2022.03.26
トラックのパートタイム4WDとは?特徴や他の4WDシステムとの違いも解説!
こんにちは!グットラックshimaです!
トラックを走行するときに、降雪があったり路面が滑りやすかったりすると、心強いのは4WDの四輪駆動ですよね。
実は4WDにはいろいろなタイプがあることを知っていましたか?
「パートタイム4WD」はその中の一つです!
パートタイム4WDは「2WD」と「4WD」を手動で切り替えることができることが特徴ですが、他の4WDシステムとの違いやデメリットも知っておくと、選ぶ際の参考になります。
今回はそんなパートタイム4WDについて、詳しくご紹介していきます!
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目次
トラックの4WDシステムは3つ!パートタイム4WDとは?
4WDシステムの種類は多く、メーカーによっても呼び方が異なりますが、大きく2つに分けることができます。
- パートタイム4WD
- フルタイム4WD
パートタイム4WDとは?
「パートタイム4WD」は、通常は二駆で走行し、凍結されているような不安定な路面の時は四駆に手動で切り替えることができるシステムです。
手動で切り替えるのが面倒ということも言われますが、スイッチ1つ押すだけなので簡単に操作できます。
四駆に切り替えれば、2つの前輪のタイヤから残り2つの後輪にもエンジンのパワーが届くので、滑りづらく安定した4WDで走行することができます。
フルタイム4WDのように常に4WDのパワーで走行しないのと、センターデフと呼ばれる機構が搭載されていないので、車両も軽いことから燃費の良さが魅力的です。
ドライバーの意思でパワーを切り替えることができるので「いざ!」という時に力を出せることも優れているポイントと言えます。
フルタイム4WDとは?
フルタイム4WD「トラックのフルタイム4WDとは?特徴や他の4WDシステムとの違いも解説!」とは、その名の通り、フルタイム(常に)4WDです。
エンジンパワーが常に4つのタイヤに行き届くことから、不安定な路面でも力強く安定した走行ができることが特徴です。
車両の中心部に「センターデフ」が備えられており、カーブを曲がる際にタイヤの回転数を調整してくれます。
急なカーブでも、自動的にタイヤの外側と内側の回転を調整してくれるため、安定した走行ができます。
センターデフで車両の重量が少し重くなり、常に4つのタイヤにエンジンのパワーを回しているので、燃費が悪いことがデメリットです。
ただし重い荷物を運ぶトラックでは、不安定な道でも力強く走行できるフルタイム4WDは魅力的と言えるでしょう。
シマ商会での「フルタイム4WDトラック」については、フルタイム4WDトラック在庫一覧をご覧ください!
パートタイム4WDについて、さらに詳しくチェック!
2WDと4WDを手動で切り替えることができる「パートタイム4WD」は、どんなシーンで性能を発揮するのか、どんなデメリットがあるかなど、さらに詳しく説明していきます!
パートタイム4WDの性能はどんなシーンで発揮する?
パートタイム4WDは、二駆・四駆を切り替えることができるのが特徴なので、泥道や山道や降雪する地域を運転する場合に活躍します。
エンジン回転中に切り替えることができますが、切り替え時は80km/h以下での操作が必要です。
車によってスイッチの場所は異なりますが、運転席の近くに「2WD/4WD」の切り替えスイッチがあります。
スイッチを押すと、機能している駆動力の表示灯が点灯します。
このように簡単に駆動力を切り替えることができるのがパートタイム4WDの魅力ですが、便利な反面注意点もいくつかあるので確認しておきましょう。
パートタイム4WDの注意点
走行中の路面状況に合わせて切り替えられるパートタイム4WDですが、常に4WDで走行してしまうと次のようなリスクがあります。
- 駆動システムのパーツが破損してしまう可能性がある
- タイヤの寿命を縮めてメンテナンス費用もかかってしまう
- ドライ路面でコーナーを曲がると「タイトコーナーブレーキング現象」が起きる
「タイトコーナーブレーキング現象」とは、旋回距離が短い後輪が、前輪を押し出してしまうことで抵抗力が生まれること。
そのため、カーブを曲がっている最中にブレーキをかけたような状態になってしまいます。
ただし常に2WDの場合も前輪と後輪の間に回転の差が生まれ、滑りやすく凍結した道では片輪がスリップしてしまうことがあるため注意が必要です。
状況に応じてシステムを切り替え、安定した走行を心がけましょう。
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パートタイム4WDは走行中の状況に合わせて切り替え可能!
4WDにはさまざまな駆動システムがあり、それぞれ良し悪しがあります。
パートタイム4WDは、手動で二駆と四駆を切り替えられるため、その路面に合わせた走行スタイルを調整することができます。
その結果、フルタイム4WDよりも燃費がよいと言えます。
切り替えを怠ってしまうと、タイヤの劣化を進めてしまったり、スリップをしてしまうことがあるため注意が必要です。
一般道路や、高速道路などの通常走行時は「2WD」。
積雪路や砂利道、坂道など滑りやすい路面の時は「4WD」に切り替えましょう。
トラックの運転は、普通乗用車に比べて重量が重たいためエンジンのパワーが必須です。
正しく使えば、必要な時に力を発揮しドライバーの負担を少しでも軽減してくれます。
安全に走行するには、状況に合わせた走行をすることが大切です。
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