2023.08.01
トラックの仮眠スペースで快適に過ごすコツをご紹介!構造も確認
こんにちは!グットラックshimaです!
長距離で移動するトラックドライバーは安全上、途中で仮眠をとる必要が出てきますよね。
どこでドライバーが眠っているか、ご存じですか?
実は、トラックの中に仮眠スペースがあるのです。
そこで今回は、トラックの仮眠スペースはどうなっているのか、気になる点を解説します。
仮眠スペースで快適に過ごすコツや、あると便利なグッズもご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
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目次
トラックの仮眠スペースはどこ?場所ごとのメリット・デメリット
トラックを外から見たとき、運転席と荷台しかないように見えますが、実は長距離を走るような大型トラックには、仮眠スペースが運転席の後部か上部に設けられています。
大型トラックは、運転席を後ろに大きくリクライニングできないからです。
トラックの構造は、運転手などの乗務員が乗るキャブと荷台に分かれており、運転席後部に空間があるキャブをフルキャブ、運転席後部に空間がないトラックを「ショートキャブ」と呼びます。
睡眠スペースは、フルキャブの場合は運転席後部の空間に、ショートキャブの場合は運転席の上部に設けられています。
運転席上部の仮眠スペースのメリット・デメリット
ショートキャブは運転席と助手席の背後に壁があるために、仮眠スペースを作れません。
そこで運転席上部にルーフを設置して、寝る場所を確保します。
このタイプのトラックのメリットとしては、キャブの長さを変えていないので、荷物の積載量を確保できる点です。
仮眠スペースは運転席後部にあるトラックよりも広く、カプセルホテルのようなイメージで、ゆったりとくつろげる空間を確保でき、遮光性にも優れています。
空間が仕切られているためオンオフの切り替えができ、2人乗車の場合は運転者に遠慮せずに休憩できます。
デメリットとしては、2階部分にあるため天井が近く、風の日は揺れる、雨音が大きいなど天候の影響を受けやすい点です。
また仮眠スペースへの出入りには、はしごの利用や出口の開閉をしなければならないので、面倒に感じる人も多いようです。
運転席後部の仮眠スペースのメリット・デメリット
フルキャブは、トラックのキャブ自体が広い造りになっていて、運転席と助手席の後ろに仮眠スペースが設置されています。
このタイプのトラックのメリットは、運転席から仮眠スペースへの移動が楽な点です。
運転席と同じスペースにあるのですぐに移動ができ、眠るだけでなくフリースペースとして気軽に使え、足を伸ばしながらの食事もできます。
デメリットは仮眠スペースを広くした結果、キャブが大型化し、荷室を狭めて積載量が減ってしまう点です。
運転席と同じスペースにあるので、2人乗車の際には運転手に気をつかって休めない、日中はまぶしくて寝つけないなどの点が挙げられます。
トラックの仮眠スペースで快適に過ごすコツと便利グッズ
仕事のスケジュール的に、いつ睡眠がとれるのかわからないトラックドライバーにとって、仮眠はとても大切なもの。
いくら足を伸ばして眠れるスペースがあるといっても、やはり自宅とは違い、周囲の環境など多少の不便さはあります。
そこで、トラックの仮眠スペースを少しでも快適に過ごすための方法をご紹介!
対策ごとにあると役立つおすすめグッズもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
①日光を防ぐ
仕事の都合上、夜通し走って寝るのが昼間になってしまう場合もある、トラックドライバー。
その際日の光を遮らないと、良質な睡眠をとるのが難しくなります。
運転席上部に仮眠スペースがある場合は、日光を気にする必要はありませんが、運転席後部で仮眠する場合には日光対策が必要です。
日光対策として、窓に取り付ける遮光カーテンやアイマスクがあると便利です。
昼間の睡眠に欠かせない遮光カーテンは、なるべく遮光率の高いカーテンを使用するのがおすすめ。
外から見えにくくプライバシーもガードできるので、遮光カーテンはぜひ用意しましょう。
②気になる音を防ぐ
トラックドライバーは、その日のスケジュールにより、いつどこで仮眠がとれるかがわかりません。
昼間、人の話し声や車のエンジン音が気になって眠れない人もいますよね。
騒音対策として、できるだけ車を静かな場所に止める、耳栓を活用するのがおすすめです。
耳が痛くなりやすい人用に粘土タイプや圧迫の少ないプラグタイプ、「目覚ましが聞こえないと困る」という人用にアラーム機能が付いたものもあります。
ただし耳栓は長時間付けていたり、清潔でない状態で付けていると炎症を起こす可能性があるため、 定期的に新しいものに変えたり、異常を感じたらすぐに使用を中止しましょう。
③快適な温度環境にする
暑すぎても寒すぎても、良質な睡眠はとれません。
駐車中はキャブの温度変化が激しいので、窓断熱フィルムを貼るのも一つです。
熱が伝わりにくいので車内の温度上昇を防ぎ、寝ている間の熱中症対策になります。
冬にはガラスの冷たさが伝わりにくくなるため、暖房を入れたときにすぐ循環しやすいです。
日光対策でご紹介した遮光カーテンに、断熱機能も付いたタイプを選ぶのもおすすめです。
また、扇風機や電気毛布もあるとさらに心強いですね。
アイドリングストップ時は、エアコンが使えないので
アイドリングストップを考慮すると、充電式や乾電池式が使いやすいでしょう。
④寝心地をアップさせる
良質な睡眠には、姿勢や寝心地もポイントです。
睡眠スペースに物を持ち込んで窮屈になってしまったり、床が凸凹したりしていると、快適な眠りからかけ離れてしまいます。
身の回りを整理し、手足を伸ばして眠れるように環境を整え、凹凸対策にはエアーマットレスや自分好みの寝具を用意すると良いでしょう。
アウトドア用の寝袋を活用するのも、有効です。
洗えますし、かなり暖かくなる寝袋もあるので、冬場は寒さ対策にもなります。
また、運転席後部の仮眠スペースには照明がなく、運転席の照明では光が届きません。
遮光カーテンを閉めていたとしても、電池式のルームランプがあると手元が明るくなり、着替えや食事時に便利ですよ!
このほかのトラックの仮眠スペースを快適に過ごす方法は「トラックの寝台を快適にする工夫&グッズを詳しくご紹介!」にもありますので、ぜひ参考にしてくださいね。
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トラックの仮眠スペースを快適空間にしてしっかり休息しよう
トラックの長距離ドライバーにとって、道中の仮眠はとても大切なものです。
そのため仮眠スペースは、快適なものでありたいですよね。
日光・騒音・温度・寝心地などの対策をして、仮眠スペースの快適さをアップしましょう。
そのためのアイテムとして、遮光カーテンや耳栓、扇風機や電気毛布などがおすすめです。
自分に必要なものを取りそろえて、快適な睡眠をとり、安全な走行をしてくださいね。
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