2021.09.12
ギガとスーパーグレートを比較!走行性能や乗り心地に違いは?
こんにちは!グットラックshimaです!
トラックドライバーにとって、長距離移動や積載量の多い移動は負担が大きいものです。
できるだけ安全・快適に、日々の業務を行いたいですね。
そこで重要になるのが、走行性、安全性、居住性。
ボディも大きい大型トラックだと、とくに重視して選びたいですよね!
さまざまな大型トラックが販売されていますが、今回は「ギガ」と「スーパーグレード」について、それぞれの特徴をご紹介していきましょう。
目次
ギガとスーパーグレートの基本のスペックを比較!
まずはギガとスーパーグレードの、基本スペックから比較していきましょう!
ギガの基本スペック
ギガは、いすゞ自動車が手がける大型トラックです。
いすゞ自動車は、創業は1937年。
製造、販売の中心はトラックやバスですが、船舶や産業用エンジンを開発する、良質ディーゼルエンジンでも有名なメーカーです。
トラックの販売数は、国内シェア率NO.1!
良質なディーゼルエンジンだけでなく、環境にも配慮したエンジン設計も魅力の一つです。
いすゞ自動車のさらに詳しい情報は「いすゞ自動車のトラックの特徴とは?独自の機能や代表車種もご紹介!」でもご紹介しています。
ぜひ合わせてご覧ください。
「事故も、疲労も、故障も、未然に防いでいく」
ギガは、この理想を目指して誕生しました。
「運ぶ」ビジネスにおいて、トラックに想定されるさまざまなリスクを先進のテクノロジーで早期に回避・低減できます。
また、大型トラックの中でも広い居住空間を有しており、ファンが多い理由にもなっています。
一例として、ギガカーゴ(フルキャブ)「2PG-CYJ77C-WX-D」基本スペックをご紹介します。
- 全長 11,950mm
- 全幅 2,490mm
- 全高 3,035mm
- 荷台長 9,600mm
- 荷台幅 2,350mm
- 荷台高 450mm
- 最大積載量 15.5t
- 車両総重量 24.82t
※設定は車型によって異なります。
スーパーグレードの基本スペック
スーパーグレードは、三菱ふそうが手がける大型トラックです。
三菱ふそうは、メルセデスベンツで有名なドイツの自動車メーカー「ダイムラー」の連結子会社で、主にトラックやバスの産業用エンジンの製造を手がけています。
ドライバーの求める性能を追求しトラックを製造している三菱ふそう。
ドライバーの理想を、さらに超えた商品を届けることをメーカーの使命と考えて新型AMT「Shiftpilot(シフトパイロット)」を開発し、今までにないグレート、今までにないトラックを目指しています。
三菱ふそうのさらに詳しい情報は「三菱ふそうのトラックの特徴とは?独自の機能や代表車種もご紹介!」でもご紹介しています。
ぜひ合わせてご覧ください。
そんな三菱ふそうの大型トラック「スーパーグレード」は、ベンツのテクノロジー満載です。
ペダル専用モデル化に踏み切り、新人や女性でも運転しやすいシンプルな構造で、操作性のしやすさを実現。
パワーがありながらも省エネを意識したエンジンも魅力です。
一例として、「2PG-FV74HGZ」(FV74GUZ2XV)の基本スペックをご紹介します。
- 全長 11,990mm
- 全幅 2,490mm
- 全高 2,975mm
- 荷台長 9,600mm
- 荷台幅 2,340mm
- 荷台高 450mm
- 最大積載量 15.6t
- 車両総重量 24.82t
※設定は車型によって異なります。
中古ギガ一覧
中古スーパーグレート一覧
ギガとスーパーグレートの走行性能を比較!
ギガとスーパーグレードの走行性能も気になりますよね。
エンジンや燃費面も、詳しく比較していきましょう!
