃(詰まり防止)
- 冷蔵・冷凍庫の霜取り
- 冷却装置や警報装置の稼働状態のチェック
効率的に装置・機器を稼働させるためには、その周辺をこまめに清掃し、埃や汚れがない状態にしておくことが大切です。
さらに、数カ月ごとに専門業者による点検も受け、プロの目から状態を確認し、メンテナンスしてもらうことも心がけましょう。
冷蔵・冷凍トラックの耐用年数やメンテナンスについては、「冷蔵冷凍車の耐用年数とは?耐用年数を超えて使うとどうなる?」でも解説しています。
冷蔵・冷凍トラックは中古が良い?中古トラック導入のメリットとは
冷蔵・冷凍トラックは、他のトラックと比較すると高価なものも多く、新車の大型トラックでは1千万円以上するモノも珍しくありません。
冷蔵・冷凍トラックが必要だけれど、初期費用は抑えたいのであれば、中古トラックがおすすめです。
すでに架装されているためカスタマイズ費用も必要ありませんし、きちんとメンテナンスされている車両を選べば、問題なく走行できます。
ただし、中古トラック購入にあたっては、車両の状態を必ずチェックしましょう。
整備点検簿を見るだけでなく、試乗や冷却機能の試運転も出来る限り行ってから購入するのが安心ですね。
中古トラックの購入については、「中古トラックはどこで買う?販売店の選び方や購入の流れをご紹介!」もチェックしてみてください!
中古の冷蔵・冷凍トラックの購入はグットラックshimaへ!
中古トラックの購入を検討するなら、グットラックshimaにお任せください。
グットラックshimaは、トラック専門業者です。
多様な車種を豊富にラインナップしており、独自のネットワークで、ご希望の車両が見つかります。
専門知識を持つスタッフが厳格な品質チェックと入念な整備を施しており、保証も整っているので、安心してご利用いただけます。
また、グットラックshimaは全国対応が可能です。
買取にも対応していますので、遠方の方も買取希望の方もぜひお問い合わせくださいね。
在庫はWEB検索からも検索できます!
中古冷蔵冷凍一覧
冷蔵・冷凍トラックの特徴を知って快適な業務を!
冷蔵・冷凍トラックは、基本的には乗用車のクーラーと同じ原理で動く機械式冷却トラックが中心となっています。
他には蓄冷式や窒素式もあり、それぞれ特徴は異なります。
また、温度帯にも違いがあります。
冷蔵・冷凍トラックは、導入費用はもちろん、維持費のかかり方や運搬物をどのくらいどう運びたいか、温度管理はどこまで重要なのかなどによって、おすすめの架装タイプが変わります。
メーカーや年式、仕様、状態もよく確認しながら、最適なものを選択しましょう。
また、導入後のコストやメンテナンスについても理解しておくことが大切です。
導入費用を抑えたい・仕事で必要だけどどんな架装をしたらよいかわからない人には、中古トラックもおすすめです。
中古トラックの購入や買取をご希望の方は、グットラックshimaをご利用ください。
多様で高品質な品揃えが、グットラックshimaの魅力。
あなたにぴったりのトラックがきっと見つかりますよ!

企業情報



