2024.12.23
セルフクレーンのボディカスタマイズ!化粧板(歩み掛け加工)とキャタ掛け加工の設置の事例!
こんにちは!グットラックshimaです。
化粧板は、雨風に強く、安全性に優れていることが特徴です。
お持ちのセルフクレーンのボディが積載仕様ではないため、重機などを運べず困っているということはありませんか?
そんな時は、化粧板(歩み掛け加工)を取り付け、重機などを運べるようにカスタマイズすることをおすすめします。
今回は、グットラックshimaが手がけたセルフクレーンのボディカスタマイズ事例をご紹介します!
化粧板の設置とキャタ掛け加工も同時に行うことで、非常に利便性も高くなりますよ。
また、「化粧板とは?」「キャタ掛け加工って何?」という疑問にもお答えします。
ぜひ今回のコラムを参考に、お持ちのトラックのカスタムの参考にしてくださいね。
目次
農器具を積めるセルフクレーンにボディカスタマイズ事例!
ご依頼内容
お客様から以下のご依頼をいただきました。
元々の車輌自体はセルフクレーンだが、ボディが積載仕様ではないため、積載をできるような形にしてほしい。
農機具(キャタピラーなど)を積載できないことが不便なため、積載できるようにボディをカスタマイズしてほしいというオーダーでした。
解決内容
お客様のニーズに合わせ、以下の作業を実施しました。
リア台枠部分の撤去し歩み板掛けの化粧板を設置
荷物の積み下ろしをスムーズにするため、歩み掛け加工を新たに設置しました。
歩み板掛けの化粧板の取り付け
下記画像の赤枠部分のくぼみが、スロープ部分の歩み板を引っ掛けられる部分です。
今回の架装で新たにフックを設置しました。
この作業で歩み板をスロープ上に斜めに掛けられるようになり、農機具を積載することができるようになります。
キャタ掛けを設置
キャタ掛けとは下記画像の赤枠部分を指します。
※画像は加工途中です
等間隔で横棒を設置することで、キャタピラーなどに絡まり、滑らずに登ることができます。
キャタピラーを積むための加工を「キャタ掛け加工」と呼びます。
地域によって呼び方が「ブル積み加工」とも呼ぶことがあります。
床下への補強施工
積載時の強度を確保するため、床下に補強を施しました。
お客様の声
「農機具を積むだけなんだけど、この加工がないと話にならないんだよね!作業効率が格段に上がったよ。」(お客様談)
グットラックshimaの施工ポイント!湿地でも対応できる加工をご提案
お客様のお困りごとをお聞きしたところ、湿地での使用が多いとのことでしたので、あわせて化粧板(歩み掛け加工)設置とキャタ掛け加工、耐久性と機能性を重視した設計を施しました。
①化粧板(歩み掛け加工)設置
トラック後方をスロープ状にするには、歩み板を後方に取り付けられるようにしなければいけません。
歩み板を後方にフックのようなものを取り付け、板を設置し荷台に重機を積めるようにします。
②キャタ掛け加工(ブル積み加工)の設置
湿地や不整地での使用に対応するため、キャタピラーが積みやすいようにする加工です。
キャラピラーが積みやすいように、等間隔に棒を設置し、キャタピラーが滑らず噛むような歩み板(歩み掛け化粧板)を設置しました。
この加工のことを「キャタ掛け加工」や「ブル積み加工」といいます。
これにより、農機具などの積載作業がさらに便利になります。
③耐久性と機能性を重視した設計
強度を高める補強施工と使いやすさを追求したデザインで、お客様のニーズに合わせた仕上がりを実現しました。
クレーン車を積載仕様に改造することで、作業の幅が広がり、現場での効率が向上します。
また、使用環境に応じたカスタマイズを行うことで、より実用的で長く愛用いただける車両へと生まれ変わります。
クレーン車の改造やカスタマイズのことなら、ぜひグットラックshimaにご相談ください!
用途や環境に応じた最適な提案で、お客様のご要望にお応えします。
ブル積み(キャタ掛け加工)とは?
ブル積みとは、トラックの荷台や車体を、重機を使って積み込み作業に対応できるように架装すること。
等間隔に棒を設置し、重機(農機具、キャタピラーなど)が滑らずに、等間隔の棒を噛むことで、滑りにくくする加工のことを指します。
セーフティローダーのような車両を運ぶためのトラックは、元々後方がスロープ状になるよう設計されています。
しかし、セルフクレーンなどで後方が元々スロープ状になっていないトラックでも、ブル積み加工を施すことによって重機を積みやすくすることができるようになります。
トラック後方をスロープ状にするには、「歩み板」と呼ばれる板を後方に取り付けられるようにしなければいけません。
歩み板は、積載する重機などが荷台に乗るためのスロープ部分に該当します。
トラック後方に歩み板を引っかけて固定するよう、フックを取り付けるなどすれば、ブル積みが可能となります。
歩み板そのものは重くなくても、重機などを積載する際トラック後方のフックにかかる重さは相当なものとなるでしょう。
そのため、ブル積み加工を依頼する際はしっかりと金属加工のできる業者に依頼する必要があります。
ブル積み加工は、地域によっては「キャタ掛け加工」とも呼ぶことがあります。
化粧板(歩み掛け加工)の設置とキャタ掛け加工ならグットラックshimaへ!
化粧板(歩み掛け加工)の設置とキャタ掛け加工は、ぜひグットラックshimaへご依頼ください!
グットラックshimaは創業以来、トラックの修理や買取・販売を専門に行なっている企業です。
どのようなサイズ・重量・形状のトラックもおまかせください!
当社は日本最大級の架修・架装工場を有しており、トラックの架修・架装や鈑金塗装を行う専門チームがお客様のご要望にお応えいたします。
木材だけでなく、ありとあらゆる金属を加工する設備も整っているため、ブル積みに必要なフックの製作・取付もお手の物です。
トラックの構造を熟知したスタッフがご希望をお聞きし、お見積りしますのでぜひ一度お問合せください。
セルフクレーンのボディカスタマイズ(化粧板の設置・キャタ掛け加工)ならグットラックshimaにおまかせ!
今回は、セルフクレーンへボディカスタマイズ(化粧板の設置・キャタ掛け加工)を施した当社の事例をご紹介しました。
化粧板(歩み掛け加工)を設置することで、スロープ状ではないトラックでも、重機をスムーズに積み込むことが可能になります。
キャタ掛け加工とは、キャタピラーなどの重機を運ぶために、等間隔の等間隔で横棒を設置し、重機が滑らずに登ることができる板のことをいいます。
また、キャタ掛け加工のことを「ブル積み加工」と呼ぶことがあります。
今回の事例では、トラック後方をスロープ状にするために、歩み板を取り付けられるフック加工を施しました。
こういったボディカスタマイズは、金属加工のできる専門業者に依頼することをおすすめします。
セルフクレーンなどトラックの板金塗装は、グットラックshimaへおまかせください!
トラックに詳しい専門のスタッフが専用の環境を整え、ご希望通りに仕上げさせていただきます!
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