2020.04.06
トラックの買い替えのサイクルは?乗れなくなってしまう前に!
こんにちは!グットラックshimaです!
トラックはいわゆる「耐久消費財」。
長年使用することは可能でも、いつかは動かなくなる可能性は否めません。
トラックを使った業務をするなら特に、トラックの寿命や買い替えのサイクルを意識し、いざとなったときに買い替えを行える資金は用意しておかねばなりません。
今回は「トラックと買い替えのサイクル」にまつわるお話です。
買い替えのサイクルを押さえれば資金の準備も計画的にできますね。
トラックの買い替えの目安となる平均寿命、検討すべきタイミング、お得に買い替えるポイントについてご紹介していきます!
目次
トラックはどれくらいのサイクルで買い替えるもの?
トラックの買い替えサイクルを考えるとき、まず押さえておきたいのが「トラックの寿命」です。
トラックは一般的な乗用車よりも寿命が長いので、寿命ギリギリまで乗る人や企業が多い傾向にあります。
ちょっと前の統計ですが、全日本トラック協会の2010年の発表によるとトラックの平均車齢(初めて登録してからの経過年の平均)は年々伸びており、大型・中型トラックは10.34年、小型トラックは9.21年。
2010年時点では多くのトラックが10年前後使用していることになります。
また、平均使用年数(新規登録してから抹消登録するまでの平均年数)は大型・中型トラックが14.87年、小型トラックが11.92年です。
平均使用年数を見ると普通トラックは大体15年弱使えるという一つの指針となりますが、平均車齢を考慮すると、普通乗用車のように車検などで乗り換えを行うよりも、一度購入した車両を長くメンテナンスして使用し、寿命ギリギリまで大切にする方が多いことがうかがえます。
もちろん元々の車の状況や使用頻度にも左右されますが、大体の目安として知っておくと「そろそろ買い替えの時期かな」と計算しやすくなりますよ。
中古トラック一覧
トラックの買い替えのタイミングはどんなとき?
トラックの買い替えは寿命で行う方が多いものの、それ以外の要因で買い替えを行う方もいらっしゃいます。
一般的なトラックの買い替えを検討するタイミングを考えてみましょう。
走行距離が一定数を超えたとき
走行距離はトラックでも買い替えの1つの目安となります。
大体の目安として、
- 小型トラック(2t以下)→20万km
- 大型トラック(6.5t以上)→70万km
で電気系統や冷却装置、ブレーキなど走行に関わる主要パーツが傷みやすくなると言われています。
フルモデルチェンジ
トラックは元々モデルサイクルが普通自動車よりも長く7年程度~20年というロングセラーモデルも存在します。
そんななか、2017年に国内大手4社中3社がフルモデルチェンジ車両を発表するということがありました。
今回のフルモデルチェンジでは排ガス規制や安全性能の強化が焦点となっており、今後新基準に対応していない車両を販売・購入できなくなる可能性もあったため、買い替えを視野に入れた方も多くいました。
このような改良を主としたフルモデルチェンジの場合は、買い替えのタイミングといえるでしょう。
より安心できる車両に乗りたい、という心理だけでなく、燃費性能なども上がっているため、思い切って買い替える価値はありそうですね。
修理費がかさみ始めたとき
修理やメンテナンス代は一定額かかるものではありますが、交換修理時にはパーツ自体の価格が高い箇所も存在します。
もし高額の修理が必要になったら、無理に修理せず同程度の中古車に乗り換えるのもの一つの方法ですね。
トラックの買い替えタイミング、逃すとどうなる?
トラックの買い替えタイミングを見誤ると次のようなデメリットが発生しがちです。
自分に合った買い替えタイミングを普段から意識しておくと良いでしょう。
条件に合った車両を購入できるとは限らない
急な故障に伴い、仕事ですぐ必要!という場合は希望の車種の在庫がない可能性もあります。
取り急ぎ買った車両では不便かもしれません。
資金の用意が大変
もともと予定のないタイミングでの購入となると、会社の運転資金がひっ迫する可能性もあります。
お得に売買できない
使用していたトラックを売りたい場合、一般的に市場の車両が増える時期には、車両の査定額は下がりがちです。
購入に関しても、お得なセール時期や価格が下がりやすいタイミングを見逃すと、予想以上にその差額に驚くかもしれません。
早めに検討したほうが、お得な時期に合わせての売買がしやすいでしょう。
次でトラックをお得に売買できる方法についてもお話していきますね!
トラックをお得に買い替えるポイント
トラックの買い替えには「旧車両をなるべく高値で売る」「新車両をお得に購入する」の2つのステップがあります。それぞれポイントを見てみましょう。
お得に売るコツ
トラックの走行距離や使用年数は、普通自動車ほど重視しなくても良いでしょう。
一般的に普通自動車よりも走行距離は長くなった時点で買取に出される方も多く、走行距離が長い=車両の寿命が近い、とは言い切れないのです。
もちろん平均寿命を大きく越える過走行車ではなかなか高額はつきにくいですが、平均的な走行距離の範疇であれば、走行距離を最重視することは少ないといえます。
それよりも日頃からトラックのメンテナンスを意識しておきましょう。
トラックはメンテナンスの状況次第でその寿命を左右するケースが多いので「乗り潰す気がないなら、日頃のメンテナンスは後々査定に響く」と思っていた方が良さそうです。
不具合箇所によっては売却時に修理しない方がお得な場合もあります。
修理代がかさみ、その分の金額が売価に反映されず、結局損をするというケースも。
車輛の年式や距離によっては、部品取りや解体向けになる車輛もあります。
また不具合個所以外にもサビや腐れ等、修理しきれない部分も大きな判断基準になりますので、日頃より日常点検の実施、また塩カリ等の影響で錆が出ないような、洗車やお手入れなどでコンディション維持を心がけましょう。
車両が多少汚れていても、スタッフが清掃して販売しますし、修理をしたけど結局パーツ取り車両として買取価格が付くかもしれないので、最低限日常の清潔さを保てば大丈夫です。
ただし、修理が必要そうな箇所がある場合は、隠さず申告した方が後程トラブルになりにくいでしょう。
買取業者はトラック専門の業者がオススメです。
普通自動車の査定とトラックの査定ではポイントが違います。
専門知識や取り扱い数が多い専門業者の方が、高額で買取してくれる可能性が高まります。
複数社に見積もり依頼を出してみてもよいでしょう。
その場合はネット見積もりではなく手間はかかりますが直接店舗に行くと、細かなところもチェックしてもらえます。
お得に買うコツ
お得に買うなら、何と言ってもトラック専門の販売店がオススメです。
買取時と同様、専門知識が豊富かどうかは大きなポイントとなります。
また、買取と購入を効率的に行うことも可能になります。
マイナーモデルチェンジの後は、新車を購入する人が増えることから、一時的に旧モデルの中古トラックがお得になる傾向があります。
もし中古トラックへの買い替えを視野に入れているなら、新車の販売状況もチェックしましょう。
中古トラックを検討するなら中古トラックのメリットも参考にしてくださいね。
トラックの買い替えサイクルを元に無理なくいい車両を購入しよう
トラックの買い替えサイクルには寿命や使用年数の相場がヒントとなりますが、車両の状況や使用頻度によって最適なサイクルは異なります。
トラックの買い替えにはタイミングを逃さずしっかりお得に買い替えたいもの。
ご自身の車両の状態もチェックしつつ、最適なサイクルを見定めましょう。
トラックの買取や購入についてはグットラックshimaへおまかせください!
リース契約も承っておりますので、お気軽にお問い合わせくださいね。