2026.09.13

Q.トラックから黒煙が出ています。部品交換で改善できますか?

黒煙は燃料の不完全燃焼が原因で起きることが多い症状です。
例えば、エアクリーナーの清掃や交換、エンジンのオーバーホール、燃料の噴射ポンプの整備・交換などで解決することがあります。

ただし複数の要因が重なっている場合もあり、状態を見て判断する必要があるので、お気軽にグットラックshimaへご相談くださいね!

詳しい原因や対処方法については、コラムで解説していますのであわせてご確認ください。

この疑問をさらに詳しく解説します!

国内部品販売部

フロント部門 主任 植木

全国の整備工場様・運送会社様・ディーラー様などへ向け、適合確認から手配まで対応しています。日本全国のお客様に"信頼・信用・品質"を届けることを目指し、迅速で確実な対応を心がけています。

トラックからの黒煙、原因や対処法をご紹介!白煙との違いも

こんにちは!グットラックshimaです!

 

黒煙を出しながら走っているトラックを見たことはありませんか?

実は使用中のトラックから出る黒煙は、大気汚染につながります。

近年は大気汚染への関心が広まったこともあり、多くの人がこの黒煙を意識するようになりました。

 

そもそも黒煙はなぜ発生するのか?

実際に自分のトラックから黒煙が発生した場合、どう対処すれば良いのでしょうか。

知らないままだと不安になってしまいますが、正しい知識があれば安心してトラックを運転できますよ!

 

そこで今回は、トラックから出る黒煙の原因や対処法、また白煙が発生した場合の対処法などについて詳しくご紹介します。
のとして次の3つが挙げられます。

※2026年8月時点の情報です

 

中古部品一覧

 

トラックから出る黒煙の原因とは?

トラックの黒煙とは、トラックのマフラーから発生する黒い煙の排気ガスのことです。

黒煙には、燃料の不完全燃焼によって生じる「スス」などの黒い粒子状物質(PM)が含まれています。

 

この黒煙が発生する原因はさまざまですが、共通するのはディーゼルエンジンの不完全燃焼です。

主なものとして次の3つが挙げられます。

 

原因①エンジンの燃焼に必要な酸素不足

ディーゼルエンジンは、絶えず一定の量の空気を吸入し、そこへアクセルの踏み具合に応じて燃料を噴出・燃焼させて走行のエネルギーに変えています。

この際に吸入する空気の量が少ないと、燃焼するための酸素が不足して不完全燃焼が起こり、燃焼しきれなかった燃料ガスが黒煙となって排出されます。

 

原因②エンジンの劣化による圧縮圧力の不足

ディーゼルエンジンは、シリンダー内の空気を圧縮して高温にし、そこへ燃料を噴射することで着火・燃焼させる構造になっています。

 

そのため、シリンダーやピストンリングが摩耗していると、空気を十分に圧縮できず、圧縮圧力が低下することで適切な燃焼が行われなくなり、黒煙の発生につながります。

 

原因③燃料の供給における不具合

燃料の供給量が酸素に比べて多い場合や噴霧するノズルの状態が悪く油滴や粒状で燃料が送り込まれている場合も、適切に燃焼が行われません。

その場合に、不完全燃焼となって黒煙が発生するケースがあります。

 

 

トラックに黒煙が発生する原因ごとの対処法も知ろう!

前述したとおり、黒煙の発生原因はディーゼルエンジンの不完全燃焼である可能性が高いです。

これらの発生原因を適切な方法で改善すれば、黒煙の発生を抑えることができますよ。

 

対処法①エンジンの燃焼に必要な酸素不足の場合

エアクリーナーの汚れにより、酸素不足が起こっている可能性が高いです。

 

まずは、エアクリーナーの清掃や交換を行ってみましょう。

空気の吸入量を増やして、吸入酸素量不足による黒煙の発生を防ぎます。

 

対処法②エンジンの劣化による燃焼の圧縮力不足の場合

シリンダーやピストンリングの摩耗が原因なため、これらの装置の点検が必要ですが、深刻な状態であることも予想されます。

 

調整で改善できない場合は、エンジン内部の状態を点検し、清掃を行いつつ、必要に応じて部品交換を行う「オーバーホール」が必要となります。

セルフメンテナンスは難しいため、整備工場に依頼するのが確実でしょう。

 

対処法③燃料の供給における不具合の場合

燃料の噴射ポンプや噴射ノズルに不具合が出ている可能性があります。

燃料の噴射ポンプの点検や整備・交換を行い、燃料の供給状態を適切に行えるようにする必要があります。

 

 

トラックから黒煙ではなく、白煙が発生してる場合は?

