2023.04.26

ロードローラーとは?特徴や用途、必要な免許や資格もチェック!

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こんにちは!グットラックshimaです!

 

道路工事などで大きな車輪が特徴的な建機を見かけたことはありませんか?

その建機はおそらくロードローラーです。

ロードローラーはアスファルトや土壌を押し固め、道路を整備する建機です。

 

ロードローラーにはさまざまな種類があり、その用途により使い分けられています。

今回はロードローラーの種類や役割、またロードローラーを操作するのに必要な資格についてご紹介します。

ロードローラー

 

 

ロードローラーとは?その特徴や用途を解説

まずはロードローラーの基本を確認しましょう。

 

ロードローラーとは

ロードローラーとは、道路などを平らに固めるための建設機械です。

「締固め用機械(しめがためようきかい)」と呼ばれることもあります。

 

ロードローラーの特徴と用途

ロードローラーの特徴は、なんといってもその見た目。

グラウンド整備に使われるような大きな車輪と、地面を平らに締固めるための重量のある車体は建設現場でも目を引きます。

 

ロードローラーの用途は、アスファルトの舗装や土壌整備。

建築物の土台を作ったり、道路のコンクリート、アスファルトをまっすぐ平らにしたり、ダムなどの盛り土を固めたりする際に用いられます。

 

建機一覧

 

 

ロードローラーの種類や役割をチェック!

ロードローラー

ロードローラーは用途や機能、車輪の数などによっていくつかの種類に分かれています。

ここでは、ロードローラーの主な5つの種類を確認しましょう。

 

①マカダム式

マカダム式ローラーは前に1つ、後ろに2つの車輪を持つロードローラーです。

車輪が鉄製で車体も大きいため、ロードローラーの中でも特に重量があるのが特徴です。

地面に圧力をかけ押し固めながら走行し、建設現場でもよく使用されるロードローラーです。

特にアスファルト舗装や路盤の締固めを行うときに活躍します。

 

②タンデム式

タンデム式ローラーは、前後に1つずつ鉄製の車輪を備えたロードローラーです。

走行しながら前後のローラーで、地面を締め固めます。

マカダム式よりローラーが横に広いため、幅広い部分を平らにする際に活躍します。

特にアスファルト舗装の表面仕上げなどに用いられることが多いタイプです。

 

③タイヤ式

タイヤ式ローラーはゴム製のタイヤが車体の前後についているロードローラーです。

複数のタイヤを左右一列に並べ、ローラー代わりに使用します。

タイヤがゴム製なので車体が軽く小回りが利き、走行音が小さいという特徴があります。

タイヤがついており道路を走りやすいため、道路工事によく用いられます。

 

タイヤ式のロードローラーについては「タイヤローラーとは?特徴や用途、必要な免許や資格もチェック!」でさらに詳しくご紹介しています。

ぜひ参考にしてください。

 

④ハンドガイド式

ハンドガイド式ロードローラーは手で押して使うロードローラーです。

小型なため、建機が入れない狭い道路などの舗装作業で活躍します。

ほかのロードローラーと比較するとパワーは劣りますが、振動機能があるため、ピンポイントで圧をかけ、より深い層まで固めることが可能です。

「振動ローラー」と呼ばれることもあります。

 

⑤コンバインド式

コンバインド式は鉄の車輪とゴム製の車輪の両方を備えるロードローラーです。

鉄製のローラーとゴム製タイヤ、両方のメリットを活かし、アスファルト舗装や道路の基礎部分の締め固めから最終の仕上げまで幅広く適用可能です。

 

 

ロードローラーの運転に必要な免許や資格も確認!

ロードローラーの使用には、公道で走行するための資格と作業するための資格の2つが必要です。

それぞれ確認しましょう。

 

ロードローラーで公道を走行するための資格

ロードローラーを公道で走行するには免許が必須ですが、ロードローラーのサイズによって必要とされる免許が異なります。

 

大型のロードローラーには「大型特殊自動車免許」、小型のものには「小型特殊自動車免許」が必要です。

さまざまな現場でロードローラーを操作する機会があるなら、どちらの免許も取得しておくと良いでしょう。

ただし、普通自動車免許があれば、小型特殊自動車免許は必要ありません。

 

ロードローラーで作業するための資格

ロードローラーで作業するには「締固め用機械運転者」の資格が必須です。

締固め用機械運転者の資格を取得するには特別教育を受講する必要があります。

 

これは作業中の事故防止のために労働安全衛生法により定められており、ロードローラーを使う事業者には、従業員へのロードローラーの特別教育の受講が義務づけられているからです。

特別教育では、ロードローラーの基本的な知識や操作方法を10時間かけて学びます。

 

 

ロードローラーとは道路や建物の土台に欠かせない建設機械

ロードローラーとはアスファルトや土壌を押し固め、道路を整備する建機です。

ロードローラーはその用途や機能によって、さまざまな種類に分かれています。

 

重量のあるマカダム式は路盤の締め固め、ローラーが幅広いタンデム式はアスファルト舗装の表面仕上げなどと、それぞれ適した場所で適したロードローラーが用いられています。

 

ロードローラーを操作するには「小型特殊自動車免許」もしくは「大型特殊自動車免許」と「締固め用機械運転者」の資格が必要です。

ロードローラーを操作する予定があるなら、前もって資格を取得しておくことをおすすめします。

 

グットラックshimaではさまざまなロードローラーを取り扱っております。

ご興味をお持ちの方はお気軽にお問い合わせください!

 

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