2020.03.10
三菱ふそうのトラックの特徴とは?独自の機能や代表車種もご紹介!
こんにちは!グットラックshimaです!
日本でトラックの荷台や架装を省いた部分の「シャーシ」を製造・販売する主要メーカーは4社あります。
それぞれの特徴を知ると、自分の業務や運転スタイルに合った車種を選ぶためのヒントとなりますよ。
今回は、2019年現在での国内シェア率3位である「三菱ふそうトラック・バス株式会社」のトラックについて、その特徴や代表車種などをご紹介します。
目次
「三菱ふそうトラック・バス株式会社」はどんな会社?
三菱ふそうトラック・バス株式会社は三菱自動車工業株式会社から2003年に分社化・独立したトラック・バス部門に特化したメーカーです。
日本国内では「シェア率3位」とはいうものの、メルセデス・ベンツを中心としたドイツの自動車メーカー・ダイムラー社の連結子会社でもあり、アジア圏を中心とした海外市場ではトップクラスとなっています。
正式社名は「三菱ふそうトラック・バス株式会社」ですが、「三菱ふそう」と略されたり、海外では「FUSO」のロゴで知られてもいます。
ちなみに「ふそう」はもともと「扶桑」と書き、中国から見て東方にある神木やその生える場所を意味した単語で、後世に日本自身の異名とも称されるようになりました。
1932年に発表された初代乗合自動車には「ふそう」という愛称がつけられました。
「ふそう」の名を持つ扶桑花(ぶっそうげ)は、ハイビスカスのことを指します。
赤いハイビスカスの花言葉は『常に新しい美』。
「常に先進であること」で輸送を支えてきた三菱ふそうらしい名前であり、最新技術を駆使して新しい車両を作り続けるメーカーとして今でも愛されています。
三菱ふそう販売車両
三菱ふそうのトラックの特徴とは?
三菱ふそうの車両の特徴は「エンジンへのこだわり」。
新エコカー減税にも対応した環境性能と、パワフルでありながら省エネ構造が魅力であり、安定した走行感が得られるうえに、低ノイズゆえに長距離でも気にならない「駆動力」が三菱ふそうのトラックのエンジンにはあります。
さらに最近では世界初となる完全電気駆動小型トラックの「e-Canter」も発売されたりと、環境にも経済的にも配慮されたモデルが多く、日本のみならず海外でも愛されています。
また、居室空間も広め、標準シートでも座りやすいという快適さにも定評があり、長距離や走行時間の長いドライバーの運転をアシストしてくれます。
三菱ふそうのトラック代表車種、それぞれの特徴や魅力をご紹介!
現在、三菱ふそうで販売されているトラック車両は次の3系統です。
キャンター(CANTER):小型
物流や日々の輸送を支える運転しやすい1台です。
小型モデルでありながら、低速度でも豊かなトルクを発生させることができる力強い走りができます。
積載量も多く、標準的な小型車のサイズでありながらボディの長さの選択肢も多いため、中型トラックさながらの働きが期待されます。
また、ダイムラー社の車両に共通するデュアルクラッチ式AMT「DUONIC 2.0」も採用。
トラック世界初のトルコン式ATのイージードライブと、MTの低燃費性を併せ持ち、2つのクラッチを瞬時に切り替えることで動力の伝達効率を最大限に高め、優れた燃費性能と乗用車感覚のスムーズな走りを実現できます。
さらに「アクティブ・ミティゲーション・ブレーキ・プラス(AMB(R) plus)」の名称で衝突被害軽減ブレーキ機能を搭載するなど、安心性も高まっています。
トラック世界初の完全電気駆動小型トラックでもある「e-Canter」もラインナップされています。
- ボディーバリエーション:カーゴ/ダブルキャブ、ドライバン/保冷・冷凍バン、ダンプ、キャリアカー
グットラックshimaでは三菱ふそう「キャンター」の中古トラックも取り扱いしています!
ファイター(FIGHTER):中型
三菱自動車工業時代から換算して約60年の歴史のある「ファイター」。
4tクラスの中では新車登録台数の多い一台でもあります。
エンジンも4気筒エンジンと6気筒エンジンの2タイプを用意しており、2018年に発表されたモデルでは走行性能を活かしつつダウンサイジングされたエンジンへと進化を遂げました。
安全性能ももちろん搭載されています。
「アテンション・アシスト(AA)<車線逸脱警報システム>」では中距離~長距離ドライバーの走行にふらつきが出た場合に警告をし、安全に走行できるようにアシストします。
「アクティブ・ミティゲーション・ブレーキ・プラス(AMB(R) plus)<衝突被害軽減ブレーキ>」では、万が一の際に衝突を予測して被害が最小限で済むよう警告音とブレーキでアシストしてくれます。
- ボディーバリエーション:カーゴ・ウィングバン・ダンプ・クレーン
- キャブグレ ード:装備をシンプル化した「eco」、最新レベルの安全システムに加え、好評の内装装備を充実させた「PRO」、豪華な内外装に加えて快適機能が満載した「PREMIUM」の3グレード展開。
- 3,5t積載クラスから、10t越え積載クラスまで対応
グットラックshimaでは三菱ふそう「ファイター」の中古トラックも取り扱いしています!
スーパーグレート(SUPER GREAT):大型
エンジンは6R20(総排気量10.7L)と6S10(総排気量7.7L)の2種類を用意し、ユーザーそれぞれの走りに合わせた選択ができます。
エンジンの性能を最大限に発揮できる2ステージターボを採用しており、ストレスを感じない力強い走破性が特徴です。
6R20の最大出力は360ps、394ps、428ps、460psの4種類。
最大トルクは、360psと394ps仕様では203.9kgm、428ps仕様が214.1kgm、460ps仕様が224.3kgmとなっています。
6S10の最大出力は354psと380psの2種類。
最大トルクは142.7kgmです。
高速走行や常に積載量が多いなら迷わず6R20がオススメ!
中距離走行や積載量は中程度という場合は、6S10の方がより低燃費走行ができるというイメージですね。
走行性も定評があり、従来の運転よりも乗用車に近い走行感が魅力です。
ベテランはもちろん、これから大型トラックを扱う新人ドライバーにも安心の一台です。
- ボディーバリエーション:カーゴ、WING、ダンプ / ミキサー、トラクタ
- キャブグレ ード:装備をシンプル化した「eco」、最新レベルの安全システムに加え、好評の内装装備を充実させた「PRO」、豪華な内外装に加えて快適機能が満載した「PREMIUM」に加えまるで高級乗用車を彷彿させる「エグゼクティブ」の4グレード展開。
グットラックshimaでは三菱ふそう「スーパーグレード」の中古トラックも取り扱いしています!
三菱ふそうのトラックは性能の高いモデルが多いのが特徴!
トラックは乗用自動車に比べ、フルモデルチェンジの期間が長いのが一般的です。
しかし、三菱ふそうは積極的にマイナーチェンジを行い、よりユーザーに寄り添った一台を目指しているのが特徴的!
それにより新車販売台数を国内では伸ばしつつも、中古車市場でも性能の高いモデルが豊富なのが魅力です。
また、ドライビングアシストも充実していますよ。
三菱ふそうの中古トラック購入ならグットラックshimaに、ぜひご相談ください!
豊富なラインアップをホームページから簡単に検索できますよ!