2021.04.05
デュトロのトラックの燃費や維持費は?内訳や総額、節約の方法も
こんにちは!グットラックshimaです!
トラックの購入を検討する上で、車体価格のほかに外せないのが維持費ですね。
「トントン、トントン、ヒノノニトン♪」でお馴染みの、日野のトラック「デュトロ」は、安全性や操作性にも定評があり、燃費の良さも向上していて人気のトラックです。
そんなデュトロの維持費には、車検や税金、メンテナンス費、燃料費などがありますが、相場はご存知でしょうか。
トラックを所有する時に必ずかかってしまう維持費は、できるだけ節約したいものですね。
今回は日野のトラック「デュトロ」の燃費や維持費について。
相場や内訳、節約方法まで詳しく解説します!
中古デュトロトラック一覧
目次
デュトロのトラックの燃費はどのくらい?
維持費の中でも車種によって左右されるのが燃費です。
デュトロの燃費は一体どのくらいなのでしょうか。
デュトロはビジネスに優しいハイブリット車もあり、ハイブリット車は平成27年に燃費基準+15%も達成しています。
低燃費技術は年々向上し、燃費は全体で6.90/L~13.60/L。
ハイブリッド車は重量車モード燃費値(国土交通省審査値)13.60km/Lと低燃費を誇ります。
ハイブリッド専用クリーンディーゼルエンジンと、エンジン駆動力をアシストするモーターの協調制御により、燃費性能と動力性能を高次元で両立!
さらに、先行車に追従して走行している場合で、ドライバーの運転・操作を最適化して省燃費運転を支援する機能もあり、燃費向上につなげています。
燃費は燃料費の算出の際に必要になりますので、チェックしておおよその値を知っておくと役立ちます。
燃料費は車両の燃費と走行距離、燃料費(ディーゼル・燃料代)で計算することが可能です。
デュトロのトラック、燃費を含めた年間の維持費は?
年間の維持費には、燃料代以外にもさまざまな種類があります。
まず税金、そして年間変動のない固定費、変動のある変動費。
種類別に、年間の維持費を解説していきましょう。
維持費①税金
まず税金についてお話ししましょう。
トラックにかかる税金は以下の2種類。
- 自動車税
- 自動車重量税
この2種類の税金は普通乗用車よりも費用がかかるので、トラックを購入する際は注意が必要です。
まず自動車税です。
自動車を保有している人に課税される自動車税は、最大積載量や用途により税額が設定されていますので、下記の表をご参考ください。
トラック(標準税率:年額) | 営業用 | 自家用 |
最大積載量 1トン以下 | 6,500円 | 8,000円 |
1トン超~2トン以下 | 9,000円 | 11,500円 |
2トン超~3トン以下 | 12,000円 | 16,000円 |
3トン超~4トン以下 | 15,000円 | 20,500円 |
4トン超~5トン以下 | 18,500円 | 25,500円 |
5トン超~6トン以下 | 22,000円 | 30,000円 |
6トン超~7トン以下 | 25,500円 | 35,000円 |
7トン超~8トン以下 | 29,500円 | 40,500円 |
8トン超~ | 1トン毎に 4,700円加算 |
1トン毎に 6,300円加算 |
(引用:国土交通省:自動車税 自動車税額)
次に自動車重量税です。
これも、用途が自家用車の場合と営業用で費用が異なります。
車種の中で「ディーゼル 4WD 標準幅キャブ 標準長/XZC675M-TQMMX」の車両総重量4.7tとして見ると、エコカー減税外の場合は以下の金額になります。
- 自家用(白ナンバー):1年20,500円、2年41,000円
- 営業用(緑ナンバー):1年13,000円、2年26,000円
※重量により変わるため、詳しくは国土交通省の自動車重量税額でもご確認ください。
また、エコカー減税対象車であれば金額は下がります。
維持費②固定費
固定費には、大きく分けて車検、自賠責保険、任意保険の3種類があります。
車検は普通乗用車と異なり、年に1回なので注意が必要です。
車検費用はどこで車検を行うかによって変わりますが、小型トラックの費用相場は65,000円〜が目安です。
自賠責保険料は、車検の度に納めることが義務付けられている保険料です。
自家用か営業用(事業用)かや、ナンバーが1ナンバーか4ナンバーかでも費用が大きく違います。
最大積載量2tの場合は、12カ月契約で自家用の場合は20,370円、営業用(事業用)の場合は21,970円です。
※離島以外の地域
毎年のことなのでしっかりと準備しておきましょう。
仕事でトラックを使っている場合は特に任意保険も重要。
無加入は避け、対人補償の手厚い保険にすると安心です。
ドライバー(保険者)を限定するなどして、保険費用を抑えることも出来るので、トラックを所有する際は検討してみましょう。
任意保険料の目安は、年間で300,000~400,000円ほどです。
検討する際の参考にしてくださいね。
維持費③変動費
変動費には、オイル交換などのメンテナンス費、タイヤ交換費、燃料費、高速料金などがあります。
オイル交換やエレメントといった消耗品の交換は、1回で3万円ほどかかります。
タイヤを交換する場合は、タイヤの脱着・組み換え・廃タイヤ処分料なども含めて、10万円前後かかることを知っておきましょう。
※タイヤの値段は、タイヤの幅・偏平率・リム径の違いによっても差があります。
トラックのタイヤについてはこちらのコラムもご覧ください。
年間の燃料費ですが、先述した燃費と燃料単価、およその年間走行距離がわかれば算出することができます。
仮にディーゼル・燃料代130円/L、年間走行距離30,000㎞と仮定した場合の燃料費は、例として燃費13.60km/Lで計算すると【燃料費130円×走行距離30,000km÷燃費13.60km/L】という計算で算出され、年間の燃料費は約29万円となります。
これら上記の変動費に加え、日常的に高速道路を利用しての業務があるのであれば、高速料金もしっかり年間維持費に加えておきましょう。
普通乗用車とは高速料金が異なりますので、注意が必要です。
以上の税金、固定費、変動費を全て総合すると、トータルの年間維持費は約80万円前後になるかと思います。
特に変動費は故障や原油価格高騰などによって、高額になる場合もあるため、余裕を持った維持費の予算が必要です。
デュトロの維持費を少しでも節約する方法
必ずかかってしまう維持費ですが、デュトロのような2tトラックに維持費を節約できる可能性があることをご存知でしょうか。
2tトラックには、サイズによって1ナンバーか4ナンバーに分類されます。
そして、このナンバーが維持費の中の自賠責保険料の金額の決め手になっているのです。
小型トラックの場合、4ナンバーを取得することで、自賠責保険料や任意保険料、高速料金などが1ナンバーよりも安く抑えることが可能です。
また、4ナンバーならば高速料金は普通乗用車と同じですし、任意保険の保険料も安くなります。
※4ナンバーの取得条件は以下の通り
- 使用用途は貨物
- 排気量は2,000cc以下(ディーゼル車は制限なし)
- 車両サイズが全長4.7m以下、全幅1.7m以下、全高2.0m以下
4ナンバーの取得条件を満たしているのなら、維持費を抑えることが出来ますので、4ナンバーを選ぶことをおすすめします。
中古デュトロトラック一覧
デュトロの維持費、総費用や節約方法を知って検討や見直しを
日野のトラック「デュトロ」は、ハイブリッド車で年々燃費が上がっている2tトラックです。
燃費値は全体で6.90/L~13.60/Lと、低燃費技術は年々向上して燃費も上がっています。
維持費には税金、固定費、変動費とありますが、普通乗用車と異なり、毎年車検を受けることが義務付けられている2tトラックは、ある程度の固定費の出費を覚悟しなければなりません。
また、普通乗用車と異なり、タイヤの単価が高かったりとメンテナンス費用が高額になりがちです。
年間維持費をしっかり確認して検討しましょう。
デュトロのような2tトラックは節約できる費用もあります。
2tトラックのナンバーは1ナンバーより4ナンバーの方が自賠責保険料が安くなり、お得です。
トラックの大きさなどが4ナンバーの基準を満たしているならば、4ナンバーを取得することをおすすめします。
このように、年間維持費は約80万円前後かかることが予想されます。
トラックの状態や種類などで変わるものですので、自分の購入したいトラックがある場合、そのトラックの維持費についてよく調べ検討されてはいかがでしょうか。
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