トラックのマフラーから黒煙ではなく、白煙が上がっている場合も注意が必要です。

考えられる原因とその対処法について説明します。

 

原因①オイル下がり

バルブステムシールの劣化や損傷によって、エンジンのシリンダーヘッドから燃焼室内にエンジンオイルが下がり、燃焼することで白煙が発生します。

 

<対処法>

症状が軽めであれば、「オイル下がり添加剤」を使用することで、エンジンオイルの粘度を上げて燃焼室にオイルが入り込まないようにし、オイル下がりを防ぐことができます。

またバルブステムシールの劣化の場合には、シールを修復する添加剤があります。

ただし傷や切れ目がすでにある場合には、交換が必要です。

 

原因②オイル上がり

エンジン内部のシリンダー・ピストン・ピストンリングなどが摩耗し、クランクケースからオイルが上がり、燃焼することで白煙が発生します。

 

<対処法>

症状が軽いものであれば、「オイル上がり添加剤」を使用することによってある程度改善します。

使用するとオイルの粘度が上がって、隙間から漏れないようになります。

 

それでも改善しない場合は、シリンダーやピストンリング、ピストンなどが消耗していたり損傷していたりする可能性が高いです。

原因となっている部品の交換が必要になるでしょう。

 

原因③:燃料に水が混入している

燃料タンク内で結露した水や燃料内の水分、冷却水などが燃焼されることで白煙が発生します。

 

<対処法>

燃料フィルターのドレンに水が溜まることによって発生しているため、フィルター内の水抜きをすることによって症状が改善します。

 

トラックから出る白煙については、以下のコラムでも原因や対処法をご紹介しています。

トラックの危険な白煙の見分け方や原因、対処法まで詳しく!

 

 

黒煙・白煙が出るトラックを放置するリスクも確認!

黒煙や白煙が出るトラックをそのまま放置することはおすすめできません。

以下のような複数のリスクが生じる可能性があるためです。

 

法令違反になる可能性がある

近年、国内では環境問題への取り組みが推し進められ、トラックの黒煙排出撲滅に対する取り組みも積極的に行われています。

 

例えば、国土交通省では各地の出先機関である運輸支局等に「迷惑黒煙相談窓口(黒煙110番)」を設置し、黒煙を排出するトラックを発見した場合の通報を募っています。

運輸支局等は通報されたトラックの使用者宛に「自主点検のお願い」を内容とするハガキで通知することにより当該自動車の使用者に対し指導をし、トラックの黒煙排出撲滅を進めています。

 

また、大量の煙を排出したままでの走行していると、車両の状態や排出ガスの基準などによっては、整備不良等に該当する可能性も。

法令違反となれば、罰則を受けるだけでなく、会社の信用が低下してしまうこともあるので、それを避けるためにもこまめな修理やメンテナンスが必要です。

 

車両の故障リスクが高くなる

黒煙が出ているということは、エンジンが不完全燃焼を起こし、正常な状態ではないということです。

白煙が出ている場合も、オイル下がりやオイル上がりによってエンジンが焼き付いてしまうおそれがあります。

 

そのまま使用を続けていると、エンジンをはじめとした装置に負担がかかり、車両の故障リスクが高くなってしまいます。

故障は重大な事故につながることもあるため、安全のためにもメンテナンスは必要です。

 

燃費・修理コストが高くなる

エンジンが不完全燃焼を起こしている状態では、無駄な燃料の消費が発生し、燃費が悪くなってしまいます。

 

