2023.02.10

トラックのハブベアリングの寿命は?そのサインや交換費用も確認

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こんにちは!グットラックshimaです!

 

走行距離が長くなったトラックを運転していて、カタカタ異音が聞こえ、特にハンドルを切ったときに異音や違和感を感じた場合は「ハブベアリング」の消耗が原因かもしれません。

最悪の場合、そのままにしておくと走行中にタイヤが外れ、大事故につながる可能性もあります。

 

一般的に10万km以内で故障することはありませんが、車種や使い方で寿命が異なります。

そこで今回はトラックのハブベアリングの寿命や、交換費用について確認していきましょう。

 

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トラックのハブベアリングの寿命や見極めるサインとは

ハブベアリングとは、一言でいうとタイヤのホイールを取り付ける部分にある部品で、タイヤが回転するときに摩擦を軽減させる役割です。

 

タイヤのホイールを取り付ける部分をハブと言い、このハブから出ているボルトでタイヤを固定しています。

 

ハブベアリングは、このハブについているベアリングで、タイヤの回転による摩擦を軽減するために各タイヤに設置されています。

 

ハブベアリングの寿命の目安は?

車種や運転の仕方、タイヤの状況によってハブベアリングの寿命は変わります。

 

タイヤに大きな衝撃が加わった際などに異常が出てしまうこともあり、悪路を走ることが多い工事車両などのトラックは注意が必要です。

 

また、ベアリング内部はグリスで満たされていますので、水の侵入や経年で劣化します。

 

一般的に10万kmまでは問題ありませんが、使い方にもよりますので、次にご紹介する故障・寿命のサインを感じた場合は早めに点検することをおすすめします。

 

タイヤに大きな衝撃が加わった際などに異常が出てしまうことがあります。

悪路を走ることが多い工事車両などのトラックは注意が必要です。

 

ハブベアリング故障や寿命のサインを確認

ハブベアリングは、頻繁に故障するような部品ではありませんが、長年使用していると経年劣化で不具合やガタツキが発生します。

放っておくと大きな事故につながる可能性もありますので、故障や寿命のサインを見逃さないようにすることが大切です。

 

故障・寿命のサインとして多いのは、まず「異音」です。

 

ベアリングの内部には、タイヤをスムーズに回転させるために、金属のボールがたくさん入っていて、そのボールが円滑に回るようにグリスが塗られています。

 

長期間使用しているとグリースが切れたり、金属ボールが摩耗したりして「カタカタ」といった異音が発生します。

 

タイヤの回転音と区別がつかない場合もありますが、時速50kmを超えると異音が大きくなってきますので、窓を開けて確認すると良いでしょう。

 

また、ハンドルを切った際、特に前輪の音が変化したり、ハンドル操作自体に違和感を感じる場合も故障・寿命のサインです。

 

異音をそのまま放置しているとガタツキが出てきたり、影響が大きくなっていきますので、早めに整備工場などで点検しましょう。

 

ハブベアリングの不具合を事前に確認する方法

走行中の異音に気づく前に、普段の点検でベアリングの消耗を確認する方法もあります。

ジャッキアップが必要なので、大型トラックでは難しい場合もありますが、定期的に確認すると故障する前にメンテナンスが行えるなどメリットがあります。

 

①ジャッキアップしてタイヤを回してみる

タイヤを回してみて、異音などがないか調べましょう。

ベアリングが消耗してくると異音がここで確認できます。

異音が認識できた場合は、整備工場などで専門家に点検してもらいましょう。

 

②ジャッキアップして、タイヤホイールを左右に揺らしてみる

左右に揺らした際、ガタツキがあったり、揺らしたホイールが前後に動く場合があります。

この場合は、交換時期と考えるほうが良いでしょう。

 

 

トラックのハブベアリングの故障や寿命のサインを放置したら?

ハブベアリング

トラックのハブベアリングの故障や寿命のサインが出ている状態で放置していると、最悪の場合、大事故につながる可能性があります。

故障・寿命のサインを放置した場合の影響を、詳しく確認しておきましょう。

 

異音を放置した場合の影響

異音がする場合はベアリング内にあるグリスが減ってしまったり、劣化してしまっている可能性があるため、放置するとベアリングの消耗を早めたり、タイヤのガタつきにつながることも。

 

最悪の場合、ベアリングが焼き付いて走行不能になる可能性もあるので注意が必要です。

 

洗浄やグリスの追加等のメンテナンスを行うことで寿命を伸ばせる場合もあるため、早期の対応を心がけましょう。

 

タイヤのガタつきやハンドルの違和感を放置した場合の影響

タイヤがガタつく場合は、グリスの劣化だけでなく、ベアリング自体の摩耗によるすり減りが発生し、ハンドル操作にも影響が出る場合があります。

 

ガタつきの影響でタイヤと車本体をつなぐハブが破損し、走行中にタイヤが脱落する大事故につながる可能性もあります。

 

ガタつきが発生した場合は、早期に整備工場などで交換をする必要があるでしょう。

 

 

トラックのハブベアリングが寿命の場合にかかる交換費用は?

整備

定期的なメンテナンスで洗浄やグリスの交換をすれば、ベアリングの寿命を延ばすことも可能ですが、ベアリングは走行していれば摩耗する部品なので、いずれは交換が必要です。

交換にかかる費用や方法も確認しておきましょう。

 

交換にかかる費用

ハブベアリングの交換の工賃は、部品代がメインとなりますが、車種によって価格が異なります。

ベアリング単体の交換では数千円からと、それほど高価ではありませんが、交換の難易度が高いため工賃はかかります。

 

工賃は一箇所につき3,000円以上かかる可能性があり、さらにトラックの場合は、タイヤの本数が多いためそれだけ費用がかかります。

 

また、ベアリングの交換だけでなく、ハブアッセンブリーといわれるハブ全体の交換が必要な車種もあるため注意が必要です。

 

ベアリング交換だけであれば、部品代と工賃で1万円程度と考えれば良いですが、アッセンブリーの交換も必要な場合は10万円程度かかることがあります。

 

また、異音を放置していた場合は他の箇所にまで影響が出て、さらに修理代がかかる場合がありますので、異音が聞こえたらすぐに点検・交換するようにしましょう。

 

ハブベアリングは自分で交換できる?

ハブベアリングは自分で交換するにはリスクが伴います。

特に車の走行に直接関わる部分であり、取り付け方法などに不備があると事故につながりかねません。

 

車種ごとに締め付けのトルク設定が決まっており、グリスの交換には油圧プレスという機械が必要で、取り付けにも特殊な工具が必要です。

 

ハブベアリングの修理や交換は、整備工場など専門の業者に任せる方が安心でしょう。

 

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ハブベアリングの寿命のサインを感じたら早めに点検・交換を!

走行中に「ガタガタ」という異音を感じたり、ハンドルを切ったときに違和感を感じたら、ハブベアリングに何かしらの異常が発生している兆候です。

早めに整備工場などで点検・メンテナンスしてもらうことが、ベアリングなど消耗品の寿命を延ばすことにもつながります。

長期的に見ればコストを下げることにつながり、事故を未然に防げるでしょう。

 

定期的に車の窓を開けて、異音が発生していないか確認することも大切ですよ。

 

中古トラックの販売・買取情報、部品購入については、グットラックshimaへお気軽にお問い合わせください。

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