2020.07.06

トラックのマーカーランプとは?車検での4つの規定を解説!

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こんにちは!シマ商会です!

 

夜間走行時に他車に対して自分が乗っているトラックのサイズを知らせるために、設置が必須となっているトラックのマーカーランプ

 

ファッション性のあるタイプも多いトラックのマーカーランプですが、実はマーカーランプには規定があり、規定外のトラックは車検をクリアすることができません。

 

そこで今回はトラックのマーカーランプについて、車検時にも関わる規定を詳しくご紹介します。

 

中古ランプ部品一覧

 

トラックのマーカーランプとは?側方灯以外にファッション用もある!

 

夜間に走行しているトラックを見ると、所々にランプがつけられているのを目にしますよね。

これはマーカーランプといい、夜間走行時に他車へ自分が運転するトラックのサイズ感を知らせるという役割があります。

 

トラックのマーカーランプはこのように機能性を重視した「側方灯」は義務ですが、それ以外にも「ファッション用」としてイルミネーションのように設置している方もいます。

 

側方灯の特徴や、ファッション用として飾る場合の規制について簡単に説明しますね。

 

側方灯の特徴と規制

 

長さが6mを超えるトラックは、夜間に他車に対してサイズ感を示すために、ボディの側面に側方灯としてマーカーランプを設置しなければなりません。

他の車が全長のサイズ感を把握しやすいように、車体の側面に3メートルにつき1個のマーカーランプの設置する必要があります。

 

これは夜間に自分の存在を知らしめる灯台のような役目があり、他車の衝突を避けるためのもの。

 

使用するランプの色にも規定があり、2008年の「道路運送車両の保安基準の細目を定める告示」において、側方灯の灯光の色は橙色であると定められています。

 

また、夜間側方150mの距離から点灯を確認できるものであり、その照射光線は他の交通を 妨げないものであるという規制もあります。

 

ファッション用で装飾する場合の規制

 

トラックのマーカーランプは夜間の安全を確保する側方灯以外に、華麗なデコレーションを施すファッション用として、さらに装飾しているトラックもあります。

 

一定サイズ以下のトラックであれば自由なカラーを使用できます。

近年は輝きが増すLEDタイプが主流となっていますが、光度は300カンデラ以下と規定がありますので注意が必要です。

 

 

トラックのマーカーランプは車検前に4つの規定を確認しよう!

 

スパナを持つ自動車整備士の手

 

トラックのマーカーランプについて簡単にお話しましたが、車検時にも規定をクリアしているかは重要です。

規定外のものは車検をクリアすることができないため、必ず事前にチェックしておきましょう。

 

まず全長6mを超えたトラックは、サイドに3mごとに1個のマーカーランプをする設置しなくてはいけません。

なお、6m以下のトラックの場合は、マーカーランプを取り付けなくても車検をクリアできます(※ただし長さ6m以下の普通自動車である牽引自動車や被牽引自動車、ポール・トレーラとされるものはマーカーランプが必要です)。

 

では車検前にチェックすべき4つの規定について、詳しくご紹介します。

 

規定①:設置場所

 

全長6mを超えるトラックには3分の1に少なくとも1つという規定があります。

 

設置する場合は地上0.25m以上で1.5m以下の場所、最前部のランプは車両前端から3m以内、隣接するものの距離は3m以内、最後部のランプは車両後端から1m以内にする必要があります。

 

照明部分の視認範囲として、上方が10°および下方が10°(上縁高さ0.75m未満の場合は下方5°でもよい)、前方が45°および後方が45°で、平面で囲まれる範囲において全ての位置から見通すことができるものであることも定められています。

 

規定②:ランプの明るさ

 

トラックの存在を知らしめるために、150メートル離れた場所からでも認識できるくらいの明るさが必要です。

 

ただし、明るすぎて他の交通を妨げてしまうものはNGです。

 

規定③:ランプの色

 

マーカーランプ・レンズの色は、燈色(だいだい色)もしくは黄色にしなければいけません。

 

規定④:点滅

 

マーカーランプの点滅はNGです。

しかし、問題なく光っていたのに、エンジンをかけていると点滅してしまったり消えたりしてしまうケースもありますので、日常的にマーカーランプのセルフ点検を行うようにしましょう。

車検前に再度確認することをおすすめします!

 

 

この4つの規定は必ずチェックし、違反しないよう気をつけましょう。

 

電球の種類については特に指定はなく、近年人気のあるLEDでも問題はありません。

ランプにはLEDやHID、ハロゲンといった種類がありますが、中でも1番消費電力が少なく省エネなのはLEDです。

 

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トラックのマーカーランプ、車検のために規定チェックは大事!

 

夜間走行時に他車へ自分が運転するトラックのサイズ感を知らせるという役割を持つ、トラックのマーカーランプ。

 

マーカーランプにはこのように機能性を重視した「側方灯」は義務ですが、イルミネーションとして「ファッション用」に装飾しているトラックもあります。

 

トラックのマーカーランプには「設置場所」「ランプの明るさ」「ランプの色」「点滅」の4つの規定があり、車検時にもチェックされます。

 

条件をクリアしているか、設置の際は注意が必要です!

 

トラックの部品購入に悩んだら、ぜひシマ商会へお気軽にお問い合わせくださいね。

豊富なラインアップをホームページからも簡単に検索できますよ!

 

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