2025.04.15

ウイング車からクレーン架装へ!補強板取り付けで安全施工

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こんにちは!グットラックshimaです!

 

使用頻度が減ったウイング車をクレーン付き車両へ架装したいとお考えの方もいらっしゃることでしょう。

トラックの使い道が変わり、ウイング車よりもクレーン車が必要になった場合、新しく車両を購入するよりも、現在お持ちのウイング車をクレーン車に架装変更する方が経済的です。

しかし、「ウイング車からクレーン車への架装は可能なのか」「どんな工程が必要なのか」と疑問に思われている方も多いかもしれません。

 

今回は、ウイング車からクレーン付き車両への架装について詳しく解説します。

架装の背景から必要な工程、補強板取付の重要性まで、分かりやすくご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

ウイング車からクレーン車

 

 

ウイング車からクレーン付き車両へ架装する背景

物流業界や建設業界では、多様な現場ニーズに対応するため、トラックの使い方も変化しています。

 

ウイング車を使用していたお客様から、「仕事の種類が変わったのでクレーン車として使いたい」というご相談をいただくことがあります。

 

このように、事業内容の変更により車両の用途が変わり、既存車両を有効活用したいというニーズもあるのです。

 

クレーン付き車両の活躍シーン

クレーン付き車両は、トラックにクレーンを搭載した車両で、さまざまな現場で活躍しています。

建設現場では重量物の積み下ろしや設置作業、運送業では大型の荷物の搬入出作業など、人の手だけでは難しい作業をサポートが可能です。

 

クレーン付き車両は大きく以下3つのタイプに分かれています。

  • キャブバック型
  • ハイアウトリガー型
  • 荷台内架装型

 

キャブバック型は、運転席と架装の間にクレーンがあるタイプで、最も一般的なトラックです。

レッカー車としても使用されています。

 

ハイアウトリガー型は、アウトリガーで車体を持ち上げ、支えながら作業できるタイプで、重量物の運搬作業に適しています。

 

荷台内架装型は、架装内にクレーンが装備されているタイプで、コンパクトで狭い場所での作業に向いています。

用途や作業環境によって、最適なタイプを選ぶことが重要です。

 

トラックの上物の載せ替えについて詳しく知りたい方は、「トラックの上物だけ載せ替えることは可能?」をご参考ください。

 

 

グットラックshimaの架装の解決事例

グットラックshimaでも、ウイング車からクレーン付き車両への架装を行なっています。

 

お客様からの依頼内容

「仕事の種類が変わってウイング車の出番が無くなっちゃって。代わりにクレーンの仕事で使いたいんだよね。」

 

ウイング車を使用していたお客様から、このようなご相談をいただきました。

 

施工の流れ

ウイング車からクレーン付き車両へ架装する前に、まずはクレーン仕様への変更が可能かどうかをメーカー側に確認することが必要です。

車種や年式によっては、クレーン架装に対応していない場合もあります。

 

特に大型4軸低床車などは、クレーンを載せるための構造的な条件を満たしているか確認が必要です。

メーカーに確認し、変更可能と判断された場合に初めて、架装作業に進むことができます。

 

お客様からのご依頼に基づき、クレーン取付け用の補強を施工し、PTOを増設してクレーンを取り付けました。

 

PTOとは

クレーン架装では、PTOの設置も重要な工程です。

 

PTOとは「Power Take Off(パワーテイクオフ)」の略で、トラックのエンジンからさまざまな作業をするための動力を取り出す装置です。

通常、トラックのエンジンは走行するための動力として使用しますが、クレーンなどの作業には、さらに大きな動力が必要になります。

 

PTOは、作業時にエンジンから動力を取り出し、パワーとなる動源力を生み出す仕組みになっています。

クレーン車には、PTOが必須となるため、ウイング車からクレーン車へ架装する際には、PTOの増設も必要です。

 

PTOについては、以下の記事でも詳しく説明しています。

トラックのPTOとは?どんな車に搭載されている?PTOの種類も

 

施工ポイント

クレーン架装の中でも重要なのが、補強板の取り付けです。

 

クレーンを使って重い荷物を持ち上げる際、トラックのフレームに大きな負荷がかかります。

大きな負荷を分散させ、トラック本体を保護するために、補強板の取り付けが必要不可欠なのです。

 

補強板は、クレーンの取り付け部分を中心に、荷重が集中する箇所に施工します。

これにより、クレーン操作時の安全性を確保し、トラック本体の耐久性も向上させられます。

 

▼大型4軸低床車をクレーンを載せるための補強板取付中

補強板の取り付け

 

▼大型4軸低床車 クレーンの取付け

クレーンの取り付け

 

お客様の声

▼Before(ウイング車)

ウイング車

 

▼After(クレーン車)

クレーン車

「元ウイング車だったなんてわかんないね!」

 

実際に当社でクレーン架装を行なったお客様からはこのようなうれしいお声をいただきました。

 

お客様のご要望と予算に合わせた最適な提案と、迅速な対応で、多くのお客様にご満足いただいています。

 

専門的な知識と技術を持ったスタッフが丁寧に作業することで、見た目にも機能的にも満足いただける仕上がりになりました。

 

 

クレーンを載せるための補強板取り付けならグットラックshimaへお任せ!

補強板取り付け

グットラックshimaでは、ウイング車からクレーン付き車両への架装をはじめ、さまざまな架修・架装に対応しています。

 

選ばれる理由

当社が選ばれる理由はいくつかあります。

まず、トラック購入時にワンストップでオーダーが可能です。

新車や中古車の購入から架装まで、一貫して対応できるため、お客様の手間と時間の節約が可能です。

 

また、自社部品工場との連携により、スピード対応を実現しています。

部品の調達から取り付けまで、スムーズに進められます。

 

さらに、高い技術力と安心の品質を提供しています。

経験豊富なスタッフが、お客様のご要望に合わせた最適な架装プランのご提案が可能です。

そのため、ウイング車からクレーン付き車両への架装も、安心安全の品質でご提供しております。

 

 

ウイング車からクレーン架装への変更で事業効率アップ!

今回は、ウイング車からクレーン付き車両への架装について解説しました。

 

事業内容の変更によりウイング車の使用頻度が減り、クレーン付き車両が必要になった場合、新たに車両を購入するよりも、既存のウイング車をクレーン付き車両に架装変更する方が経済的です。

 

架装にあたっては、まずメーカーに変更可能かどうかを確認することが重要です。

変更可能と判断されたら、クレーン取付け用の補強板施工とPTOの増設が必要になります。

PTOはトラックのエンジンから動力を取り出す装置で、クレーン操作には欠かせないものです。

ウイング車からクレーン付き車両への架装は、専門的な知識と技術が必要な作業です。

 

ウイング車のクレーン架装に関するお悩みや疑問は、架修・架装工場が充実しているグットラックshimaへお気軽にお問い合わせください!

 

架修・架装

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