2022.10.17
ヤンマーの建機の特徴は?種類ごとにも詳しく解説!
こんにちは!グットラックshimaです!
創業100年以上の歴史ある会社、ヤンマー。
長年、テレビの天気予報番組のスポンサーであったことから、その名前になじみのある人も多いかも知れませんね。
今回は、ヤンマーの歴史や特徴、そして建設機械の種類についてご紹介します。
中古ヤンマー建機一覧
目次
建機で有名なヤンマーの会社の特徴は?
2022年に創業110周年を迎えたヤンマーホールディングス株式会社は、発動機や農機、建機、小型船舶の製造販売をする会社です。
その活動拠点は日本だけでなく、実は売り上げの51%が海外のもの。
では、ヤンマーはどのように海外でも活躍するグローバル企業へと成長したのでしょうか。
その歴史を確認しましょう。
ヤンマーの歴史
ヤンマーの創業者は滋賀県出身の山岡 孫吉。
農家に生まれた孫吉は都会への憧れが強く、16歳のときに親を説得し都会へ奉公に出ます。
向かった先は、当時「東洋のマンチェスター」と呼ばれていた大阪。
大阪は先進的な工業都市として大きく発展していました。
当時の町工場の動力の主流は、ガス発動機。
孫吉はゴム管やガス機器の販売や中古ガス発動機の修理などで売り上げを伸ばし、1912年には「山岡発電機工作所」を開設します。
これがヤンマーの始まりです。
「ヤンマー」の名の由来
第一次世界大戦に入り、特需景気を追い風に業績を伸ばしましたが、1918年にドイツと連合国軍の間で休戦協定が結ばれると、一気に不況になり業績が悪化。
ガス発電機だけでは事業の継続が困難となったため、石油発動機の開発に取り組み、1921年には農業用の石油発動機を完成させます。
農業に関わる製品のため、豊作を象徴する「トンボ」、中でもトンボの王様である「オニヤンマ」と山岡の「ヤマ」を組み合わせた「ヤンマー」をこの石油発動機の製品名として採用します。
この製品名が後に社名となり、後世に受け継がれていくことに。
ここからヤンマーの「エンジンメーカー」としての歴史が始まりました。
世界初の小型ディーゼルエンジンを開発
その後、日本初の動力もみスリ機や揚水ポンプ「ヤンマーバーチカルポンプ」がヒットを記録。
ヤンマーは日本の農作業の動力化の一翼を担う企業として成長しますが、1929年の世界恐慌により、農業市場が大幅に悪化しました。
山岡発電機工作所もこの不況の波を受け、業績不振に陥ります。
そんな中、重労働である農作業を軽減させることを目標に、ディーゼルエンジンの開発に取り組みます。
当時、ディーゼルエンジンの小型化は技術的に困難だと考えられていました。
試行錯誤を重ね、ついに1933年に世界初の小型ディーゼルエンジンを完成させます。
当時から経営の基本理念として表明しているのが、創業者・山岡孫の「燃料報国」という言葉。
これには「燃費にすぐれたディーゼルエンジンを普及させることは、農業や漁業のためだけでなく、石油資源に乏しい日本社会に貢献することを志す」という意味が込められています。
地球全体に広がるヤンマーの事業フィールド
その後、農機や船舶用エンジンだけでなく、建設機械や発電機へも展開し、ディーゼルエンジンの普及に努めました。
これは日本国内に留まらず、アジアやブラジルなどの海外へも進出し、グローバル企業としてのヤンマーの礎となりました。
ヤンマーの事業フィールドは「大地」「海」「都市」の3つに大きく分けられています。
「大地」は豊かな食の恵みを供給できる社会を、「海」は人と海との理想的な共生を、「都市」は快適かつ省エネルギーな次世代の街作りを目指しています。
ブランドステートメント「A SUSTAINABLE FUTURE」を掲げ、新しい豊かさを求め、開発を進めています。
ヤンマーの建機はどんなものがある?特徴を紹介!
世界で初めてディーゼルエンジンの小型化に成功したヤンマー。
その強みを活かしたヤンマー建機の特徴は、機械総重量が10トン以下の小型であることです。
小型建機は都市部の再開発には欠かせない存在で、建設以外にも造園や林業、農業や畜産などと使用可能な幅の広さからも注目を集めています。
ミニショベル/油圧ショベル
ヤンマーの建機の代表的な存在であるミニショベルと油圧ショベル。
生産の8割以上を占めるヤンマーの主力商品です。
主に掘削や、積込といった土木作業用途や、配管埋設や農地の水路整備などで活躍します。
その特徴は、なんといってもその大きさ。
コンパクトだから、トラックに搭載して輸送が可能なので、さまざまな現場に対応できます。
また、小回りが利くことや、レバー操作ひとつで狭所へ進入も可能な操作性の良さも特筆すべき点です。
もちろん、小さいながらも石を砕いたり、土砂を運んだりといった作業もパワフルにこなせます。
ホイルローダー
車輪で走行することができるトラクターショベルのホイルローダー。
油圧ショベルよりも一度に多くの土砂を積み込むことができます。
土木現場や建設現場を中心に活用されていますが、道路の除雪作業や農業、畜産現場などでも活躍します。
ヤンマーのホイールローダーのラインナップは1トンから5トンまで。
ヤンマーのホイールローダーは小回りが利くため、狭い農道などでも楽に作業を行うことができます。
コンパクトですが、建機ならではの安定性を併せ持ち、さらに静音性が高く安心して作業を進めることが可能。
故障の少なさが魅力のひとつとして挙げられることもよくあります。
キャリア
キャリアは正式には不整地運搬車とも呼ばれ、不整地などで土砂や荷物、資材の運搬といった作業を行う建機です。
ヤンマーのキャリアは小型でその操作性の良さから復旧工事や農家の肥料や収穫物の運搬などに活躍しています。
機械を知り尽くしたヤンマーの自社製エンジンを搭載しているので、高効率、低燃費に加え、より高い操作性がポイント。
どんな現場でもストレスのない余裕の作業が可能です。
グットラックshimaではヤンマーの建機を多数取り扱っております。
ご興味をお持ちの方はお気軽にお問い合わせください。
中古ヤンマー建機一覧
ヤンマーの建機の特徴は、小型ならではの小回りと耐久性!
世界的なエンジンメーカーとして注目されるヤンマーは建機だけでなく、発電機や船舶、農機などと幅広く取り扱う会社です。
ヤンマーの建機の特徴はなんといっても小型であること。
これは世界初の小型のディーゼルエンジンを開発したヤンマーならではの特徴です。
小型であることから、都市部の再開発や復旧作業や農作業などと、わたしたちの生活の身近なところで活躍しています。
また、高い技術を結集させた自社エンジンの効率性や燃費、耐久性もヤンマーが選ばれるポイントのひとつ。
グッドラックshimaでは、ヤンマーに関わらずさまざまなメーカーの中古建機を販売しております。
掲載のない車両でもお探しすることが可能ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください。