2021.04.02
エルフのトラックの燃費や維持費を詳しく!内訳や総額、節約の方法も
こんにちは!グットラックshimaです!
小型トラックの中でも人気の高い、いすゞの「エルフ」。
引っ越しや運送業または建築業など、多種多様な用途に適しているトラックです。
トラックを選ぶ際にはスペックや性能はもちろん、燃費コストや維持費など費用面も気になりますよね。
そこで今回は「エルフ」の燃費や維持費について、各費用の目安や総額、そして、維持費の節約方法なども詳しくご紹介します。
中古エルフトラック一覧
目次
エルフのトラックの燃費は?コストはどのくらいかかる?
いすゞの主力商品であり、日本の小型トラックの中でも代表的な位置付けにありる「エルフ」。
2トン積小型ディーゼルトラックの中でもトップクラスの燃費性能を誇るエルフの燃費値は11.8km/Lです。
メモリとセンサーを持つインジェクター「i -ART(自律噴射精度補償技術)」や新開発の最先端ディーゼル4JZ1エンジンを搭載したことで、クラストップの低燃費・燃料コスト低減を実現しました。
また、尿素SCRの採用と合わせることで、エンジン本体の燃費性能が大幅に向上しています。
では、エルフの燃料費について具体的に見ていきましょう。
燃料費は車両の燃費と走行距離、燃料費(軽油代)で計算することが可能です。
仮に軽油代100円/L、年間走行距離30,000㎞と仮定した場合の燃料費は、【燃料費100円×走行距離30,000km÷燃費11.8km/L】という計算で算出され、年間の燃料費は約25万円となります。
エルフのトラック、燃費を含めた年間の維持費は?
トラックを維持していくための費用は大きく分けて「税金」「固定費」「変動費」に分類され、以下の維持費が発生します。
【税金】
- 自動車税
- 自動車重量税
【固定費】
- 自賠責保険料
- 車検代
- 任意保険(加入する保険による)
- 駐車場代(別途用意する場合)
【変動費】
- 燃料代
- タイヤやオイルなどの消耗部品代
- その他修理費
エルフの維持費について、各金額の目安や年間のトータル維持費などについて見ていきましょう。
自動車税
自動車を保有している人に課税される「自動車税」は、最大積載量や用途により税額が設定されています。
トラック(標準税率:年額) | 営業用 | 自家用 |
最大積載量 1トン以下 | 6,500円 | 8,000円 |
1トン超~2トン以下 | 9,000円 | 11,500円 |
2トン超~3トン以下 | 12,000円 | 16,000円 |
3トン超~4トン以下 | 15,000円 | 20,500円 |
4トン超~5トン以下 | 18,500円 | 25,500円 |
5トン超~6トン以下 | 22,000円 | 30,000円 |
6トン超~7トン以下 | 25,500円 | 35,000円 |
7トン超~8トン以下 | 29,500円 | 40,500円 |
8トン超~ | 1トン毎に 4,700円加算 |
1トン毎に 6,300円加算 |
(引用:国土交通省:自動車税 自動車税額)
自動車重量税
新規登録時と車検時にまとめて払う「自動車重量税」。
エルフはecostop付車(除く3t積4WD)をはじめ大多数が全車燃費基準+10%を達成しているため、自動車重量税が75%減税となります。
エルフの場合は車種の中で平ボディ「NJR88A-EE6LAA-D」の車両総重量4.4tとして見ると、以下の金額になります。
※重量によって金額は変わるため国土交通省の自動車重量税額でもご確認ください。
- 自家用(白ナンバー):1年3,100円、2年6,200円
- 営業用(緑ナンバー):1年3,100円、2年6,200円
自賠責・任意保険料
すべての運行する車両を運行は、自賠責保険への加入が義務づけられています。
同じくエルフの平ボディ「NJR88A-●●●●●●●」の場合は、以下の金額となります。(12カ月契約の場合)
- 自家用(白ナンバー):20,370円
- 営業用(緑ナンバー):21,970円
なお、任意保険の費用は加入する保険によって異なりますが、年間約35〜40万円ほど費用がかかります。
車検代
トラックの車検の有効期間は普通自動車よりも短期間に設定されており、エルフの場合の有効期限は新車登録車検2年、継続車検1年となっています。
車検費用は、車輌の状態やどこで車検を行うかによっても変わりますが、エルフなど小型トラックの費用相場は6万5,000円〜が目安です。
タイヤやオイルなどの消耗部品代
トラックを安全に運行するためには、オイルやタイヤ交換といった消耗品代も発生します。
オイル交換やエレメントといった消耗品の交換は、1回で3万円ほどかかります。
タイヤを交換する場合は、タイヤの脱着・組み換え・廃タイヤ処分料なども含めて、10万円前後かかることを知っておきましょう。
※タイヤの値段は、タイヤの幅・偏平率・リム径の違いによっても差があります。
トラックのタイヤについてはこちらのコラムもご覧ください。
以上をトータルすると、燃費コストの約25万円(軽油代100円/L・年間走行距離30,000㎞の場合)と任意保険を含めて、年間維持費は約80万円〜90万円ほど。
その他トラックを維持するためには、修理費や必要な場合は駐車場代など細かな費用も発生します。
エルフの維持費を少しでも節約する方法
自動車には、用途や車両の大きさによって0~9番までの「分類番号」と呼ばれる番号が割り振られています。
このナンバーの違いによって自動車の用途や大きさを表すだけでなく、実は維持費としてかかってくる税金や車検費用などが変わってきます。
小型トラックの場合、4ナンバーを取得することで、自賠責保険料や任意保険料、高速料金などが1ナンバーよりも安く抑えることが可能です。
エルフは標準キャブが4ナンバー、ハイキャブとワイドキャッブが1ナンバーとなります。
そのため、維持費を少しでも節約したい場合は、使いやすさを追求し小型車専用に開発した標準キャブのエルフを選ぶのがおすすめです。
中古エルフトラック一覧
エルフは低燃費なので燃料費がお得!維持費も含めて検討しよう
低燃費が人気の小型トラック、いすゞの「エルフ」。
エルフの燃費値は11.8km/L。
「i-ART(自律噴射精度補償技術)」や新開発の最先端ディーゼル4JZ1エンジンを搭載したことで、クラストップの低燃費・燃料コスト低減を実現!
軽油代100円/L、年間走行距離30,000㎞と仮定した場合の燃料コストは年間で約25万円と、2トン積小型ディーゼルトラックの中でもトップクラスの燃費性能を誇ります。
トラックを維持していくためには、大きく分けて「税金」「固定費」「変動費」という維持費が発生します。
車種や車検場所などによっても変わるため一概には言えませんが、トータルすると年間維持費は任意保険を含めて約80万円〜90万円ほどといえるでしょう。
エルフは標準キャブ仕様で4ナンバーを取得することで、自賠責保険料や任意保険料、高速料金などを1ナンバーよりも安く抑えることが可能です。
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