2022.02.07

トラックの上物メーカー「極東開発工業」の特徴とは?

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こんにちは!グットラックshimaです!

 

トラックを購入する際、数ある上物メーカーがある中でどのメーカーの上物にするか、迷うことはありませんか?

 

そもそも、トラックの架装部分が別のメーカーで製造されていることを知らなかった!ということもあるかもしれませんね。

 

今回は、数ある上物メーカーの中から「極東開発工業」についてご紹介します。

メーカーの特徴から製造しているダンプトラックまで、詳しく解説していきますね!

中古極東開発工業トラック一覧

 

ダンプが代表的なトラック上物メーカー「極東開発工業」の特徴とは

極東開発工業は、兵庫県西宮市に本拠地をおく「特装車」を中心とした上物(架装)の総合メーカーです。

 

大きく分けて、主に「特装車事業」「環境事業」「パーキング事業」3つの事業を行っています。

 

トラックは、大きく分けてシャーシ(車体)とボディ(架装)の2つに分けられ、「上物」とは座席や車輪のついている車体部分の上に載せている、架装部分のことです。

実は、車体部分を製造しているメーカーと架装部分を製造しているメーカーが、必ずしも同じとは限りません。

 

車体製造は「トラックメーカー」、架装は「架装専門メーカー」製造という場合も少なくないのです。

 

また、極東開発工業はトラックの後部に装備される荷役用リフト「パワーゲート」(テールゲートリフター)を開発したことでも有名なメーカーです。

 

特装車にはダンプトラックやゴミ収集車、ストックピッカーなど色々ありますが、中でも車両運搬車の「フラトップ®Zero」は、シリーズ化されるほど人気の上物!
従来の車載車では積載できなかった、ごく車高の低いクルマも、積むことができるのが特徴です。

 

上物の種類も、様々なものがあります。

大まかに分けて、種類は平ボディ、バン、ダンプ、ウイング、トレーラーの5タイプ。

トラックの上物の種類って?特徴を詳しく解説!」もご参考くださいね。

 

次の章では、この中から極東開発工業のダンプについて詳しくご紹介します。

 

 

「極東開発工業」が製造しているダンプトラックの特徴をご紹介!

極東開発工業トラック

特装車であるダンプトラック。

最大のメリットは、積み荷を手を使わずに下ろせる点です。

荷台部分が後ろへ傾くようにできていて、そのままスライドして積み荷を地面に下ろすことができます。

 

土砂などの細かいものから、直接触れない方がいい産業廃棄物などの輸送に適しています

 

代表的なダンプトラックの種類は、リアダンプ、サイドダンプ、三転ダンプ、重ダンプ、ローダーダンプの5種類ですが、極東開発工業ではその他にも多くの種類のダンプトラックを製造しています。

例えば、テレスコ式ダンプトレーラー、土砂積載ダンプトレーラー、軽ダンプ、L&L®ダンプなどです。

 

大量輸送を可能にする土砂積載ダンプトレーラーは、積載量の向上と走行安定性の両立を実現した「軽量・低床仕様」もラインナップしています。

 

極東開発工業のダンプの中から「土砂ダンプ」「三転ダンプ」をピックアップしてご紹介します。

 

極東開発工業の土砂ダンプ

極東開発工業の土砂ダンプにはさまざまな種類がありますが、代表的な大型土砂リヤダンプシリーズをご紹介します。

 

リヤダンプシリーズには4つのポイントがあります。

 

①高圧ギヤポンプ・・・高圧ギヤポンプを装備することにより、安定した排出作業を可能にしています。

②ホイスト機構・・・極東開発オリジナルの「ごうりき」式は、長年の実績に裏打ちされたホイスト機構でダンプ時の高い剛性と走行時の低床化による高い走行安定性を実現しています。

③井桁構造のデッキ骨組み・・・デッキ骨組みはメインフレームにクロスメンバを貫通させた極東開発独自の井桁構造を採用。衝撃に強く耐久性を大幅に向上させました。

④電着下地塗装(ED塗装)

ボデーを電気の特性を活かした方法でムラ無く下地塗装し、防錆効果を高めています。

 

極東開発工業の三転ダンプ

三転ダンプは、標準三方開と強化三方開の2パターンのボディーバリエーションがあり、利便性の良いダンプです。

 

大きな特徴は、右側のサイドゲートを油圧開閉式の上開きゲートにした仕様も選べるところ

(標準完成車の改造はできません)。
遠方への排出が可能となり、タイヤが排出物に埋まる現象が解消されます。

フルダンプ角度は後方は小型で55°、中型で60°、両サイドは共に50°を実現しています。

 

側溝の埋め戻しや側方への砂利撒きなど、車が回転できない狭い道路や一方通行の道路での荷降ろしに便利です。

運転席のダンプ切換えレバーをセットするだけで、左右にも後ろにもダンプできます。

 

グットラックshimaでは、上物メーカーが極東開発工業のトラックも、豊富に揃っています。

いくつかご紹介しましょう。

 

【上物:極東開発工業製造】日野のレンジャー(TKG-FC9JCAP)

日野レンジャーから販売されているFゲートダンプ。

ゲートの上が開く仕組みのダンプです。

荷室の高さよりも高い岩などを積載していても、突っかかることなくスムーズに排出することができます。

 

一例として、ボディサイズはボディ長3.15m、ボディ幅2.00m、ボディ高0.35m、積載量は3,600kgのものがあります。

 

【上物:極東開発工業製造】三菱ふそうのキャンター(TKG-FBA30)

三菱ふそうから販売されているFゲートダンプ。

ゲートの上が開く仕組みのダンプです。

荷室の高さよりも高い岩などを積載していても、突っかかることなくスムーズに排出することができます。

 

一例として、ボディサイズはボディ長2.90m、ボディ幅1.60m、ボディ高0.28m、積載量は1,950kgのものがあります。

 

【上物:極東開発工業製造】いすゞのフォワード(TKG-FRR90S1)

いすゞ自動車から販売されている深ダンプ。

土砂ダンプに比べてゲートが高いのが特長で、荷台容量が大きいダンプです。

 

一例として、ボディサイズはボディ長3.41m、ボディ幅2.00m、ボディ高1.29m、積載量は3,100kgのものがあります。

 

※車輌状況(荷台の形状や装備など)によって積載量が前後する場合もあるので、ご注意ください。

 

さまざまな車体メーカーの上物を製造していますね。

 

このように、欲しい中古トラックを上物メーカーから探していき、気に入った上物メーカーと気に入った車体メーカーの組み合わせで購入するトラックを選ぶこともできます。

選択の幅が広がりそうですね!

 

中古極東開発工業トラック一覧

 

 

上物(架装)専門の極東開発工業を知って、中古トラック選択の幅を広げよう!

トラック購入の際に気になるメーカー。

 

トラックの車体メーカーは調べて選ぶ基準にしていた方も多いかと思いますが、他にも上物専門の製造メーカーがあるので、上物メーカー基準で選ぶのも良いかもしれません。

 

極東開発工業は、主に「特装車事業」「環境事業」「パーキング事業」3つの事業を行っています。

荷役用リフト「パワーゲート」(テールゲートリフター)を開発したことでも有名なメーカーで、特装車である車両運搬車の「フラトップ®Zero」は、シリーズ化されるほど人気の上物です。

 

ダンプも、テレスコ式ダンプトレーラー、土砂積載ダンプトレーラー、軽ダンプ、L&L®ダンプ、三転ダンプなど幅広く製造しています。

 

グットラックshimaでも上物メーカーが極東開発工業のトラックを取り扱っていますので、ぜひご覧ください!

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