2022.10.26
トラックのショックアブソーバーの寿命は?劣化サイン・交換方法も解説
こんにちは!グットラックshimaです!
ショックアブソーバーは、トラックの車体の揺れを抑えて乗り心地の良さを保ちつつ、安定性を高める重要なパーツです。
ショックアブソーバーは消耗品なので、使っていくうちに劣化します。
劣化を放っておくと、乗り心地が悪くなるだけでなく、安全面にも影響が出るので、適切な寿命を把握しておくことは重要です。
そこで今回は、トラックのショックアブソーバーの寿命や交換の目安について詳しくご紹介します!
劣化サインや交換方法についてもあわせて解説するので、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。
目次
トラックのショックアブソーバーの寿命目安とは
トラックのショックアブソーバーは消耗品であり、走行距離や使用歴に応じて交換する必要があります。
トラックのショックアブソーバーの寿命目安は、一般的に走行距離10万km前後だと言われています。
もちろんこれは目安なので、走行距離が5万km程度だったとしても、不調を感じる場合は早めに交換する方が良いでしょう。
また、新車登録から10年ほど経過している場合も交換の目安となります。
ただ、トラックのショックアブソーバーの寿命は、走行環境やドライバーの運転の仕方によっても変わります。
上記の数字はあくまで目安として、違和感を感じるようであれば点検し、交換・修理することが重要です。
続いて、トラックのショックアブソーバーの寿命を見極めるサインについて、ご紹介します。
中古ショックアブソーバー部品一覧
トラックのショックアブソーバーの寿命を見極めるサインもある?
トラックのショックアブソーバーは、スプリングの揺れを抑え、乗り心地の良さを保つ役割があります。
そのためショックアブソーバーが劣化すると、以下のような症状がトラックに現れます。
- 走行時に揺れや不安定感が現れる
- 乗り心地が悪くなる
- タイヤが偏摩耗する
- ブレーキの効きが悪くなる
ショックアブソーバーは衝撃を減衰させる役割があるので、劣化すると走行時の揺れや不安定感が現れ、乗り心地が悪くなります。
また、劣化すると揺れを減弱させることができなくなるので、タイヤが偏摩耗し、ブレーキの効きが悪くなることも。
このままショックアブソーバーの劣化を放置すると、トラックの車体が大きく揺れたりブレーキの効きがさらに悪くなったりするので、安全に走行できなくなります。
なお、劣化したショックアブソーバーがオイル漏れを引き起こしている場合は、車検も通りません。
ドライバーと荷物の両方を守るという観点から、上記のようなサインが現れたら放置せずにショックアブソーバーを交換しましょう。
トラックのショックアブソーバーの交換方法・費用は?
トラックのショックアブソーバーの交換方法と費用について、確認していきましょう。
ショックアブソーバーを交換するには、まずトラックをリフトアップさせた状態でタイヤを取り外し、ショックが縮んだ状態にします。
続いてショックアブソーバーのタイヤ側固定部分を、下部から上部の順で取り外します。
ショックアブソーバーはスプリングと一体となっているので、両者を取り出してからショックアブソーバーを取り外し、分解後に交換するという手順です。
ショックアブソーバーの交換の際に注意しなければならないのは、エンジンやトランクルームのさまざまなパーツを取り外さなければならない点です。
トラックの種類によって、エンジンや足回りの構造が異なるので、細かい知識が必要となります。
そのため、確実性や安全性を重視するなら自分で交換するよりも、プロにお任せする方が良いでしょう。
ショックアブソーバーの交換費用には、ショックアブソーバー本体価格と作業工賃が含まれます。
ショックアブソーバーの本体価格は、1本あたり約15,000円〜25,000円です。
ショックアブソーバーは基本的に4本まとめて購入することが多いので、合計で約60,000円〜100,000円かかります。
作業工賃は、約10,000円〜50,000円です。
合計すると、約70,000円〜150,000円になります。
本体価格と作業工賃は、お店によっても変わるので、事前に確認しておくと良いでしょう。
トラックのショックアブソーバーは寿命がきたら交換しよう
今回はトラックのショックアブソーバーの寿命について、ご紹介しました。
一般的な走行距離の目安は走行距離10万km、使用歴の目安は10年ですが、トラックの走行に異常を感じるようであれば、早めに交換するのが良いでしょう。
トラックに以下のような症状が現れている場合は、ショックアブソーバーの寿命と考えて良いです。
- 走行時に揺れや不安定感が現れる
- 乗り心地が悪くなる
- タイヤが偏摩耗する
- ブレーキの効きが悪くなる
交換に関わる費用は、本体価格と作業工賃を合わせて、約70,000円〜150,000円です。
ショックアブソーバーの劣化を放っておくと、安全な走行ができなくなるので、交換するようにしましょう。
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