2020.12.15
トラックのブレーキランプ・テールランプの交換方法とは?
こんにちは!グットラックshimaです!
トラックの走行中に、ブレーキランプやテールランプの球切れをしたまま、走行している車両を見たことはありませんか?
球切れにドライバーはなかなか気がつくことができませんが、切れたまま公道を走行してしまうと道路交通法違反になってしまいます。
そこで今回は、トラックのブレーキランプやテールランプについて、その役割や交換方法、交換の重要性もあわせてご紹介します。
中古ランプ部品一覧
目次
トラックのブレーキランプとテールランプは異なる!その違いや役割は?
トラックのブレーキランプやとテールランプはどちらも後部にあるという点は共通ですが、別物で役割も異なります。
ブレーキランプは、ブレーキペダルを踏んだ時に赤く点灯し、後続車に減速したことを知らせる役割があります。
一方、テールランプは基本的に前照灯を点灯すると連動して点灯します。
テールランプを点灯することで、夜間や天候が悪い際に後続車に自分のトラックの存在を知らせる役割があります。
車種によっては、ブレーキランプとテールランプが兼用になっているタイプもありますよ。
ブレーキランプもテールランプも、事故を起こさないように後続車に自分のトラックの存在を知らせるという重要性を担っています。
トラックのブレーキランプ・テールランプの交換方法
ブレーキランプもテールランプも、自分で簡単に交換することが可能です。
交換手順を見ていきましょう。
① 電球の種類を確認する
ブレーキランプ・テールランプの電球は「ナス球」「ウェッジ球」と2種類があります。
自分のトラックがどちらの電球を使用しているか、まずは確認しましょう。
まるで野菜のナスのような形をしているバルブ「ナス球」は、押し込んで回転させることで取り外し・取り付けできます。
トラックでは、主にナス球を使用していることが多いです。
ナス球と比べて少し小さめのバルブ「ウェッジ球」は、引き抜いたり差し込んだりすることで交換が可能。
ウェッジ球は、主に乗用車に使用していることが多いです。
② レンズを取り外す
テールランプについているネジを外し、レンズを取り外します。
このネジを全て外せば、ブレーキランプのレンズも一緒に外れます。
③ 電球を取り外す
ナス球は押し込んで反時計回りに回すことで、ウェッジ級は引き抜くことで取り外せます。
この際にバルブに書かれているボルト数とワット数を確認し、新しく取り付けるバルブと同じ数値かしっかり確認しましょう。
④ 新しい電球を取り付ける
軍手をつけた手で、バルブの差し込む向きに注意しながらバルブの交換を行います。
バルブを素手で触ってしまうと、バルブについた皮脂が原因で電球の寿命が短くなってしまうため、注意が必要です。
⑤ 点灯を確認し、レンズを装着する
新しいバルブを取り付けたら、きちんと点灯するか確認しましょう。
問題なければ、ブレーキランプのレンズを取り付けて終了です。
トラックのブレーキランプ・テールランプを交換せずにいたらどうなる?
トラックのブレーキランプやテールランプが球切れした状態で公道を走行すると、「尾灯等の整備不良」ということで道路交通法違反に該当します。
反則金は大型車が9,000円、普通車が7,000円、二輪車が6,000円、原付車が5,000円で、違反点数はいずれも1点です。
ランプが片方だけ球切れしている場合も、同じく道路交通法違反となります。
前にいるトラックの後方ランプが球切れや無灯火で確認できず、事故につながるケースも大変多いため、自身の安全のためにも日々の点検は重要です。
また、球切れの状態では車検も通ることができませんので、日頃から球切れを起こさないようにしっかり確認しましょう。
中古ランプ部品一覧
トラックのブレーキランプやテールランプは自分で交換可能!
ブレーキランプはブレーキペダルを踏んだ時に赤く点灯し、後続車に減速したことを知らせる役割があり、テールランプは夜間や天候が悪い際に後続車に自分のトラックの存在を知らせる役割があります。
トラックのブレーキランプ・テールランプは、自分で簡単に交換することが可能です。
ブレーキランプ・テールランプの交換方法をおさらいしましょう。
- 電球の種類が、「ナス球」か「ウェッジ球」か確認する
- レンズを取り外す
- 電球を取り外す
- 新しい電球を取り付ける
- 点灯を確認し、レンズを装着して完了
トラックの後方ランプが球切れした状態で公道を走ると「尾灯等の整備不良」で道路交通法違反に該当し、事故につながる恐れもあるため、定期的にチェックすることが重要です。