トラック荷台の構造を種類別に解説！特徴を知ろう

こんにちは！グットラックshimaです！

トラック荷台の構造は、平ボディやアルミバンなど、種類によって造りが異なります。

トラック荷台の構造に興味がある方は、「どのような造りなの？」と疑問を持つ方もいることでしょう。

そこで今回は、トラック荷台の構造を種類別に解説していきます。

荷台の種類によって異なる特徴も紹介するので、ぜひご覧ください。

トラックの荷台構造を種類別に解説

トラックの荷台構造は、平ボディやウイングボディ・アルミバンなど、種類やタイプによって異なります。

種類別の荷台構造や特徴を紹介するので、ぜひご参考ください。

平ボディ

平ボディのトラック荷台の構造は、「床板」と「鳥居部」「あおり」で構成されており、トラックの基本的な形となっています。

前方キャブと荷台の間に鳥居部が設置され、左右と後方に柵状のあおりという部品が取り付けられます。

あおりの高さは数十㎝ほどとなっており、走行中積み荷の落下を防ぐ役割を担います。

また、積み込みや積み下ろしの際は、あおりを下側へ開放することで、作業性が向上します。

平ボディには屋根がないため、荷物の積み込みや積み下ろしの作業性に長けている反面、雨風にさらされるというデメリットも存在します。

雨風にさらされたくない場合は、シートを被せることで雨風をしのぐことが可能です。

ダンプ

ダンプトラックの荷台は、油圧機構を活用して傾ける仕組みになっており、手作業を必要とせずに効率良く荷物を下ろすことができます。

特に細かい土砂や産業廃棄物の輸送に適しており、木材や建築資材の運搬にも活躍します。

ダンプには、「リアダンプ」「サイドダンプ」「三転ダンプ」「重ダンプ」「ローダーダンプ」など、用途や現場の状況に応じて種類があります。

ウイングボディ

ウイングボディのトラック荷台の構造は、「床板」と「フロントパネル」「あおり」「リヤドア」「ウイングサイドパネル」で構成されています。

トラックの荷台部分が屋根のある箱型となっており、荷台の側面全体が開閉する仕組みです。

両側を開けると、翼を広げた鳥のような見た目となることが。

開口部が広く大きいため、フォークリフトを使用した荷物の積み込みや積み下ろしの作業性が高いです。

大型の荷物を積み込む際に活躍するトラックとなります。

アルミバン

アルミバンのトラック荷台の構造は、「床板」と「サイドパネル」「リヤドア」で構成されています。

アルミバンは、荷台外部の影響を受けにくいため、安全に荷物を運べるトラックです。

箱型の荷台となっており、雨風や直射日光から荷物を守れます。

側面に開閉できるドアが付いている場合や、リヤドアのみ設置されている形状など、トラックによって異なる箱が設置されています。

幌車

幌車のトラック荷台の構造は、平ボディの造りに加えて、幌骨とポリエステル製の幌で構成されています。

平ボディに幌骨と呼ばれる金属製の骨組みを取り付け、幌を覆った荷台となります。

平ボディの荷台よりも雨風を防げる特徴がありますが、アルミバンほど強度はありません。

軽量かつアルミバンよりも安価なコストで造れることが大きなメリットです。

保冷車

保冷車のトラック荷台の構造は、アルミバンに断熱材を敷き詰めた造りとなっています。

温度変化を最小限に抑えることを目的としており、野菜や果物・植物などの運送に最適です。

大きなクーラーボックスが装備されたトラックと認識するとイメージしやすいでしょう。

冷凍冷蔵車

冷凍冷蔵車のトラック荷台は、保冷車の造りに冷却機能をプラスした構造となっています。

冷凍食品やアイスクリームなどの運送で活躍するトラックです。

荷台の温度管理を行えることも大きな特徴です。

トラックの荷台にどのような種類があるか知りたい方は、「トラックの上物の種類って？特徴を詳しく解説！」もあわせてご参考ください。

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トラック荷台の構造は種類によって造りが異なる

トラックの荷台は、平ボディやアルミバン、ウイングボディなどによって構造が異なります。

基本的には「床板」と「あおり」や「サイドパネル」などが使用されている構造です。

それぞれのトラック荷台は、雨風にさらされるのか、開口部がどこなのかという違いがあります。

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