※新型のスペックをご紹介します。設定は車型によって異なりますのでご注意ください。
ギガの走行性能
前述しているように、いすゞ自動車のディーゼルエンジンは駆動力が高く定評があります。
走り出しの加速感や安定した走行感は、長距離ドライバーに人気です。
それだけでなく、運転の基本動作である発進とブレーキのキレの良さ、遠隔モニタリングによる休車時間の低減、車両コンディション自己診断機能など、ドライバーの負担軽減に役立つ装備や機能が備わっています。
特にポイントなのは、自己診断機能による車両状態の把握によって、正確な車両メンテナンスが適切に行える点です。
DPDやエンジン、エンジンオイル、尿素水、タイヤ空気圧など、データでわかりやすく知らせてくれるので、適切に整備することができます。
ギガの走行性能を「6UZ1-TCSエンジン」を例に、ご紹介します。
- エンジン型式 6UZ1-TCS
- 総排気量 9,839cc
- トルク値 1814N・m(185kgf・m)/1,000-1,200rpm
- 最大出力(馬力) 279kW(380PS)/1,800rpm
※設定は車型によって異なります。
スーパーグレードの走行性能
スーパーグレードのエンジンは、大幅な軽量化と燃費向上を達成した、「6R20」と「6S10」の2タイプのエンジンがあります。
「6R20」エンジンは、アシンメトリックターボを採用し、高過給と高EGRを両立するこ とで燃費を改善するとともに、AdBlue🄬消費量を抑えることを実現。
さらに、燃焼システムや排出ガスシステムの最適化と、エンジン全体の低フリクション化も行なっています。
「6S10」エンジンは、コンパクトな設計に加え、さらなる軽量化を達成し車両重量 の低減に貢献。
エンジン性能を最大限に発揮できる2ステージターボを採用し、低回転域でより扱いやすいトルクと高出力を実現しています。
また、全車にISS(アイドリングストップ&スタートシステム)を標準化。
高度な自動変速制御により進化したAMT「ShiftPilot」も全車に搭載し、ステアリングコラムに設置された「マルチファンクションレバー」が、スムーズなシフト操作を可能に。
2ペダルで変速ショックの少ないシフトフィーリングは操作性や快適性を高め、エンジンとの絶妙な組み合わせによって、燃費の向上も実現しています。
スーパーグレードの走行性能を「6S10エンジン」を例に、ご紹介します。
- エンジン型式 6S10
- 総排気量 7.7L
- トルク値 1,400N・m(142kgf・m)/1,200-1,600rpm
- 最大出力(馬力) 260kW(354PS)/2,200rpm
※設定は車型によって異なります。
ギガとスーパーグレートルの乗り心地は?安全面も比較!
乗り心地や、安全性能はトラックにおいて大変重要です。
ギガとスーパーグレード、それぞれの特徴を見ていきましょう。
※新型のスペックをご紹介します。設定は車型によって異なりますのでご注意ください。
ギガの安全性能&乗り心地
ギガの安全性能は、先進安全装置1、先進安全装置2、その他の3パターンに分けてご紹介します。
先進安全装置1は、毎日の安全運行をサポートし、交通事故の低減やドライバーの運転負担軽減を考え装備されているシステムです。
走行中の横断歩行者や自転車をミリ波レーダーとカメラで検知・分析する「プリクラッシュブレーキ」(作動速度設定あり)、全車速域で設定した車間距離を維持する「全車速ミリ波車間クルーズ」(スムーサーGx搭載車に標準)、車線維持するステアリング操作を電動アシストする「レーンキープアシスト(LKA)」(作動速度設定あり)、ハイビームを自動制御する「可変配光型LEDヘッドランプ」(作動速度設定あり)、横滑りや横転事故防止に貢献する「電子式車両姿勢制御システム」などがあります。
先進安全装置2は、自車だけでなく全ての人を守り、運転中のさまざまな危険を察知してドライバーに注意喚起するシステムです。
死角エリアの物体を検知し警告する「ブラインドスポットモニター(BSM)」(作動速度設定あり)、わき見や居眠り運転の抑制に貢献する「ドライバーステータスモニター(DSM)」(作動速度設定あり)、ドライバーの急病などの異常時にEDSSスイッチで対応する「ドライバー異常時対応システム(EDSS)」などがあります。
その他、オートライトやオートワイパー、ふらつき警報、ミリ波車間ウォーニング、サイドビュー&バックアイモニター、緊急ブレーキシグナルなどの多く安全装置があります。
また、大型トラック最高峰のハイルーフキャビンが選択可能で、居住性が高いのも魅力。
ハイルーフキャビンには、大人が楽々立って作業できるスペースに大容量大型ヘッダーコンソールやルーフサイドポケット、リヤパイプハンガー、LED室内照明などの魅力的なインテリアが備わっています。
標準ルーフにも、ヘッダートレイやLED照明、センターコンソールBOX、カードホルダーなど、使い勝手のいいインテリアが満載。
こだわりの標準シートの他に、オプションで備えられる高機能シート(運転席)も!
