2021.03.26

トラックのエアクリーナーの掃除方法や交換時期を紹介!

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こんにちは!シマ商会です!

 

トラックのエンジンに空気を効率よく送るために、なくてはならない部品の一つである「エアクリーナー」。

エアクリーナーが汚れているとエンジン内部に異物が混入するなど、さまざまな症状が発生します。

 

実はエアクリーナーは、自分でメンテナンスすることができるんです!

 

そこで今回は、トラックのエアクリーナーの掃除方法についてご紹介。

あわせて交換時期なども解説します。

筒型タイプのエアクリーナー

 

トラックのエアクリーナーとは?掃除が大切な理由

トラックのエンジンは燃焼することでパワーを生み出しますが、この際に必要になるのが大量の空気です。

しかし、この空気が砂やほこりなどが入り込んで汚れていると、エンジン内部にも異物が入ってしまいます。

 

そうなると、トラックのエンジンは

  • パワーが上がらない
  • 排ガス性能が低下する
  • 燃費が悪い
  • 加速しにくい

といった症状が現れます。

 

そこで、エンジンに異物の混入を防ぐためにあるのが「エアクリーナー」です。

エアクリーナーはエアコンや掃除機に付いているフィルターのように、空気に含まれている異物をキャッチし、きれいな空気をエンジンに送り込む役割を持ちます。

 

トラックのエアクリーナーは、トラックにとってマスクのような存在と言えますね。

マスクとしての機能を保ち、トラックを安全に運転するために、定期的な掃除やメンテナンスは欠かせません。

 

トラックのエアクリーナーには以下の3種類があり、それぞれに掃除方法が異なります。

トラックのエアクリーナーのほとんどは、乾式フィルターが採用されています。

  • 乾式フィルター
    紙や不織布でできたフィルター。
  • 湿式フィルター
    スポンジやウレタン素材でできたフィルター。
  • ビスカス式(半湿式)
    ビスカスオイルを浸透させたろ紙でできたフィルター。

 

そしてエアクリーナーの形状は、主に2タイプあります。

形状は筒型タイプがほとんどです。

  • 板状タイプ
  • 筒型タイプ(キノコ型タイプ)

 

トラックのエアクリーナーのほとんどは、乾式フィルターが採用されています。

形状は筒型タイプが多いようです。

 

筒型タイプは、フィルターが剥き出しの状態で取り付けられているため吸入面積が多く、その分エンジンの空気を多く取り込めるので、吸気量・効率が高いと言われています。

 

次で詳しいお手入れ方法について見ていきましょう。

 

エアクリーナーの中古部品

 

 

トラックのエアクリーナーの掃除方法

エアーダスター

エンジンの異物混入を防ぐためには、定期的なトラックのエアクリーナーのメンテナンスがとても大切!

トラックのエアクリーナーは、自分で掃除することができます。

 

ほとんどのトラックに使われている乾式フィルターは、紙を蛇腹状に折りたたんだような形状をしており、エアブローやエアコンプレッサーの高圧エアを使って清掃します。

 

エアクリーナーのエンジン側からエアを吹き付けて、砂やほこりなどの異物を飛ばしましょう。

 

 

トラックのエアクリーナーの交換時期は?

自分でも掃除可能なトラックのエアクリーナーですが、汚れがひどい場合は交換する必要があります。

 

エアクリーナーの交換時期は、おおむね4万キロの走行後といわれています。

ですが、空気中の不純物の量が多い都市部などを走行することが多い場合は、交換サイクルも早くなります。

 

 

トラックのエアクリーナーは定期的な掃除と適切な交換時期の見極めを

トラックのエンジンへの異物混入を防ぐ重要な役割を持つエアクリーナー。

 

トラックのエアクリーナーに使われているのは、主に乾式フィルターという種類です。

 

エンジンを正常な状態で利用するためには、掃除を定期的に行うことが大切です。

 

トラックのエアクリーナーは、おおむね4万キロの走行後、都市部などを走行することが多い場合はもっと早い段階で交換が必要となる場合もありますよ。

トラック中古部品

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