また、黒煙・白煙を放置したままトラックを使用し続けた場合、エンジンなど主要部分が大きく破損し、修理コストが莫大な金額になる可能性も。

早い段階で修理に出した場合には修理コストを抑えられることもあるので、なるべく早期発見・早期修理を徹底すべきでしょう。

 

環境・人体に悪影響を与える

トラックから出る黒煙は、環境と人体に悪影響を与えます。

大気汚染を引き起こすだけでなく、その細かな粒子は呼吸器疾患や免疫系への悪影響につながる可能性もあります。

 

白煙は、黒煙ほどではありませんが、やはり環境や人体に有害です。

従業員はもちろん周囲への悪影響を避けるためにも、トラックを使用する企業は、トラックから出る煙を最小限にしておかなければなりません。

 

 

不具合のあるトラックの部品交換・買取ならグットラックshimaへ!

ご説明したように、トラックから出る黒煙・白煙は大きなリスクにつながります。

 

トラックを安全に使用するためには、定期的にメンテナンスを行い、不具合があったときには修理や部品交換を行うことが大切です。

また、車両の状態によっては買い替えを検討することも必要でしょう。

 

トラックを買い替えるタイミングやポイントについては、以下でご紹介しています。

トラックの買い替えのサイクルは?買い替えのポイントもご紹介

 

グットラックshimaは、部品交換やトラックの買取まで、トータルでサポートいたします!

 

トラック部品の品揃えは国内最大級

グットラックshimaでは、国内最大級の中古部品センターを構えています。

車両の買取から分解・品質管理・再利用・資源化までを自社一貫で行うことで、高品質なリユースパーツを安定供給することができています。

 

車両情報を教えていただければ、適合する部品をお探しすることが可能ですよ。

パーツも種類により保証対象となるものもありますので、安心してご購入いただけます。

 

ただし、「修理費用がかさんでしまう…」という場合は、無理に乗り続けず買い替えを検討するのも一つの方法です。

その場合、今乗っているトラックをできるだけ高く手放せるかどうかも重要なポイント。

黒煙や白煙が出ている状態でも、買取価格に不安を感じる必要はありません。

 

黒煙や白煙が出ているトラックでも買取ります

「黒煙や白煙が出ていて、もう乗れないかも…」と思っているトラックも、グットラックshimaにお任せください。

エンジンの不調は、必ずしも「価値がない」ことを意味しません。

部品として活用できる箇所や、修理を前提に評価できる部分もあるため、諦める前にまずは査定をご依頼ください。

年間買取台数は8,000台以上、100カ国以上へ販売しているからこそ、他社では値が付きにくい車両でも買取できるケースが多くあります。

 

廃車寸前のトラックでも、グットラックshimaで買取します!

 

中古部品一覧

 

 

トラックの黒煙はエンジンの不完全燃焼が主な原因!早急に対処を

黒煙には、燃料の不完全燃焼によって生じる「スス」などの黒い粒子状物質(PM)が含まれています。

 

黒煙の原因としては、エンジンの燃焼に必要な酸素が不足しているケースや、エンジンの劣化によって圧縮圧力が低下しているケース、燃料の供給に不具合が生じているケースなどが考えられます。

 

酸素不足の場合はエアクリーナーの清掃や交換、圧縮圧力の低下が原因の場合はシリンダーやピストンリングの点検、必要に応じてオーバーホールを行います。

また、燃料の供給に不具合がある場合は、燃料噴射ポンプの点検や整備・交換などが必要です。

 

トラックの黒煙・白煙は、車両の故障やコスト増大、環境や人体への悪影響、法令違反による信頼性低下を引き起こす可能性があります。

少しでもトラックの異常を感じたら、整備工場などでしっかり点検・適切な処置を受けることをおすすめします。

 

原因によって必要な対処は異なるため、まずは整備工場などで点検を受け、適切な修理や部品交換を行いましょう。

修理費用や車両の状態によっては、買い替えを検討することも選択肢の一つです。

 

トラックの部品の交換や買取はグットラックshimaにお任せください!

 

愛車に気になる不具合があるという方は、お気軽にご相談ください。

 

トラック中古部品

facebook

twitter

line

閉じる