2022.02.08

トラックの上物メーカー「新明和工業」の特徴とは?

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こんにちは!グットラックshimaです!

 

トラックを購入する際、重視するのはどのポイントでしょうか。

 

トラックの積載量、エンジン性能、オプション機能…。

その1つに上物(架装)を挙げる方もいるでしょう。

 

上物は、トラック車体メーカーが製造することもありますが、実はそうでない場合あります。

 

今回は、代表的な上物メーカー「新明和工業株式会社」について。

どんな会社でどんなトラックを製造しているのか、詳しくご紹介していきます!

新明和工業

 

 

ダンプが代表的なトラック上物メーカー「新明和工業」の特徴とは

新明和工業は、兵庫県宝塚市に本社を置くトラックの上物(架装)製造会社です。

 

「たゆまぬ技術革新で、安心な社会と快適な暮らしを支え続け、人々の幸せに貢献する」

を経営理念に、トラックの上物製造の他、航空機、流体(水処理機)、パーキングシステム、鉄道輸送、ごみ処理関連設備などの事業も行なっています。

 

特装車開発においては、お客さまの視点に立ち、新技術も用いて「人にやさしい製品(モノ)づくり」を目指しており、軽量化や誰にでも扱いやすい製品を通して、労働環境改善、海洋汚染防止といった「SGDs達成」に貢献している先進的な企業です。

 

そんな新明和工業が手がける「上物(架装)」とは、トラックのどの部分を指すかご存知でしょうか。

上物は、トラックの車体の上に載せているダンプの入れ物部分や、宅配トラックの箱の部分に当たるところ。

実はトラックメーカーが製造するだけでなく、新明和工業のような上物専門の製造メーカーもあるのです。

 

この場合、専門メーカーが製造した上物を、トラックメーカー(車体メーカー)が取り付け、トラックが出来上がります。

 

トラックの上物の種類って?特徴を詳しく解説!」もご参考くださいね。

 

次の章では、新明和工業が手がける上物の中でも「ダンプトラック」について、その特徴を詳しくご紹介します。

 

中古新明和一覧

 

 

「新明和工業」が製造しているダンプトラックの特徴をご紹介!

新明和工業

新明和工業では、ダンプトラックや環境整備車、液体運搬車、ミキサ車など、さまざまな上物を製造しています。

 

ここでは、主力でもある「ダンプトラック」について、詳しくご紹介していきます。

 

ダンプトラックには、主に以下の5種類があります。

  • 土砂ダンプ(土砂禁ダンプ)
  • ローダーダンプ
  • 3転ダンプ
  • Fゲートダンプ
  • 重ダンプ

 

アオリの高さがトラックの荷台よりも高く、荷台を傾けて積荷を手を触れずに下ろせるのが特徴です。

 

それぞれダンプごとに、新明和工業ならではの特徴も見ていきましょう。

 

土砂ダンプ

新明和工業では、土砂ダンプとして「リヤダンプトラック(天突きダンプ)」を製造しています。

海外でも「TENTSUKI」の名で高評価の、パワフルなダンプ装置を搭載したダンプトラックです。

他にも、ダンプトレーラ(GVW28t車級)、土砂運搬セミトレーラダンプ(GVW26t車級)、エフゲート付きダンプ(4t車級)、軽四輪ダンプなど、多彩なラインナップが揃っています。

 

ローダーダンプ

ローダーダンプは、土砂も建機運搬も出来る一台ニ役のダンプ。

ダンプ機構とスライド機構が組み合わさっているので、土砂の運搬から排出、小型建機等の積込、運搬もスムーズに行える1台です。

 

3転ダンプ

右に左に技が光る「3転ダンプ」は、業界初の「リンク式ダンプ機構」を搭載したことで、排出性能が向上しダンプ作業の効率が大幅に変わる1台です。

また、ケーブル式ヒンジコントロール装置の採用により、ダンプ方向切換えレバーのコンパクト化が実現し、運転席の居住性がアップしました。

操作性も作業性も新明和工業ならではの気配りが光っています。

 

Fゲートダンプ

Fゲートダンプと同様の働きをするのは、エフゲート付リヤダンプトラックです。

上開き式テールゲートで、積載物をスピーディーに排出します。

2tt~10tの積載量の種類を揃えているので、用途に合わせて選べます。

 

上記の他にも、深煽りダンプや、パワーシート付ダンプ、ソーダ灰運搬用ダンプ、生コン運搬車など、多岐にわたるダンプの種類で、ニーズに合わせたダンプを選べるでしょう。

 

また、アームロールなどの脱着ボディ車も製造しています。

 

脱着ボディ車とは、トラックが自分の力で荷台を積み降ろしできるシステム。

新明和工業のアームロールはコンテナ脱着とチルト排出の2機能を備え、収集、運搬、排出の一連の作業を1台でこなせます。

積荷引き取りの待ち時間短縮ができ、運送効率がアップ。

2~3t車級の小型のトラックからGVW25t車級やフルトレーラまで、大きさも選択可能です。

 

グットラックshimaでも人気のダンプやアームロールをいくつかご紹介しましょう。

※ボディサイズ、積載量は一例です。

 

【上物:新明和工業製造】UDコンドル(2RG-BRR90S2)

UDトラックスから販売されている深ダンプ。

後ろが観音開きタイプのものだと排出も楽々です。

 

一例として、ボディサイズはボディ長3.40m、ボディ幅2.05m、ボディ高0.33m、積載量は3,600kgのものがあります。

 

【上物:新明和工業製造】日野レンジャー(2KG-FD2ABA)

日野自動車から販売されているアームロール。

希少な寝台(ベット)付きもあります。

 

一例として、積載量は3,750kgのものがあります。

 

【上物:新明和工業製造】日野デュトロ(TKG-XZC630T)

日野自動車から販売されているFゲートダンプ。

かさばる積荷にも対応可能で、クイック自動シートが付いているタイプもあります。

 

一例として、ボディサイズはボディ長2.85m、ボディ幅1.59m、ボディ高0.27m、積載量は2,000kgのものがあります。

 

【上物:新明和工業製造】いすゞエルフ(TKG-NJR85AN)

いすゞから販売されているダンプ。

プロテクターアングル加工がされている車輌もあり、荷台での接触の心配がなく利用できます。

 

一例として、ボディサイズはボディ長3.05m、ボディ幅1.59m、ボディ高0.32m、積載量は2,000kgのものがあります。

 

※車輌状況(荷台の形状や装備など)によって積載量が前後する場合もあるので、ご注意ください。

 

グットラックshimaでは、上物メーカーが新明和工業のトラックも豊富に揃っています。

ぜひ1度ご覧ください!

 

 

上物メーカー「新明和工業」の特徴を知って、トラック選びの幅を広げて

使い手のことを最優先に考える企業理念から、新明和工業が製造する上物の作業性や居住性の高さが伝わってきますね。

 

また、新明和工業の手がける幅広い事業から、トラックの特装車の技術力も期待できます。

 

ダンプの種類も豊富ですので、使用条件にあった1台が見つかるでしょう。

そのほか、アームロールなどの脱着ボディ車も製造しています。

 

トラックを選ぶ際、上物製造メーカーから探してみるのも良いのではないでしょうか。

 

グットラックshimaでは、上物メーカーが新明和工業のトラックも取り扱っていますので、ぜひご覧ください!

 

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