2022.06.01
フルトレーラーとは?特徴や種類、運転のポイントなど詳しく解説!
こんにちは!グットラックshimaです!
エンジン部分がなく牽引される車のついた「トレーラー」。
中でも前後に車軸がある「フルトレーラー」は、一度に大量の荷物を運ぶことができる便利なトラックです。
今回はフルトレーラーについてのお話です。
フルトレーラーの特徴や用途をはじめ、種類や運転のポイントなどについて、詳しくご紹介します。
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目次
フルトレーラーとは?特徴や用途を解説
トラックの一種である「トレーラー」。
牽引される車のついた貨物部分のことを指し、エンジンがないため自走することはできません。
トレーラーは大きく分けて「フルトレーラー」と「セミトレーラー」の2種類があります。
フルトレーラーは前後に車軸があるため、トレーラー自体で重量を支えることができます。
また、フルトレーラーの全長は25mまでという規制のため、ドライバーが一人の場合でも一度に大量の荷物を運ぶことができるというメリットがあります。
フルトレーラーはドライバーが一人ながらも大量輸送が発生するシーンで活躍するトラックと言えるでしょう。
さらに、トレーラーとトラクターは別々に分けることができるので、トレーラーを落とすことで輸送費が安くなったり、トレーラー部分には重量税がかからないため税金が抑えられたりと、さまざまなうれしいメリットもありますよ。
セミトレーラーとの違い
セミトレーラーとは、日本でもっともポピュラーなトレーラーです。
前後に車軸を持つフルトレーラーと違って、セミトレーラーの車軸は後部のみで前輪はありません。
そのため、連結をしなければ荷物を運搬できない仕組みになっています。
また、全長規制は18m、連結装置がトレーラーの車両総重量の10%以上を負荷しています。
トレーラーの種類については、「トレーラーの種類はたくさん!種類ごとの特徴を知ろう」でもご紹介しています。
ぜひ、チェックしてくださいね。
フルトレーラーの種類は?それぞれの特徴もチェック
フルトレーラーにはいくつかの種類があります。
構造と車体、それぞれの種類について見ていきましょう。
構造の種類
構造の種類には「ドリー式」と「センターアクスル式」の2種類があり、車軸の配置が異なります。
ドリー式は前軸台車を備えているのが特徴で、これはセミトレーラーと同じ仕組みになっています。
前軸ごとに旋回できるためトレーラーが追従しやすかったり、トレーラーにかかる負荷が少なかったりといったメリットがありますよ。
ただし、前軸台車とトレーラーの間の2カ所で曲がる必要があるため、後退にはコツが必要です。
一方、センターアクスル式は荷台の中央部に前軸と後軸が集まっている構造になっています。
前軸と後軸がありながらも1つの軸のように操作できるので、トレーラーをコントロールしやすいというメリットがありますよ。
また、ドリー式のような折れ曲がる部分がないセンターアクスル式は、後退が容易にできるという点もポイント。
ただし、中央部に軸があることで遠心力の影響を受けやすいので、曲がる際や停車時は注意しましょう。
車体の種類
車体の種類には「ライトトレーラー」「平ボディ」「ダンプトレーラー」の3種類があります。
ライトトレーラーは、牽引されることを前提としているトレーラー。
軽量な造りになっていて、単体での走行はできません。
そのため、運送業務外の個人のレジャー目的などで使われることが多いです。
また、平ボディは荷台をあおりと呼ばれるパネルで囲んだタイプで、さまざまな種類のトラックに採用されている形状です。
積載量や荷台の使いやすさ、価格などのバランスの良さから、輸送の多くの場面で活躍しているタイプと言えるでしょう。
そして、ダンプトレーラーの最大の特徴ともいえるのが、荷台をリフトアップできるという点。
そのため、土砂やゴミといった大量の荷物を排出するシーンなどで活躍します。
このように、車体の種類によって特徴が異なるため、業務や使用用途にあわせて車体の形状を選ぶことが大切ですよ。
グットラックshimaでは、さまざまなトレーラーを多数取り揃えています!
ぜひ、在庫をチェックしてみてくださいね。
フルトレーラーの運転のコツもご紹介!
通常のトラックに比べて全長が長いフルトレーラーは、運転時にいくつかのポイントがあります。
カーブを曲がるコツ
トレーラーは内輪差が大きくなってしまうため、右折時は大回り、左折時は車輪の通過ラインに気をつけながらゆっくりと回りましょう。
バックのコツ
トレーラーがバックする際は、どうしても左右どちらかに曲がってしまうため、少しずつ修正しながら小刻みに行いましょう。
バック時は窓を全開にして目視確認を徹底するようにしてください。
特に最後尾は死角になりやすいため、サイドミラーや目視では確認できない場合は、車から降りて確認をするなどし、安全には十分気をつけましょう。
前進のコツ
前進にはとくにコツはありません。
しかし、ほかのトラック同様に車幅があるため、車幅に気をつけながら運転することが大切です。
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フルトレーラーとは大量輸送が可能なトラック
トレーラーは大きくわけて「フルトレーラー」と「セミトレーラー」の2種類。
フルトレーラーは前後に車軸があるため、トレーラー自体で重量を支えることができます。
また、フルトレーラーの全長は25mまでなので、ドライバーが一人ながらも大量輸送が発生するシーンで活躍するトラックと言えるでしょう。
構造の種類には「ドリー式」と「センターアクスル式」の2種類があり、車軸の配置が異なります。
さらに、車体の種類には「ライトトレーラー」「平ボディ」「ダンプトレーラー」の3種類があり、車体の種類によって特徴が異なるため、業務や使用用途にあわせて車体の形状を選ぶことが大切ですよ。
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