シートヒーター、ベンチレーション機能で、冬場は温かく夏場は風量調節可能な送風機能付で四季を通して快適な運転環境が得られます。
各種オプションの選択は車種によって異なるため、詳しくは販売会社へお問い合わせください。
※設定は車型によって異なります。
スーパーグレードの安全性能&乗り心地
スーパーグレードの安全性能は「ミスをしない人はいない」という考えを大切にし、事故が起こるありとあらゆる要因を追求して開発されました。
事前にミスの芽を摘むセーフティーを、さまざまな角度から実現。
最新安全装備は、スーパーグレードのプロ・ラインおよびプレミアム・ラインに、全て標準設定されています。
そんな、最先端安全装置の一部をご紹介しましょう。
「プロキシミティー・コントロール・アシスト」は、車間距離保持機能付オートクルーズに自動停止、自動発進機能をプラスした最先端装置(エコ・ラインを除く)。
とくに高速道路の渋滞時などに効果的で、先行車に合わせて一時停止と発進を自動的に行い、追突を抑制。
ストップ&ゴーの負担も軽くなり、疲労軽減にもつながります。
「ABA4(アクティブ・ブレーキ・アシスト4)/AMB plus」は、従来のAMBを進化させ自動ブレーキの精度を向上。
特にABA4は、停車車両に対しての衝突回避を可能にし、歩行者をも検知して衝突被害軽減をはかります。
「アクティブ・アテンション・アシスト」は、運転注意力低下を警告するMDAS-Ⅲに、ドライバーモニターカメラを追加した機能。
わき見や居眠りを感知し、警報音と画面表示で警告します。
また、従来のMDAS-Ⅲの機能は、アテンション・ アシストと名称を変え、ECE規制に適合 した車線逸脱警報システム(LDWS)を搭載しています。
トラックコネクトで車両の稼働状況を見える化でき、インターネットで、常にリアルタイムな車両情報が得られるのも魅力です。
居住性を左右するインテリアも充実!
シートはベルトインシートを全車に採用して、シートの上下移動やリクライニング時も常に最適な保護効果や装着感が得られます。
また、運転席のエアサスシートは、上質な座り心地でドライバー疲労軽減に貢献しています。
※設定は車型によって異なります。
ギガとスーパーグレートを比較して最適な大型トラックを
大型トラックは積載量が最も多く、移動距離も長くなる可能性が多いもの。
できるだけ安全快適に、日々の業務をこなしたいですね。
広い居住空間やバリエーションの多さで、ドライバーの快適なドライブを叶えてくれるギガ。
パワフルなエンジンで快適走行を支えてくれるスーパーグレード。
どちらも人気の高い車種です!
自分の使用状況に合った一台を見つけるため、購入の際は試乗して乗り心地や装備を確認するのがおすすめです。
グットラックshimaでも、ギガやスーパーグレードの中古トラックを取りそろえています。
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