2022.09.18

トラックの予備検査(予備車検)とは?内容や必要書類、費用まで解説

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こんにちは!グットラックshimaです!

 

一度、一時抹消登録(廃車手続き)を行ったトラックを再度使う場合や、一時抹消(廃車)にした中古トラックを購入して使用する場合などに必要となる「予備検査(予備車検)」。

 

今回はそんな予備検査について、通常の車検との違いは何なのか、どんな項目を検査するのかについて解説します。

予備検査を受けるための必要書類や費用、注意点などについても見ていきますので、チェックしてくださいね。

 

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トラックの予備検査(予備車検)とは?

予備検査(予備車検)とは、一時抹消登録(廃車手続き)をしてナンバープレートがない状態のトラックを車検の点検項目に沿って検査することです。

 

予備検査を受ける必要があるのは、主に一時抹消登録(廃車手続き)をした後の車両です。

一時抹消(廃車)にした車両はナンバーを返却した状態になっており、ナンバープレートがないため、そのままでは公道を走ることができません。

再度ナンバーを付けて車両を使用するためには予備検査が必要になります。

 

予備検査を受けると「自動車予備検査証」が発行され、車両の新規登録や名義変更、自動車税や重量税の支払いや自賠責保険への加入などの手続きができるようになります。

それらの手続きをすることで、再びナンバープレートを付けてトラックを使用できるようになるのです。

 

一時抹消登録(廃車手続き)をした車両を譲り受けるとき、車両が予備検査を受けていると車検や手続きを円滑に進められるというメリットがあります。

予備検査を受けているということは車両に不具合がないか確認しているということですので、譲り受けてから故障が発覚してコストがかさんでしまったということを防げます。

 

一般的な車検と予備検査との違いは、検査後に交付される検査証の種類と有効期限、そして点検の際に「法定点検」も一緒に行われるかどうか。

予備検査では「自動車予備検査証」が交付され、有効期限は交付から3カ月間です。

 

一方車検では「車検証」が交付され、トラックの重量によって車検の有効期間が異なります。

小型トラックや8t未満のトラックの有効期間は、初回は2年ごと、2回目以降は1年ごとです。

8t以上の中型トラックや大型トラックの場合は、初回・2回目以降ともに1年ごととなっています。

 

予備検査では法定点検は行われませんが、車検では多くの場合法定点検も一緒に実施され、車両に故障がないか、交換すべきパーツはないかなどの点検が行われます。

 

予備検査は以下のような手順で実施されます。

 

  1. 予備検査を予約する
  2. 必要書類を作成する(用紙販売所で申請書や印紙を購入する)
  3. 運輸支局で予約確認をする
  4. 検査コースに入り、検査コースの最後に「自動車検査票」を受け取る
  5. 必要書類と合格印が押された「自動車検査票」を登録窓口に提出する
  6. 「自動車予備検査表」が交付される

 

予備検査の前には可能な範囲で自己点検を行い、予備検査で不具合があればしっかり整備をしておきましょう。

※予備検査前の点検は、整備工場で受けることも可能です。

 

 

トラックの予備検査(予備車検)での必要書類・費用目安を確認

トラックの予備検査(予備車検)に必要な主な書類は下記の通りです。

  • 登録識別情報等通知書
  • 譲渡証明書
  • 予備検査の申込書(申請書)
  • 個人の認印や社印
  • (名義が本人でない場合は)委任状

 

必要書類は手続きをする人やトラックの車種などによっても異なるため、運輸局で事前に確認しておくといいでしょう。

 

トラックの車検の費用は、大型トラックだと20万円以上かかることも。

それに比べて、予備検査の費用は車検に比べると安く済むことも多いです。

 

予備検査の費用は、検査手数料が1,100円、検査料が5,000円と、最低でも6,100円が必要です。

検査をして修理・交換するパーツが見つかった場合にはそのパーツの代金や工賃などが必要になります。

さらに、仮ナンバーを取得して予備検査をするなら仮ナンバー代、レッカーを使用するならレッカー代なども追加されます。

※ご自分の所有する車輌の状態によって、金額に増減があります。

 

トラックの予備検査(予備車検)を行う際の注意点とは

先ほども触れましたが、トラックの予備検査(予備点検)には法定点検が含まれません。

法定点検ではエンジンオイルやブレーキの効き具合、タイヤの状態などを点検します。

そのため、予備検査に合格したからといってトラックが万全の状態であるというわけではないのです。

安全にトラックに乗るためにも、法定点検を別途受けるようにしましょう。

 

また、予備検査をして交付される「自動車予備検査証」は3カ月で有効期限が切れます。

予備検査付きのトラックを購入する場合は「自動車予備検査証」の期限をしっかり確認し、その間に必要な手続きを完了させることができそうか確かめましょう。

 

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トラックの予備検査(予備車検)とは何か知って、安全にトラックを運行しよう

予備検査(予備車検)とは、一時抹消登録(廃車手続き)をしてナンバープレートがない状態のトラックに不具合がないか点検する検査です。

 

予備検査を受けると「自動車予備検査証」が交付され、3カ月の有効期限内に車両の新規登録や名義変更、自動車税などの納税を行います。

 

予備検査の必要書類は登録識別情報等通知書、譲渡証明書、予備検査の申込書、認印などです。

必要な書類は車種によっても異なるため、運輸局に確認しておきましょう。

 

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